サンマルコが幅130mmのコンパクトサドル Shortfit 130をリリース

サンマルコがショートノーズサドルのShortfit 2.0に130mm幅のコンパクトモデルを追加。小柄な方などの新たな選択肢となるレーシングサドルだ。また、プロチームに供給するデザインのPRO SERIESも販売されることとなった。

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自転車関連企業が集う北イタリアを拠点にするサドルブランドの一つがサンマルコ。1935年に創業し、その長年に渡る歴史の中でトム・ボーネンやマリオ・チポッリーニ、アルベルト・コンタドールらチャンピオンたちに支持されてきたブランドだ。

そんな老舗が近年のショートノーズトレンドに合わせて開発したモデルがShortfit。ウェーブ形状の座面を採用することで、骨盤が自然と安定するフィット感を実現。座面の後部やノーズ付近にも座りやすいような設計が施されており、どのような状況でも快適なペダリングを可能としている。

さらにオープンフィットと呼ばれる座面開口部は非常に大きく作られており、大胆な前傾姿勢でも圧迫しにくく、常に快適に座ることができるサドルを実現した。ヒルクライムやロングライドなどでストレスがかかりやすい状況でもリラックスして座ることができそうだ。

そんなShortfitに130mm幅という非常に幅狭のモデルが追加されることとなった。Shortfitシリーズは通常140mm（S）と155mm（L）がレギュラーサイズとして展開されているが、それよりもコンパクトなサドルがラインアップに登場。

サンマルコでは坐骨結節間が120mmのライダーにはSを勧めており、2019年以降に行われた日本の測定データでは87％の人がSサイズがフィットするというデータがあるという。そのサイズでも大きめに感じる小柄な方や成長途中のキッズにとって、今回登場した130mm幅モデルはぴったりのサドルだ。

ラインアップはレールの素材違いの3種類。カーボンDNAレールを採用するハイエンドのShortfit 130 Carbon FXは重量が135gで、価格は35,200円（税込）。ミドルグレードのShortfit 130 RacingはレールがXシーライトで、重量は175g、価格は27,500円（税込）。エントリーグレードのShortfit 130 Dynamicはレールがマンガン、重量は195g、価格は15,400円（税込）。

プロ供給品と同じデザインのプロシリーズが登場

数々の勝利と共にあるサンマルコは、今年ノボ ノルディスク、ワグナー・バザンWBといったプロチームと、オフロードのKTM MTBファクトリーチームをサポートし、世界最高峰のレースを戦っている。そんなプロチームに供給されているサドルと同じデザインが一般販売されることとなった。

プロシリーズと名付けられたレプリカモデルは、レギュラーモデルで黒色のロゴマークが白色となり、サドル中央部にも白帯でPRO SERIESEと記載されたスペシャルモデル。ラインアップはShortfit 2.0とAspide Shortの2種類で、どちらもCarbon FX（ハイエンド）モデルとなっている。

Shortfitは上述の通り、ウェーブ形状でフィット性が高いモデル。140mm幅のSは重量が168gで、155mm幅のLは重量が172g。価格は39,600円（税込）。

Aspide Shortは名作Aspideをベースとして全長を短くしたスタンダードモデル。ニュートラルな座面形状を採用しており、着座位置の調整が行いやすくなっていることが特徴。また軽量性にも優れ、140mm幅のSは重量が150gで、155mm幅のLは重量が172g。価格は39,600円（税込）。

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サンマルコ Shortfit130
サイズ：ナロー（W 130 x L 255 mm、S3、135g/175g/195g）
レール：カーボンDNA / Xシーライト / マンガン
カバー：マイクロフィール
価格：35,200円（税込、Carbon FX）/ 27,500円（税込、Racing）/ 15,400円（税込、Dynamic）

サンマルコ Shortfit 2.0 PRO SERIES
サイズ：ナロー（W 140 x L 255 mm、S3、168g）、ワイド（W 155 x L 255 mm、L3、172g）
レール：カーボンDNA
カバー：マイクロフィール
価格：39,600円（税込）

サンマルコ Aspide Short PRO SERIES
サイズ：ナロー（W 140 x L 255 mm、S3、150g）、ワイド（W 155 x L 255 mm、L3、155g）
レール：カーボンDNA
カバー：マイクロフィール
価格：39,600円（税込）