2km地点で飛び出し、リードを築いたマチュー・ファンデルプール(オランダ、アルペシン・プレミアテック) (c)ŠKODA TOUR DE LUXEMBOURG 小国ルクセンブルクで開催されたツール・ド・ルクセンブルク(UCI2.Pro)を締めくくるのは、距離177kmのアップダウンコース。前日の個人タイムトライアルで総合リードを広げたダヴィデ・ピガンゾーリ(イタリア、ヴィスマ・リースアバイク)たちを先頭にスタートを切るや否や、2km地点で飛び出したのがマチュー・ファンデルプール(オランダ、アルペシン・プレミアテック)だった。
総合ライバルのアタックに反応するダヴィデ・ピガンゾーリ(イタリア、ヴィスマ・リースアバイク) (c)ŠKODA TOUR DE LUXEMBOURG 175kmに及ぶ独走でフィニッシュに飛び込むマチュー・ファンデルプール(オランダ、アルペシン・プレミアテック) (c)ŠKODA TOUR DE LUXEMBOURG レース後半に入ってヴィスマやリドル・トレックがメイン集団のテンポを上げたものの、「ファンデルプールvsメイン集団」という構図は変わらず、総合成績ジャンプアップを狙ったアタック合戦によって差は1分ほどまで縮まったが世界選手権でのタイトル奪還を見据えるファンデルプールは全く動じない。結局レース距離177kmのうち、実に175kmをたった一人で走ったファンデルプールが最終ステージ優勝を掴み取った。
総合優勝を決めたダヴィデ・ピガンゾーリ(イタリア、ヴィスマ・リースアバイク) (c)ŠKODA TOUR DE LUXEMBOURG 総合トップスリーと、山岳賞・ポイント賞を掴んだマチュー・ファンデルプール(オランダ、アルペシン・プレミアテック) (c)ŠKODA TOUR DE LUXEMBOURG ライバルのアタックを防いだピガンゾーリはステージ4位に入って総合優勝を達成。「今日の目標だった総合優勝を達成できた。ステージ優勝にはあまりこだわっておらず、総合成績で遅れていたマチューには驚異的な走りを見せつけられた。彼は間違いなく勝利に値する選手だ。でも、僕たちはここでの走りを誇りに思うことができる。チームメイト全員の努力に感謝したい」と語り、イタリア代表メンバーとして向かう世界選に弾みをつけている