BMCが放った新型Teammachine SLR01は、単なるモデルチェンジではない。それは「軽いバイク」という既成概念そのものを覆し、プロフェッショナルレベルのパフォーマンスと“BMCらしさ”の象徴たる「Ride Feel」を再定義する、技術と思想の結晶だ。
ユーロバイクを控えたドイツ・フランクフルトの一角でBMCが開催した、わずかな関係者のみを招いたクローズドイベント。BMCのデザインアイデンティティを保ちながら進化したTeammachine SLR01の姿がそこにはあった。

少数のメディアを招いて行われたプレゼンテーション photo:So Isobe 
BMCのデザイナーが制作したTeammachine Rも展示。会場に彩りを添えた photo:So Isobe

ツール・ド・フランスで新型Teammachine SLR01を駆るジュリアン・アラフィリップ(フランス、チューダー・プロサイクリング) photo:CorVos
「Teammachine SLR01は、BMCにとって最も大切なバイクです」。発表のステージに立ったBMCの首脳陣は、開口一番そう語った。「ただ軽ければ良い、そんな時代はとっくに終わりました。このバイクが生まれたフルストーリーを理解してほしい」。その言葉には、単なるスペックや数値の比較では語り尽くせない、開発にかけた情熱と誇りがにじむ。
「フレーム重量700g」「前作比マイナス16%のフレームセット軽量化」「Teammachine Rに匹敵する剛性と空力性能」といった成果の裏にあるのは、「Impec LAB」で繰り返された狂気に近いこだわりだと語られた。この特集では、BMCの象徴であるTeammachine SLR01が、どのように進化し、何を継承し、どこまで踏み込んだのかを徹底的に解き明かしていく。

グレッグ・ヴァンアーヴェルマートのために作られたリオ五輪金メダル記念モデル(第2世代/レプリカ)。奥はジョージ・ヒンカピーのための特別バイク(初代)だ photo:So Isobe
BMCが初代Teammachine SLR01を送り出したのは2010年だ。SLC01の後継モデルとして生まれた初代機はカデル・エヴァンスによるツール・ド・フランス制覇やフィリップ・ジルベールの世界選手権制覇を支え、一気にBMCを「勝てるブランド」へと再浮上させる。2013年にデビューした第2世代モデルはグレッグ・ヴァンアーヴェルマートのリオ五輪金メダルを支え、2017年デビューの第3代モデルではディスクブレーキを採用し、さらに第4代モデルは空力性能を追加して成熟。高速化の一途を遂げるロードレース界において、BMCを駆るチューダー・プロサイクリングは依然エアロロードのTeammachine Rを主力とするが、BMCの開発陣はあくまで「軽量クライミングモデル」としての本質を貫き、Teammachine SLR01の進化に挑み続けてきた。
そして今回発表された第5世代のTeammachine SLR01は、これまでの伝統を受け継ぎながら、重量、剛性、空力、ジオメトリー、さらには塗装の厚みに至るまで、すべての要素を見直すことで、新たな“登れるオールラウンダー”というポジションを獲得。しかも、ただ軽く乗り心地を犠牲にしたバイクではなく「踏める」「曲がれる」「下れる」バイクとして。

フレームセット重量は1,173g。前作から16%(-222g)分を切り取ったカットモデルが用意された photo:So Isobe

削減した222g分を切り取った先代のカットモデル。 photo:So Isobe 
黒x赤の「Carbon / Neon Red」はチューダーの選手も駆る最軽量ペイント photo:So Isobe
真横からの公式画像からも分かるとおり、BMCらしい直線的なフォルムは先代同様だ。しかし実際には塗装込みの54サイズで700gというフレーム重量を叶え、シートポストとフォークを含めたフレームセットの重量は1,173gと前作から16%(-222g)削減。それでいて剛性値をまったく損なっていないという。
「これは私たちのエンジニアリングの結晶です。軽量化を達成した理由の半分は、フレーム形状を工夫することで使用素材量を削減したこと、もう半分がカーボン素材とレイアップによるもの。狂気的なまでの合理性と反復によって導かれた結果です」。

各チューブのエッジを落とし、強度と軽量性の両立を図った photo:So Isobe
第5世代のTeammachine SLR01では、前作に見られた角張ったチューブ形状から滑らかな面構成へと再設計が施されている。カーボン積層において、エッジは素材を多く必要とし、応力集中を生みやすい。曲面を活かすことで強度と軽量性の両立を図っているのだ。
塗装へのこだわりも徹底している。「腕のいいペインターでも、塗料1層で30g以上増えてしまう」と語る開発陣は、チューダーの選手たちが乗る黒x赤のモデルには極めて薄い塗装を採用した。最終的な外観には一切の妥協を許さず、それでいて必要以上の装飾を排した“スイス的な美しさ”が宿っている。

シートステーは極めて細い。UCIルール下限だが、シートチューブとの交点付近には横剛性を確保するための工夫が見える photo:So Isobe 
僅か134gのシートポスト。先代から-27%もの軽量化を遂げたという photo:So Isobe
安全性が絶対に求められるフォークは339g(先代比-8%)と敢えて極端には軽量化されていないが、シートポストは思い切って134g(-27%)とダイエット。シートポストクランプの方式も変更したことで固定力と軽さのバランスをとっているという。
何より注目すべきは、「軽さ」と「剛性」の関係性についての開発陣の考え方だ。「アスリートが体重を落としても筋肉まで落としてしまったら本末転倒。それと同じことがバイクにも言えます。FEA解析(有限要素解析)を駆使し、新型Teammachine SLR01の各種剛性値は先代、そしてTeammachine R同様のレベルにまで達しています」。

フレーム全体で縦方向14mmのフレックス量を持たせた。快適性を増し、乗り手のパフォーマンスを上げるために photo:So Isobe 
フォークのトレイル値は63mmを維持。スルーアクスルの穴が貫通していないのは前作同様だ photo:So Isobe
軽量で、剛性が高く、空力にも優れる──それだけで「良いバイク」とは呼べない。BMCが新型Teammachine SLR01 Gen5で追求したのは、速い要素の寄せ集めではなく、ライダーに自信を与える「ライドフィール」だ。「ただ軽いだけのバイク、硬いだけのバイクを作るのは簡単です。でも、それらを叶えた上でBMCらしい乗り味を実現するのは本当に難しいことでした」。開発者のこの一言にすべてが凝縮されている。
ダウンヒルでの安心感を語るうえで欠かせないのが、BMCが長年守り続けてきた「トレイル値63mm」。この数値は、直進安定性とコーナリング性能の理想的なバランスを生み出すものであり、先代から踏襲されている。「おっかなびっくりで下るようなバイクではレースにならない」と、プレゼンターの言葉には自信が沸る。

燦然と輝く伝統のモデル名。「Teammachine SLR01はBMCにとって一番大切なバイク」と言う photo:So Isobe

ボトムブラケットの規格はPF86。「生産精度が向上した今となっては、異音に悩まされていたのは過去の話」と開発者は言う photo:So Isobe 
シートチューブ〜シートポストはTeammachine R同様の形状に進化。クランプ方式も変更された photo:So Isobe
フレームが路面からの突き上げを吸収するフレックス量は最大14mmにもおよび、身体への負担を和らげることで、ロングクライムや連日のレースにおいても脚を残す設計思想だ。デフォルトのタイヤは26mmだが、最大で32mmタイヤを履かせてもなお左右に4mmずつのクリアランスを確保する。ジオメトリーはTeammachine Rと完全に同一で、XXSとXSサイズではシート角を立たせることで前乗りポジションを取りやすく、XLとXXLではやや寝かせて高身長ライダーでも自然なフォームを取れるように設計されている。これはバイクフィッターや市場からの声を反映したアップデートだそうだ。

新型Teammachine SLR01に異なるハンドルセットを取り付け、Teammachine Rと比較した空力データ (c)BMC 新型Teammachine SLR01のチューブ形状は、エアロロードのTeammachine Rから多くの要素を受け継いでいる。特にダウンチューブやフォークブレード、ヘッドチューブまわりの整流効果は、前作を大きく上回る。CdA(空気抵抗係数×投影面積)の比較では、同一パーツ構成・45km/hでの走行条件下において、
SLR01 + ICS Aero cockpit:+4.01%
SLR01 + ICS Evo cockpit:+4.22%
これは、Teammachine Rとの比較値だ。つまり「エアロバイクに対して+4%程度の差」という空力性能を、クライミングバイクとして実現したことを意味する。

目を惹く「メタリックブルーパープル」のフレームセット(販売品)。美しいクロームパープルに彩られる photo:So Isobe
Teammachine Rと比較すると、重量面では明確にTeammachine SLR01が優位だし、フレーム重量はわずか700g(塗装込み)という軽量性を誇りつつ、剛性や空力性能はR同等。これは、もはや「登り専用」ではない。「軽くて、空力もあって、しかも下れる」という、現代レースに求められる“全部入り性能”を備えたオールラウンダーだ。
フルモデルチェンジを遂げたTeammachine SLR01は、シマノ ULTEGRAを装備した完成車1モデル(Teammachine SLR01 FOUR、税込1,446,500円)と、フレームセット(カラーは3種類、税込877,800円)で販売される。スペックや詳細は以下を参照してほしい。

BMC Teammachine SLR 01 FOUR完成車(1,446,500円) (c)BMC
ユーロバイクを控えたドイツ・フランクフルトの一角でBMCが開催した、わずかな関係者のみを招いたクローズドイベント。BMCのデザインアイデンティティを保ちながら進化したTeammachine SLR01の姿がそこにはあった。



「Teammachine SLR01は、BMCにとって最も大切なバイクです」。発表のステージに立ったBMCの首脳陣は、開口一番そう語った。「ただ軽ければ良い、そんな時代はとっくに終わりました。このバイクが生まれたフルストーリーを理解してほしい」。その言葉には、単なるスペックや数値の比較では語り尽くせない、開発にかけた情熱と誇りがにじむ。
「フレーム重量700g」「前作比マイナス16%のフレームセット軽量化」「Teammachine Rに匹敵する剛性と空力性能」といった成果の裏にあるのは、「Impec LAB」で繰り返された狂気に近いこだわりだと語られた。この特集では、BMCの象徴であるTeammachine SLR01が、どのように進化し、何を継承し、どこまで踏み込んだのかを徹底的に解き明かしていく。
Teammachine SLR01──BMCの“原点”

BMCが初代Teammachine SLR01を送り出したのは2010年だ。SLC01の後継モデルとして生まれた初代機はカデル・エヴァンスによるツール・ド・フランス制覇やフィリップ・ジルベールの世界選手権制覇を支え、一気にBMCを「勝てるブランド」へと再浮上させる。2013年にデビューした第2世代モデルはグレッグ・ヴァンアーヴェルマートのリオ五輪金メダルを支え、2017年デビューの第3代モデルではディスクブレーキを採用し、さらに第4代モデルは空力性能を追加して成熟。高速化の一途を遂げるロードレース界において、BMCを駆るチューダー・プロサイクリングは依然エアロロードのTeammachine Rを主力とするが、BMCの開発陣はあくまで「軽量クライミングモデル」としての本質を貫き、Teammachine SLR01の進化に挑み続けてきた。
そして今回発表された第5世代のTeammachine SLR01は、これまでの伝統を受け継ぎながら、重量、剛性、空力、ジオメトリー、さらには塗装の厚みに至るまで、すべての要素を見直すことで、新たな“登れるオールラウンダー”というポジションを獲得。しかも、ただ軽く乗り心地を犠牲にしたバイクではなく「踏める」「曲がれる」「下れる」バイクとして。
削るだけでは終わらない──軽量化の先にあったもの



真横からの公式画像からも分かるとおり、BMCらしい直線的なフォルムは先代同様だ。しかし実際には塗装込みの54サイズで700gというフレーム重量を叶え、シートポストとフォークを含めたフレームセットの重量は1,173gと前作から16%(-222g)削減。それでいて剛性値をまったく損なっていないという。
「これは私たちのエンジニアリングの結晶です。軽量化を達成した理由の半分は、フレーム形状を工夫することで使用素材量を削減したこと、もう半分がカーボン素材とレイアップによるもの。狂気的なまでの合理性と反復によって導かれた結果です」。

第5世代のTeammachine SLR01では、前作に見られた角張ったチューブ形状から滑らかな面構成へと再設計が施されている。カーボン積層において、エッジは素材を多く必要とし、応力集中を生みやすい。曲面を活かすことで強度と軽量性の両立を図っているのだ。
塗装へのこだわりも徹底している。「腕のいいペインターでも、塗料1層で30g以上増えてしまう」と語る開発陣は、チューダーの選手たちが乗る黒x赤のモデルには極めて薄い塗装を採用した。最終的な外観には一切の妥協を許さず、それでいて必要以上の装飾を排した“スイス的な美しさ”が宿っている。


安全性が絶対に求められるフォークは339g(先代比-8%)と敢えて極端には軽量化されていないが、シートポストは思い切って134g(-27%)とダイエット。シートポストクランプの方式も変更したことで固定力と軽さのバランスをとっているという。
何より注目すべきは、「軽さ」と「剛性」の関係性についての開発陣の考え方だ。「アスリートが体重を落としても筋肉まで落としてしまったら本末転倒。それと同じことがバイクにも言えます。FEA解析(有限要素解析)を駆使し、新型Teammachine SLR01の各種剛性値は先代、そしてTeammachine R同様のレベルにまで達しています」。
BMCならではのライドフィール、Rに匹敵する空力性能


軽量で、剛性が高く、空力にも優れる──それだけで「良いバイク」とは呼べない。BMCが新型Teammachine SLR01 Gen5で追求したのは、速い要素の寄せ集めではなく、ライダーに自信を与える「ライドフィール」だ。「ただ軽いだけのバイク、硬いだけのバイクを作るのは簡単です。でも、それらを叶えた上でBMCらしい乗り味を実現するのは本当に難しいことでした」。開発者のこの一言にすべてが凝縮されている。
ダウンヒルでの安心感を語るうえで欠かせないのが、BMCが長年守り続けてきた「トレイル値63mm」。この数値は、直進安定性とコーナリング性能の理想的なバランスを生み出すものであり、先代から踏襲されている。「おっかなびっくりで下るようなバイクではレースにならない」と、プレゼンターの言葉には自信が沸る。



フレームが路面からの突き上げを吸収するフレックス量は最大14mmにもおよび、身体への負担を和らげることで、ロングクライムや連日のレースにおいても脚を残す設計思想だ。デフォルトのタイヤは26mmだが、最大で32mmタイヤを履かせてもなお左右に4mmずつのクリアランスを確保する。ジオメトリーはTeammachine Rと完全に同一で、XXSとXSサイズではシート角を立たせることで前乗りポジションを取りやすく、XLとXXLではやや寝かせて高身長ライダーでも自然なフォームを取れるように設計されている。これはバイクフィッターや市場からの声を反映したアップデートだそうだ。

SLR01 + ICS Aero cockpit:+4.01%
SLR01 + ICS Evo cockpit:+4.22%
これは、Teammachine Rとの比較値だ。つまり「エアロバイクに対して+4%程度の差」という空力性能を、クライミングバイクとして実現したことを意味する。

Teammachine Rと比較すると、重量面では明確にTeammachine SLR01が優位だし、フレーム重量はわずか700g(塗装込み)という軽量性を誇りつつ、剛性や空力性能はR同等。これは、もはや「登り専用」ではない。「軽くて、空力もあって、しかも下れる」という、現代レースに求められる“全部入り性能”を備えたオールラウンダーだ。
フルモデルチェンジを遂げたTeammachine SLR01は、シマノ ULTEGRAを装備した完成車1モデル(Teammachine SLR01 FOUR、税込1,446,500円)と、フレームセット(カラーは3種類、税込877,800円)で販売される。スペックや詳細は以下を参照してほしい。
Teammachine SLR 01 FOUR

フレーム | Teammachine SLR 01 Premium Carbon with Aerocore Design | ICS Technology, Stealth Cable Routing | Integrated Aerocore Bottle Cages | Stealth Dropout Design | PF86 Bottom Bracket | Flat Mount Disc | 12x142mm Thru-Axle |
フォーク | Teammachine SLR 01 Premium Carbon | ICS Technology | Stealth Cable Routing | Stealth Dropout Design | Flat Mount Disc | 12x100mm Thru-Axle |
シートポスト | Teammachine SLR 01 Premium Carbon Seatpostn10mm Offset |
BB | PF86 Bottom Bracket |
タイヤクリアランス | 32mm (Measured Width) |
メインコンポ | Shimano Ultegra Di2 R8150 12spd |
ハンドル | CS Carbon Evo | One-Piece Full Carbon Cockpit | 135mm drop, 77mm reach |
サドル | Fizik Argo Vento R3 | 140mm |
ホイール | CR 40 SL Carbon | Tubeless Ready | 40mm |
タイヤ | Pirelli P ZERO Race TLR 26mm |
付属品 | Aerocore Bottle Cages |
重量 | 7.1kg | Size 54 with all accessories(カタログ値) |
重量制限 | 110 Kg |
カラー | Carbon Black |
サイズ | 47、51、54 |
価格 | 1,446,500円(税込) |
Teammachine SLR 01 フレームセット
ハンドル | 別売、ICS2 ステム (アルミステム) + お好きなハンドルバー(ケーブル内蔵タイプ)、ICS カーボン EVO、ICS カーボン AEROが使用可能 |
付属品 | Aerocore Bottle Cages |
サイズ | 47、51、54、56 |
カラー1、重量 | Carbon / Neon Red、1470g | Size 54 with all accessories |
カラー2、重量 | Anthracite / Carbon、1455g | Size 54 with all accessories |
カラー3、重量 | Metallic Blue Purple、1500g | Size 54 with all accessories |
価格 | 877,800円(税込) |
BMCの輸入販売を行うフタバでは、Teammachine SLR01を見て、体験できる試乗会を随時開催中だ。現在ショップ2店舗、イベント2会場が予定されている。気になる方はぜひ早めのチェックを!
BMC試乗会スケジュール
日時 | ショップ/イベント | 住所 | ホームページ |
---|---|---|---|
7月19~21日 | ワイズロード新宿本館 | 東京都新宿区新宿2丁目19−1 ビッグス新宿ビル B1F | https://ysroad.co.jp/shinjuku/2025/07/05/187894 |
7月27日 | ヤイタカップ | 矢板市平野スノーステーション(〒329-2506 栃木県矢板市平野) | http://fleche2017.blog.fc2.com/blog-entry-279.html |
8月3日 | アゼリアサイクル | 群馬県館林市楠町3648−1−3648−1 アゼリアモール 1F 原宿カーネット内 | https://azalea-cycle.jp/ |
8月30~31日 | シマノ鈴鹿ロード | 鈴鹿サーキット(三重県鈴鹿市稲生町7992) | https://suzukaroad.shimano.com/ |
提供:フタバ | text:So Isobe