ジロ・デ・イタリアに参戦中のマッズ・ピーダスン(デンマーク)がリドル・トレックと生涯契約を結んだ。「この決断に時間は掛からなかった。今後はモニュメントの制覇と、良きリーダーとなれるよう努力したい」と話している。

出場中のジロ・デ・イタリアでマリアリーザを着用しているマッズ・ピーダスン(デンマーク、リドル・トレック) photo:CorVos
「キャリアの残りをリドル・トレックで過ごすことは、とても簡単な決断だった。2017年に加入して以来、チーム全員が僕を温かく迎えてくれて常にサポートしてくれた。契約更新のたびに喜んで残留を選んできたし、今回もそう。スタッフ一人ひとりのことが本当に好きなんだ」と、現在ジロ・デ・イタリアに出場し、総合首位の証であるマリアローザを着用するマッズ・ピーダスン(デンマーク)はプレスリリースの中でそう答える。
押しも押されもせぬリドルのエース選手であるピーダスンは、2017年に21歳でチームへ加入して以来の生え抜き選手。登坂力とスプリント力を兼ね備えるクラシックハンター/スプリンターとして頭角を現し、2019年の雨のロード世界選手権で優勝したことで一気にトップスター選手へとのし上がった。グランツールのステージ優勝は合計9回で、通算勝利は現在53回。安定感は抜群で、特にタフレースへの強みゆえに勝利を量産してきた。

「チームからの完全なサポートと信頼があるからこそベストを尽くせる」 photo:CorVos
「チームからの完全なサポートと信頼があったからこそベストを尽くすことができている。マネージャーやスタッフからの信頼を得ることができるのはとても大きなこと。今、僕はリドル・トレックでワールドツアーキャリアを全うすることを誇りに思っている。トレックとともに少し歴史を作れたことを嬉しく思うし、チームの支援を受けてここに残ることができるのは大きな名誉。このチームは私にとって第二の家族のような存在なんだ。
これからのキャリアでは、長年戦い続けてきたモニュメントレースを制覇したいという希望を持っている。このチームのサポートがあれば必ず実現できると信じている。そして、できる限り多くの勝利を収めつつ、若い選手たちをサポートする良きリーダーになりたいとも思っている」。
現在出場中のジロでは6ステージを消化して実にステージ3勝。チャンスがあるステージを積極的に狙い、ポイント賞リーダーの証であるマリアチクラミーノを持ち帰ることが現在の目標だと話している。
text:So Isobe

「キャリアの残りをリドル・トレックで過ごすことは、とても簡単な決断だった。2017年に加入して以来、チーム全員が僕を温かく迎えてくれて常にサポートしてくれた。契約更新のたびに喜んで残留を選んできたし、今回もそう。スタッフ一人ひとりのことが本当に好きなんだ」と、現在ジロ・デ・イタリアに出場し、総合首位の証であるマリアローザを着用するマッズ・ピーダスン(デンマーク)はプレスリリースの中でそう答える。
押しも押されもせぬリドルのエース選手であるピーダスンは、2017年に21歳でチームへ加入して以来の生え抜き選手。登坂力とスプリント力を兼ね備えるクラシックハンター/スプリンターとして頭角を現し、2019年の雨のロード世界選手権で優勝したことで一気にトップスター選手へとのし上がった。グランツールのステージ優勝は合計9回で、通算勝利は現在53回。安定感は抜群で、特にタフレースへの強みゆえに勝利を量産してきた。

「チームからの完全なサポートと信頼があったからこそベストを尽くすことができている。マネージャーやスタッフからの信頼を得ることができるのはとても大きなこと。今、僕はリドル・トレックでワールドツアーキャリアを全うすることを誇りに思っている。トレックとともに少し歴史を作れたことを嬉しく思うし、チームの支援を受けてここに残ることができるのは大きな名誉。このチームは私にとって第二の家族のような存在なんだ。
これからのキャリアでは、長年戦い続けてきたモニュメントレースを制覇したいという希望を持っている。このチームのサポートがあれば必ず実現できると信じている。そして、できる限り多くの勝利を収めつつ、若い選手たちをサポートする良きリーダーになりたいとも思っている」。
現在出場中のジロでは6ステージを消化して実にステージ3勝。チャンスがあるステージを積極的に狙い、ポイント賞リーダーの証であるマリアチクラミーノを持ち帰ることが現在の目標だと話している。
text:So Isobe
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