京産大・森田叶夢が愛三・橋川丈とのマッチスプリントを制しU23チャンピオンに

気温30度を超える真夏日となった6月21日（土）の全日本ロードレース男子U23は、終盤に2人の逃げが決まり、森田叶夢（京都産業大学 ）が橋川丈（愛三工業レーシングチーム）をマッチスプリントで下してロード初勝利。U23チャンピオンに輝いた。

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2023、2024年に続き3年連続の修善寺開催となった全日本選手権ロードはU23男子が初日の第1レース。気温が上昇するなか朝8時にスタートが切られた。

1周目から7人の逃げが形成される展開となり、逃げと追走が常にタイム差を測りながらのレースとなった。決まったかに見えた逃げも気温上昇とともに過酷なレース展開となり、中盤を迎え8周目にはレースは振り出しに。

11周完了、残り3周の時点で橋川丈（愛三工業レーシングチーム）と森田叶夢（京都産業大学）の2人が抜け出しに成功。30秒あけて松井丈治 （愛三工業レーシングチーム）が追走。先頭と集団とは1分34秒差に。

2人は追走集団に2分22秒の差をつけて逃げ切り、フィニッシュは2人の一騎打ちに。フィニッシュラインへ向かうストレートで先行した森田叶夢は橋川丈をマッチスプリントで抑え込み、U23覇者に輝いた。3位には松井丈治 （愛三工業レーシングチーム）が入った。

完走者は23人のサバイバルレースとなった。