EFエデュケーション・イージーポストが、リチャル・カラパス(エクアドル)のジロ・デ・イタリア欠場を発表した。同選手は会陰部嚢胞の除去手術を受け、当初の見込みより回復に時間がかかったため、ツール・ド・フランスに向けた準備に専念するという。



ジロ欠場が発表されたリチャル・カラパス(EFエデュケーション・イージーポスト) photo:CorVos

「手術による傷がかなり大きかったため、回復には当初予想していたよりも長い時間がかかった。そのため、ジロに向けて彼を仕上げるには時間が足りないと判断した」と語ったのは、EFエデュケーション・イージーポストのチームドクターであるジョン・グリーンウェル氏。「100%ではない状態でジロに出場させ、場合によっては合併症を招く可能性を抱えるよりも、ツール・ド・フランスに向けて良い準備期間を設け、最高の状態で臨めるようにする方が賢明だと考えた」と説明した。

2019年にジロで総合優勝し、2度目の制覇を目指して今年も出場を予定していたカラパス。3月はティレーノ〜アドリアティコとボルタ・ア・カタルーニャに出場し、コンディションを上げていた。しかしカタルーニャ直後に母国エクアドルで会陰部の嚢胞除去手術を受け、グリーンウェル氏の言う通り、回復までに想定以上の時間を要した。

カラパスはプレスリリースで、サポートしてくれたチームへの感謝と共に、「僕たちは冷静でいなければならないし、地に足をつけて考える必要がある。ツールには素晴らしい選手たちが集まる。僕は最高のコンディションで臨み、チームの力を最大限に引き出して、彼らに挑みたい」と、ツールに向けて意気込みを語った。

同じくジロを欠場するジョアン・アルメイダ(ポルトガル、UAEチームエミレーツXRG) photo:CorVos

また、同じくジロに出場予定だったジョアン・アルメイダ(ポルトガル、UAEチームエミレーツXRG)も、体調不良による準備不足を理由に欠場。さらにミケル・ランダ(スペイン、スーダル・クイックステップ)も、4月上旬のイツリア・バスクカントリーで骨盤を骨折し、不出場となっている。

一方、5月8日開幕のジロにはヨナス・ヴィンゲゴーハンセン(デンマーク、ヴィスマ・リースアバイク)が初出場する予定で、他にはエガン・ベルナル(コロンビア、イネオス・グレナディアーズ)やベン・オコーナー(オーストラリア、ジェイコ・アルウラー)、アダム・イェーツ(イギリス、UAEチームエミレーツXRG)などがマリアローザを争う。

text:Sotaro.Arakawa
photo:CorVos

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