ツアー・オブ・ジャパン4日目のAstemo大鹿ステージは、大会史上初のチームタイムトライアルが行われ、新城幸也が所属するソリューションテックNIPPOラーリが15分44秒18のタイムで優勝した。リーダージャージのトンマーゾ・ダーティ擁するTEAM UKYOは2秒弱の遅れで2位。3位スワットクラブ、4位にAstemo宇都宮ブリッツェンが入った。

メイン会場の大西公演にある大鹿のオブジェ photo:Satoru Kato 
新城幸也を見い出した大鹿ステージ実行委員会の福島晋一さん(右) photo:Satoru Kato
ツアー・オブ・ジャパン第4ステージは、初開催となる長野県大鹿村。翌日の第5ステージの飯田市の北東、南アルプスの麓に位置する人口850人の村で、ツアー・オブ・ジャパン史上初のチームタイムトライアルが行われる。

小渋川沿いを走るコース。対岸の絶壁が昭和36年の崩落跡 photo:Satoru Kato
大鹿村はリニア新幹線のルート上にあり、中央構造線上でもある場所。今回のコース沿いには「大鹿村中央構造線博物館」がある。また、スタート/フィニッシュ地点となる大西公園は、昭和36年(1961年)に起きた集中豪雨による大崩落が起きた場所でもあり、削れた山肌が断崖絶壁のように今でも残る。

8つのグループに分けて2分間隔でスタート ©︎TOJ2026
その麓に設定された1周3.8kmのコースは、スタート直後のテクニカルな下りを経て小渋川沿いの平坦な区間を走ったあと、残り1kmからはヒルクライムコースのような登りが続く。短距離ながらも高低差が約100mあり、チームタイムトライアル3周の獲得標高は312mになる。全員揃ってのフィニッシュは難しく、ほとんどのチームが最低人数の3名でフィニッシュに向かった。
なお、第2ステージで4名がフニッシュ出来ず、残り2名となっていたウズベキスタンナショナルチームは、チームタイムトライアルの最低人数を下回ったことから第4ステージはスタート出来ず、レースを去ることになった。

6位キナンレーシングチーム 16分1秒33 photo:Satoru Kato

4位宇都宮ブリッツェン 15分52秒62 photo:Satoru Kato
1周が短距離でコース幅が狭い区間が多いことから、2チームずつ8つのグループに分けてスタート。2番目のグループで走ったキナンレーシングチームは、橋川丈が出走せず5名となったものの16分1秒をマーク。その後4番目のグループでスタートしたAstemo宇都宮ブリッツェンが16分を切る15分52秒で暫定トップに立つ。

ソリューションテックNIPPOラーリの2周目は新城幸也が牽引 photo:Satoru Kato

3位スワットクラブ 15分49秒30 photo:Satoru Kato
そして6番目のグループでスタートしたソリューションテックNIPPOラーリが15分44秒をマークしてトップタイムを大幅に更新。同じ組で走ったスワットクラブも15分49秒で暫定2位につける。リーダージャージのトンマーゾ・ダーティ擁するTEAM UKYOは最後にスタート。1周目から4名での走行となったものの、トップタイムから約1.5秒遅れの15分45秒を出し、スワットクラブを上回って2位となった。

1周目から4名になったTEAM UKYOは15分45秒63で2位 photo:Satoru Kato
この結果、各賞ジャージに動きは無かったものの、総合順位は若干の入れ替わりが起きた。2位につけていたベンジャミ・プラデス(VC福岡)は3位に後退。日本人選手では13位につけていた留目夕陽(愛三工業レーシングチーム)が23位に後退する一方、谷純正(Astemo宇都宮ブリッツェン)が13位から11位に浮上し、日本人最上位となっている。

第4ステージ優勝ソリューションテックNIPPOラーリ photo:Satoru Kato

第4ステージを終えての各賞ジャージ photo:Satoru Kato
明日は長野県飯田市での第5ステージ。富士山ステージを前に総合順位が大きく入れ替わるステージでもある。また、1級山岳が3回設定されるため、山岳賞争いをする上で重要な1日となる。現在山岳賞首位のジャコモ・ガラヴァーリャ(スワットクラブ)と、同2位の山本元喜(キナンレーシングチーム)との差は1点。ただし、山本と1点差でフランチェスコ・カロッロ(スワットクラブ)も続いており、山本はスワットクラブ2名を相手に山岳賞争いをする難しい展開になりそうだ。


ツアー・オブ・ジャパン第4ステージは、初開催となる長野県大鹿村。翌日の第5ステージの飯田市の北東、南アルプスの麓に位置する人口850人の村で、ツアー・オブ・ジャパン史上初のチームタイムトライアルが行われる。

大鹿村はリニア新幹線のルート上にあり、中央構造線上でもある場所。今回のコース沿いには「大鹿村中央構造線博物館」がある。また、スタート/フィニッシュ地点となる大西公園は、昭和36年(1961年)に起きた集中豪雨による大崩落が起きた場所でもあり、削れた山肌が断崖絶壁のように今でも残る。

その麓に設定された1周3.8kmのコースは、スタート直後のテクニカルな下りを経て小渋川沿いの平坦な区間を走ったあと、残り1kmからはヒルクライムコースのような登りが続く。短距離ながらも高低差が約100mあり、チームタイムトライアル3周の獲得標高は312mになる。全員揃ってのフィニッシュは難しく、ほとんどのチームが最低人数の3名でフィニッシュに向かった。
なお、第2ステージで4名がフニッシュ出来ず、残り2名となっていたウズベキスタンナショナルチームは、チームタイムトライアルの最低人数を下回ったことから第4ステージはスタート出来ず、レースを去ることになった。


1周が短距離でコース幅が狭い区間が多いことから、2チームずつ8つのグループに分けてスタート。2番目のグループで走ったキナンレーシングチームは、橋川丈が出走せず5名となったものの16分1秒をマーク。その後4番目のグループでスタートしたAstemo宇都宮ブリッツェンが16分を切る15分52秒で暫定トップに立つ。


そして6番目のグループでスタートしたソリューションテックNIPPOラーリが15分44秒をマークしてトップタイムを大幅に更新。同じ組で走ったスワットクラブも15分49秒で暫定2位につける。リーダージャージのトンマーゾ・ダーティ擁するTEAM UKYOは最後にスタート。1周目から4名での走行となったものの、トップタイムから約1.5秒遅れの15分45秒を出し、スワットクラブを上回って2位となった。

この結果、各賞ジャージに動きは無かったものの、総合順位は若干の入れ替わりが起きた。2位につけていたベンジャミ・プラデス(VC福岡)は3位に後退。日本人選手では13位につけていた留目夕陽(愛三工業レーシングチーム)が23位に後退する一方、谷純正(Astemo宇都宮ブリッツェン)が13位から11位に浮上し、日本人最上位となっている。


明日は長野県飯田市での第5ステージ。富士山ステージを前に総合順位が大きく入れ替わるステージでもある。また、1級山岳が3回設定されるため、山岳賞争いをする上で重要な1日となる。現在山岳賞首位のジャコモ・ガラヴァーリャ(スワットクラブ)と、同2位の山本元喜(キナンレーシングチーム)との差は1点。ただし、山本と1点差でフランチェスコ・カロッロ(スワットクラブ)も続いており、山本はスワットクラブ2名を相手に山岳賞争いをする難しい展開になりそうだ。
ツアー・オブ・ジャパン第4ステージ Astemo大鹿ステージ 結果(チームTT 11.4km)
| 1位 | ソリューションテックNIPPOラーリ | 15分44秒18 |
| 2位 | TEAM UKYO | +1秒45 |
| 3位 | スワットクラブ | +5秒11 |
| 4位 | Astemo宇都宮ブリッツェン | +8秒44 |
| 5位 | トレンガヌ サイクリングチーム | +13秒 |
| 6位 | キナンレーシングチーム | +17秒15 |
| 個人総合成績(第4ステージ終了時) | ||
| 1位 | トンマーゾ・ダーティ(TEAM UKYO、イタリア) | 6時間0分38秒 |
| 2位 | フェデリコ・イアコモーニ (TEAM UKYO、イタリア) | +10秒 |
| 3位 | ベンジャミ・プラデス・レヴェルテル (VC福岡、スペイン) | +28秒 |
| 4位 | ニコロ・ガリッポ(TEAM UKYO、イタリア) | +31秒 |
| 5位 | ジャコモ・ガラヴァーリア(スワットクラブ) | +41秒 |
| 6位 | マッテオ・ファッブロ(ソリューションテックNIPPOラーリ) | +46秒 |
| ポイント賞 ベンジャミ・プラデス・レヴェルテル (VC福岡、スペイン) | ||
| 山岳賞 ジャコモ・ガラヴァーリャ(スワットクラブ、イタリア) | ||
| 新人賞 ウィル・ヒース(シーキャッシュXボディラップ、オーストラリア) | ||
| チーム順位1位 TEAM UKYO |
ツアー・オブ・ジャパン Astemo大鹿ステージ ダイジェスト
text&photo:Satoru Kato
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