ウィーベスが失格という波乱の幕開けとなったジロ・デ・イタリア・ウィメン。2日目もスプリント決着となり、エリーザ・バルサモ(イタリア、リドル・トレック)がライバルたちを一蹴。母国イタリアで2日連続勝利を手に入れた。

前日勝者でマリアローザを着るエリーザ・バルサモ(イタリア、リドル・トレック) photo:RCS Sport
先着したロレーナ・ウィーベス(オランダ、SDワークス・プロタイム)が、自転車の最低重量要件違反で失格処分となる、波乱の幕開けとなった第37回ジロ・デ・イタリア・ウィメン。男子大会の最終日に行われた2日目は、ロンカーデからカオルレに向かう156kmで争われた。コース中央に設定された今大会初のカテゴリー山岳である4級を除き、大部分が平坦路のため2日連続の集団スプリントが予想された。
集団先頭でマリアローザを纏いながらも「こんな形で着用したくなかった」と語ったのは、繰り上げで勝者となったエリーザ・バルサモ(イタリア、リドル・トレック)。マリアアッズーラ(山岳賞)の着用を目指して逃げたのは、2名のトップガールズ・ファッサボルトロを含む3名だった。比較的すんなりと逃げ集団は決まり、4級山岳は20歳のエレオノーラ・ラ・ベッラ(イタリア、アロミタリア・ヴァイアーノ)が先頭通過した。

逃げグループを形成した3名 photo:RCS Sport

残り17km地点で逃げを吸収したプロトン photo:RCS Sport
そして残り17km地点で3名はメイン集団に吸収され、勝負は予想通り集団スプリントに持ち込まれる。大本命ウィーベスが不在のなか、ラスト1kmバナーはリドル・トレックの隊列が先頭で通過。最終ストレートに入るとララ・ギレスピー(アイルランド)を擁するUAEチームADQが先頭に出て、ほぼ同時に各チームのエーススプリンターたちがスプリントを開始した。
前日2位で、バルサモのマリアローザ着用に伴い赤色のマリアロッサ(ポイント賞ジャージ)を着るギレスピーがコース右側から踏み込む。その左側でバルサモが加速し、その背後からキアラ・コンソンニ(イタリア、キャニオン・スラム・ゾンダクリプト)が横に並ぶ。そしてトップスピードを伸ばしたバルサモが先着。右手人差し指を突き上げ、2日連続勝利を喜んだ。

スプリント勝利したエリーザ・バルサモ(イタリア、リドル・トレック) photo:RCS Sport

チームメイトと勝利を喜ぶエリーザ・バルサモ(イタリア、リドル・トレック) photo:RCS Sport

2日連続勝利を飾ったエリーザ・バルサモ(イタリア、リドル・トレック) photo:RCS Sport
「本当に嬉しい。ここ2週間、ずっとここでの勝利を待ちわびていた。レースを通してチームメイトは素晴らしい走りを見せてくれた。調子もよく、自分のスプリントに満足している」と、元世界王者で母国勝利を飾ったバルサモは喜んだ。
2位はギレスピーで、フィニッシュ直後にハンドルを叩き悔しがったコンソンニが3位に入っている。

先着したロレーナ・ウィーベス(オランダ、SDワークス・プロタイム)が、自転車の最低重量要件違反で失格処分となる、波乱の幕開けとなった第37回ジロ・デ・イタリア・ウィメン。男子大会の最終日に行われた2日目は、ロンカーデからカオルレに向かう156kmで争われた。コース中央に設定された今大会初のカテゴリー山岳である4級を除き、大部分が平坦路のため2日連続の集団スプリントが予想された。
集団先頭でマリアローザを纏いながらも「こんな形で着用したくなかった」と語ったのは、繰り上げで勝者となったエリーザ・バルサモ(イタリア、リドル・トレック)。マリアアッズーラ(山岳賞)の着用を目指して逃げたのは、2名のトップガールズ・ファッサボルトロを含む3名だった。比較的すんなりと逃げ集団は決まり、4級山岳は20歳のエレオノーラ・ラ・ベッラ(イタリア、アロミタリア・ヴァイアーノ)が先頭通過した。


そして残り17km地点で3名はメイン集団に吸収され、勝負は予想通り集団スプリントに持ち込まれる。大本命ウィーベスが不在のなか、ラスト1kmバナーはリドル・トレックの隊列が先頭で通過。最終ストレートに入るとララ・ギレスピー(アイルランド)を擁するUAEチームADQが先頭に出て、ほぼ同時に各チームのエーススプリンターたちがスプリントを開始した。
前日2位で、バルサモのマリアローザ着用に伴い赤色のマリアロッサ(ポイント賞ジャージ)を着るギレスピーがコース右側から踏み込む。その左側でバルサモが加速し、その背後からキアラ・コンソンニ(イタリア、キャニオン・スラム・ゾンダクリプト)が横に並ぶ。そしてトップスピードを伸ばしたバルサモが先着。右手人差し指を突き上げ、2日連続勝利を喜んだ。



「本当に嬉しい。ここ2週間、ずっとここでの勝利を待ちわびていた。レースを通してチームメイトは素晴らしい走りを見せてくれた。調子もよく、自分のスプリントに満足している」と、元世界王者で母国勝利を飾ったバルサモは喜んだ。
2位はギレスピーで、フィニッシュ直後にハンドルを叩き悔しがったコンソンニが3位に入っている。
ジロ・デ・イタリア・ウィメン2026第2ステージ結果
| 1位 | エリーザ・バルサモ(イタリア、リドル・トレック) | 3:57:49 |
| 2位 | ララ・ギレスピー(アイルランド、UAEチームADQ) | |
| 3位 | キアラ・コンソンニ(イタリア、キャニオン・スラム・ゾンダクリプト) | |
| 4位 | シャーロッテ・コール(オランダ、フェニックス・プレミアテック) | |
| 5位 | バルバラ・グアリスキ(イタリア、SDワークス・プロタイム) | |
| 6位 | アルレニス・シエラ(キューバ、モビスター) | |
| 7位 | マギー・コールズリスター(カナダ、ヒューマンパワードヘルス) | |
| 8位 | アレッシア・ザンベッリ(イタリア、トップガールズ・ファッサボルトロ) | |
| 9位 | ニンケ・フェインホーフェン(オランダ、ヴィスマ・リースアバイク) | |
| 10位 | リンダ・ザネッティ(スイス、ウノエックス・モビリティ) |
個人総合成績(マリアローザ)
| 1位 | エリーザ・バルサモ(イタリア、リドル・トレック) | 7:15:51 |
| 2位 | ララ・ギレスピー(アイルランド、UAEチームADQ) | +0:08 |
| 3位 | キアラ・コンソンニ(イタリア、キャニオン・スラム・ゾンダクリプト) | +0:12 |
| 4位 | シャーロッテ・コール(オランダ、フェニックス・プレミアテック) | +0:20 |
| 5位 | リンダ・ザネッティ(スイス、ウノエックス・モビリティ) | |
| 6位 | ジョージア・ベイカー(オーストラリア、リブ・アルウラー・ジェイコ) | |
| 7位 | アレッシア・ザンベッリ(イタリア、トップガールズ・ファッサボルトロ) | |
| 8位 | アルレニス・シエラ(キューバ、モビスター) | |
| 9位 | グラディス・ヴェルユルスト(フランス、AGインシュランス・スーダル) | |
| 10位 | クリスティーナ・トネッティ(イタリア、ラボラルクチャ・フンダシオンエウスカディ) |
その他の特別賞
| ポイント賞 | エリーザ・バルサモ(イタリア、リドル・トレック) |
| 山岳賞 | エレオノーラ・ラ・ベッラ(イタリア、アロミタリア・ヴァイアーノ) |
| ヤングライダー賞 | アレッシア・ザンベッリ(イタリア、トップガールズ・ファッサボルトロ) |
| チーム総合成績 | UAEチームADQ |
text:Sotaro.Arakawa
photo: RCS Sport
photo: RCS Sport