Coupe du Japon、白山一里野を制したのは全日本王者の沢田時(Astemo 宇都宮ブリッツェン)。野嵜然新(drawer THE RACING)との勝負を制し、全日本に向けて弾みをつけた。



XCO男子レースがスタート。嶋崎亮我(drawer THE CYCLING CLUB)がダッシュを決める (c)Astemo宇都宮ブリッツェン

国内MTBシリーズ、Coupe du Japon(クップ ドュ ジャポン)の1戦が石川県白山市尾添に位置する白山一里野温泉スキー場特設コースで開催された。

全日本王者の沢田時(Astemo 宇都宮ブリッツェン)は1週間前の石川ロードレースに続く参戦で、蜂に刺された影響で前日のXCC(クロスカントリーショートトラック)を欠場して本戦のXCO(クロスカントリーオリンピック)に出場。他にも石川ロードで3位に入り、XCCを制すなど好調の野嵜然新(drawer THE RACING)や、平林安里(TEAM SCOTT TERRA SYSTEM)といったメンバーが男子レースに顔を揃えた。

先頭パックを組む沢田時(Astemo 宇都宮ブリッツェン)と野嵜然新(drawer THE RACING) (c)Astemo宇都宮ブリッツェン

廣瀬佳正GMの前でアタックする沢田時(Astemo 宇都宮ブリッツェン) (c)Astemo宇都宮ブリッツェン
最終周回のバトルを制した沢田時(Astemo 宇都宮ブリッツェン) (c)Astemo宇都宮ブリッツェン



レースは2列目スタートの沢田と野崎が先頭パックを作り、レース中盤戦に入ると松本一成(ハイファイブレーシング/ホンダカーズ群馬)が単独3位で追いかける展開に。得意の登坂区間で沢田がアタックして20秒ほどのリードを築くも、粘り強く追走した野嵜はラスト2周回で合流。しかし最終ラップ、再び登坂区間でアタックした沢田が独走態勢を築き上げてフィニッシュへ。今月に控えるロードレースの全日本選手権、そして、来月のマウンテンバイクの全日本選手権に向けても弾みをつける勝利を挙げた。

Coupe du Japon MTB2026 白山一里野 XCO男子エリート表彰台 (c)Astemo宇都宮ブリッツェン

以下は沢田のコメント(プレスリリースより)。

「やはり強いなと思っていた野嵜選手と一周目からパックになりました。中盤、狙い通り抜け出せたのですが一回追いつかれてしまい、もう一度脚をためてアタックが決められたので良かったです。(中盤のアタックで20秒ほどリードを築いたがその後詰められた時の心境について)ああいった場面では追いついた方が元気なのできついと思ったのですが、宇都宮からここまでも遠いですし、サポートしてもらっているので負けて帰るのは嫌だなと思ってもう一度気合いを入れなおして絶対勝つぞと思って走りました。

(最後のアタックに関しては)恐らく離すことはできると思っていて、もう一度追いつかれないことが勝負だなと思っていました。追いつかれたら負けだと思って残り一周だったので踏み抜こうと思いました。練習は調子がよかったのですがレースで勝てない日々が続いていました。今日は全員揃っていなかったのですが(普段、出走しているメンバー)、強い野嵜選手相手にいいレースができた上で勝てたので、ここから調子が上がると思っています。全日本ロードと全日本マウンテン、一年で一番大事な時期が続くのでいいレースになったと思います」


また、XCO女子エリートでは、竹村舞葉(AX MTB team elite)がフィリピンでのコンチネンタルシリーズ明けの森悠貴(drawer THE RACING)を引き離して勝利している。
Coupe du Japon MTB2026 白山一里野 XCO男子エリート結果(8Laps)
1位 沢田時(Astemo 宇都宮ブリッツェン) 1:26:01.52
2位 野嵜然新(drawer THE RACING) +39.62
3位 嶋崎亮我(drawer THE CYCLING CLUB) +3:10.69
4位 宮津旭(NESTO FACTORY RACING) +4:35.30
5位 平林安里(TEAM SCOTT TERRA SYSTEM) +5:56.87
6位 高橋翔(drawer THE RACING) +7:01.52
Coupe du Japon MTB2026 白山一里野 XCO女子エリート結果(5Laps)
1位 竹村舞葉(AX MTB team elite) 1:13:59.24
2位 森悠貴(drawer THE RACING) +4:28.78
3位 山崎裕子(ChampionSystem Japan TestTeam) +6:20.59
photo:Astemo宇都宮ブリッツェン