ツアー・オブ・デンマーク初日にワウト・ファンアールト(ベルギー、ヴィスマ・リースアバイク)がステージ優勝を挙げた。総合首位に躍進するとともに、感染症で欠場したツール・ド・フランスの悔しさを晴らす復帰戦勝利となった。



逃げグループのスプリント勝負を制したワウト・ファンアールト(ベルギー、ヴィスマ・リースアバイク) (c)PostNord Danmark Rundt

ツール・ド・フランスへの出場を予定しながらも、開幕直前に負傷した肘の傷が悪化したことで無念の欠場に終わったワウト・ファンアールト(ベルギー、ヴィスマ・リースアバイク)。彼の復帰戦となったのが7月29日(水)から8月2日(日)までの5日間で開催されている第36回ポストノルド・ツアー・オブ・デンマーク(UCI2.Pro)だ。

注目を集めていたファンアールトは残り70km地点で道幅を塞ぐ大落車が発生して足止めを喰らったものの、追走グループに入ってレースに復帰し「モレパルケンの登り(登坂距離700m/平均勾配6%)」を含むデンマーク第4の都市オールボーの周回コースへ。ヴィスマ勢や、特別ジャージを着用するウノエックスモビリティが積極的にペースを上げた結果、強力な6名がラスト8km地点で先頭グループを作った。

リーダージャージを着用したワウト・ファンアールト(ベルギー、ヴィスマ・リースアバイク) (c)PostNord Danmark Rundt

アムステル・ゴールドレース以来の実戦復帰であるクリストフ・ラポルト(フランス、ヴィスマ・リースアバイク)やルカシュ・クビシュ(スロバキア、ユニベット・ローズ・ロケッツ)が逃げ、メンバーを送り込めなかったアルペシン・プレミアテックが牽引するメイン集団からは最終周回でファンアールトがジャンプして逃げ切りが確定する。ラポルト→ファンアールトの必勝ラインを作ったヴィスマがゴール勝負を制した。

「復帰後は自分のコンディションに不安がつきまとうもの。最後の登りではまだ余力があったし、最後の5kmは本当にきつかったけれど、なんとかやり遂げることができて嬉しい」と喜ぶファンアールトは、「今後数日間リーダージャージを守りたい」と総合成績を狙う構えも見せている。
ポストノルド・ツアー・オブ・デンマーク2026第1ステージ結果
1位 ワウト・ファンアールト(ベルギー、ヴィスマ・リースアバイク) 4:10:49
2位 ルカシュ・クビシュ(スロバキア、ユニベット・ローズ・ロケッツ)
3位 ヘンリック・ピーダスン(デンマーク、ウノエックスモビリティ)
4位 ティムトーン・トイテンベルク(ドイツ、リドル・トレック)
5位 ピエール=アンドレ・コテ(カナダ、NSNサイクリングチーム)

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