8月2日(日)に福島県田村市滝根町で「第9回あぶくま洞ヒルクライム」が開催され、QNリーグのシリーズ第3戦が併催された。Nリーグは白須樹(TEAM YOUCAN)が優勝し、Qリーグでは増輪寧々羽(Team 一匹狼)が念願のリーダージャージを獲得した。QNリーグ主催者からのレポートで紹介する。

第2ステージのスタートを待つQNリーグクラス (c)井上 和隆
8月2日(日)、「第9回あぶくま洞ヒルクライム」は連日の猛暑が嘘のように涼しく、爽やかな風が時折そよぐヒルクライムには絶好のコンディションのもと、福島県田村市滝根町で開催された。
今大会は福島県を舞台とした、ダイナミックなレイアウトを誇る公道を利用した自転車ヒルクライムレース。国内でも珍しい2ステージ制で、各ステージの合計タイムが少ない選手が優位になる「タイム制」で総合順位を競う。また地元の田村市が誇る美味しい名物の数々がゴール後に振る舞われるなど、手厚いもてなしも特徴。

大会のメイン会場となった星の村天文台に設置した特設ステージ (c)井上 和隆
舞台となる福島県田村市滝根町にある全長600mの「あぶくま洞」は、洞内は東洋一ともいわれる鍾乳石が織りなす幻想美が魅力。多くの観光客が訪れ、今年で開洞50周年を迎える人気の観光スポットだ。そんなあぶくま洞の周辺一帯は仙台平(せんだいひら)と呼ばれる、大理石やセメントの原料になる石灰岩でできた台地が広がっており、大会のメイン会場となった星の村天文台に設置した特設ステージは背後に高さ140mの白い岩壁がそびえるダイナミックな景観だ。
あぶくま洞ヒルクライムのコースは、「あぶくま洞都路線」という公道。昨年とステージが入れ替わり、第1ステージはあぶくま洞側の距離5.4km で平均勾配 6.1%、第2ステージが入水鍾乳洞側を登る距離5.1km、平均勾配 7.4%となっており、距離は他のヒルクライムレースに比べると短めである。

じゅうねん冷やしうどん (c)井上 和隆

カレーコロッケ「きむコロ」など、今回も地元産の美味しい振舞いの数々が参加者や来場者の皆さんを楽しませてくれた (c)井上 和隆
この全2ステージの合計タイムで順位を競う形で、コンパクトな距離でかつステージが分かれているため途中で一回、強制的に休憩が入ることからヒルクライムレースにチャレンジしたいというレース初心者から、ロードレース全般は好きだが⻑すぎる登坂が苦手という熟練者にもトライしやすい。また短い距離ながらも勾配のきつさは十分に味わえるので手応え十分である。
また開催地元からの振る舞いや参加賞が豪勢なのも大きな特徴の1つで、今回も各ステージでは冷えた⻨茶をスタートとゴール地点に用意。メイン会場ではゴール後にうれしいカキ氷や、じゅうねん(エゴマ)の付けダレが美味しい冷やしうどん、カレー風味の揚げたてコロッケ「きむコロ」などが振る舞われた。さらに参加賞や入賞賞品には田村市の名産品を沢山ご用意いただいた。

第1ウェーブから8時スタートとなった (c)井上 和隆
第1ステージのスタート地点はメイン会場から自転車で移動し、昨年大会の第2ステージスタート場所となっていた旧レストハウスあぶくま駐車場に集合。朝7時45分からの開会式を経て、第1ウェーブから8時スタートとなった。この第1ウェーブ先頭に集合した QN リーグクラスがペースを引っ張るような形でレースは進行。
この第1ステージでは白須 樹(TEAM YOUCAN)が17分7秒でトップ、現ポイントリーダー佐谷輝成(#1-PRIMERA-)が17分13秒とわずか6秒差で2番手に迫り、3番手に⻑谷川誠(ブラウ・ブリッツェン U15)が17分53秒と続いており、このトップ3が17分台のタイムを叩き出していた。

第1ステージを走り終え、汗だくになりながらもレースを振り返るNリーグのランキング上位選手達 (c)井上 和隆

第2ステージでも前のステージの疲れを見せず、先頭集団を形成し果敢に登坂を攻めていく (c)井上 和隆
全体的に早くレースが進行し、少し間が開いた10時から第2ステージが滝根町の菅谷屋内ゲートボール場からスタート。最初のステージに比べ少し気温が上がったなか、一⻫に再び仙台平を目指して駆け上っていった。
このステージでも YOUCAN 白須は堅調にタイムを伸ばしてトップタイムの17分28秒を叩き出し、このクラス総合優勝となった。ポイントリーダーPRIMERA 佐谷は、このステージでは4番時計の18分14秒とタイムを落としてしまうが、第1ステージでのタイムを活かして総合2位となりポイントリーダーの座を守ることに成功。

2つのステージでクラストップタイムを叩き出し力強さを見せつけた白須がチェッカーフラッグを受ける (c)井上 和隆

第2ステージではタイムを落とすも、最後まで諦めなかった佐谷はバトルマリンジャージを守った (c)井上 和隆
総合3位には、第2ステージで2番時計となったブラウ⻑谷川に。昨年大会では中学生クラスのトップ10圏外でタイムも23分台であった⻑谷川だが、今回は表彰台獲得となり大きく成⻑した姿を見せた。
何より今回は QNリーグクラスという形で独自クラスを設定いただいたことで、リーグ選手同士でレースを闘えたことは貴重な経験になった。このレース結果でYOUCAN 白須が再びランキング2位に浮上、ブラウ⻑谷川がわずか4ポイント差の3位と入れ替わった。

大きな成⻑を見せたのがブラウ⻑谷川。Nリーグ2年目で表彰台の常連となりつつある中学2年生だ (c)井上 和隆

そして大きな身体を活かしたダイナミックな走りのYOUCAN 白須の活躍にも要注目! (c)井上 和隆
「普段よりヒルクライム練習を多く取り入れた。走ったことがないコースなので動画などでイメージトレーニングをしていた」と語ってくれた佐谷。Nリーグポイントリーダー授与式では、白須が手強かったことを振り返りながら「(リーグ前戦の)そでがうらレースのときよりは自分で動いたのですが、練習不足もあって力不足でした」と反省の弁。「次に向けて頑張りたいと思います」と自分を鼓舞していた。
次戦のわたらせクリテリウムに向けて「今日のレースで悪いところは見つけられたので、自分の⻑所を生かしながら練習を積んでいきたい」とし、さらに得意なヒルクライムレースとなる第6戦「箱根ヒルクライム」については「前回の箱根ヒルクライムが惨敗だったので、優勝を目指します!」と力強く宣言をしてくれた。

QNリーグクラス表彰式。左から2位・佐谷、優勝の白須、3位の⻑谷川。この3人のNリーグ中学生男子 N ランキング争いにも注目だ (c)井上 和隆

アールエル賞の目録を手にするポイントリーダー佐谷の高い目標を今後も見守りたい (c)井上 和隆
今回のレースでは「ヒルクライムレースでのペース配分が上手くいかなかった」とコメントしながらも「いつもレースに参加する選手達から良い刺激をもらえているので、次のレースも頑張りたい」と上を目指す佐谷の意欲に今後も注目いただきたい。
この中学生達に混ざる形で参戦したのがQリーグの増輪 寧々羽(Team 一匹狼)。「ヒルクライムが得意なので、ちょっと遠いけれどすごく楽しみにしていました!」とスタート前に語っていた増輪は健闘し、第1ステージ25分16秒、第2ステージが24分49秒と別スタートとなった女子クラスと比較しても総合2位相当という素晴らしい走りで、初のポイントリーダーに輝いた。

大会実行委員会の蒲生会⻑から念願のアメジストジャージを受け取る一匹狼・増輪 (c)井上 和隆

初のポイントリーダー授与式でアスリチューン賞の目録を手に、少し緊張した面持ちの増輪 (c)井上 和隆
Qリーグのポイントリーダー授与式であぶくま洞ヒルクライム実行委員会の蒲生 康博氏から、念願のアメジストジャージを授与された増輪。副賞のアスリチューン目録を手に満面の笑みでレースを振り返り「とてもキレイな景色で涼しかったし、楽しかったです!」と、素晴らしい光景のなかで大好きなヒルクライムが走れた喜びを真っ先にコメントしてくれた。
初出場ということもあったが力を発揮出来たようで、Qリーグ次戦となる「しもふさクリテリウム(9月大会)」に向けては「目標は、このアメジストジャージを維持すること!」と答えてくれた。彼女の活躍により、所属するTeam 一匹狼の女子チームランキングトップ防衛にも繋がるので、今後のリーグ女子選手たちの活躍にも目が離せなくなっている。

特設ステージのイベントを楽しみながら、振る舞いに舌鼓を打つ参加選手達。いっぱい食べてね! (c)井上 和隆

台湾ブースでは香り高い台湾茶や、名産品のパイナップルケーキを無料配布!こちらも好評だった (c)井上 和隆

地元・田村市の有志によるダンスパフォーマンス (c)井上 和隆 
つじむらゆみこ氏による弾き語りライブなど様々なイベントも行われ、夏祭りのような雰囲気で参加者を楽しませていた (c)井上 和隆
表彰式が始まる正午を前にして、メイン会場となった星の村天文台「TAKINE 浪漫館」正面にある特設ステージでは特別ステージイベントを実施。地元の田村市・たむら地域活動部ダンス部によるダンスパフォーマンスや、福島県在住のシンガーソングライター・つじむらゆみこ氏による弾き語りライブ、さらに表彰式の後には、この大会ではお馴染みとなった福島美少女図鑑「いつご」のメンバーによるトークとライブが行われ、会場を盛り上げていた。
あぶくま洞ヒルクライム実行委員会・事務局の先崎 温容氏は閉会式で「毎回、多くの方々にご参加いただき、誠にありがとうございます。福島復興ロードレース事業として始まった今大会は、数年前から福島県の補助を得て『台湾応援』も加える形となり、以前は台湾の自転車ロードレースチームを招聘したり、今回は台湾インフルエンサー『シュアン』をゲストでお呼びしました。また、メイン会場では台湾ブースを設けて、台湾の美味しい台湾茶やパイナップルケーキを振る舞いました。次回は開催10回目という節目の大会となりますので、もっと盛大におもてなしできるように頑張ります!来年も是非あぶくま洞ヒルクライムにご参加ください」とコメントされた。

閉会式の後に集合写真!コスプレクラスや体重別など幅広く参加者が楽しめるレースは来年10回目となる (c)井上 和隆
次回のシリーズ第4戦は、栃木県栃木市藤岡町・藤岡渡良瀬運動公園内で9月12日(土)に開催される「わたらせクリテリウム第2戦」。こちらはNリーグ=中学生のみ対象大会となる。中学1年生の「エスポワール B」と2・3 年生の「エスポワール A」2つに分かれ、それぞれのレース順位に即したリーグポイントを獲得できる大きなチャンスともなるだろう。また、あぶくま洞と一転し平坦コースの周回レースとなる。お互いが常に見えるようなレース展開になると思われるが、ここでいま一度、「思いきりの良い走り」について考えてみたいと思う。
日本国内だと、特にジュニアにおいてはレース参戦の機会が少ない。そのため、数少ない機会をいかに活かすか?を良く考えたい。行き当たりばったり的に数打ちゃ当たる的なレースをするのではなく、次のレースで何をするか、どのような勝負に出るか狙いをよく考える。そして、それを思いきりよく次のレースで実行するようにしてみる。「思いきりよく」と、「数打てば当たる」は違う!これを胸に、短期決戦のクリテリウムになるので、逃げで決めるか? スプリントで決めるか? 夏の練習のなかで各自、よく作戦を練り、脚を作って次戦に臨んで欲しい。

次回のシリーズ第4戦は、栃木県栃木市藤岡町・藤岡渡良瀬運動公園内で9月12日(土)に開催される「わたらせクリテリウム第2戦」 (c)井上 和隆
レポート概要>
写真撮影:井上 和隆
テキスト:須藤むつみ(QN リーグ事務局)
協力:あぶくま洞ヒルクライム実行委員会、LinkTOHOKU

8月2日(日)、「第9回あぶくま洞ヒルクライム」は連日の猛暑が嘘のように涼しく、爽やかな風が時折そよぐヒルクライムには絶好のコンディションのもと、福島県田村市滝根町で開催された。
今大会は福島県を舞台とした、ダイナミックなレイアウトを誇る公道を利用した自転車ヒルクライムレース。国内でも珍しい2ステージ制で、各ステージの合計タイムが少ない選手が優位になる「タイム制」で総合順位を競う。また地元の田村市が誇る美味しい名物の数々がゴール後に振る舞われるなど、手厚いもてなしも特徴。

舞台となる福島県田村市滝根町にある全長600mの「あぶくま洞」は、洞内は東洋一ともいわれる鍾乳石が織りなす幻想美が魅力。多くの観光客が訪れ、今年で開洞50周年を迎える人気の観光スポットだ。そんなあぶくま洞の周辺一帯は仙台平(せんだいひら)と呼ばれる、大理石やセメントの原料になる石灰岩でできた台地が広がっており、大会のメイン会場となった星の村天文台に設置した特設ステージは背後に高さ140mの白い岩壁がそびえるダイナミックな景観だ。
あぶくま洞ヒルクライムのコースは、「あぶくま洞都路線」という公道。昨年とステージが入れ替わり、第1ステージはあぶくま洞側の距離5.4km で平均勾配 6.1%、第2ステージが入水鍾乳洞側を登る距離5.1km、平均勾配 7.4%となっており、距離は他のヒルクライムレースに比べると短めである。


この全2ステージの合計タイムで順位を競う形で、コンパクトな距離でかつステージが分かれているため途中で一回、強制的に休憩が入ることからヒルクライムレースにチャレンジしたいというレース初心者から、ロードレース全般は好きだが⻑すぎる登坂が苦手という熟練者にもトライしやすい。また短い距離ながらも勾配のきつさは十分に味わえるので手応え十分である。
また開催地元からの振る舞いや参加賞が豪勢なのも大きな特徴の1つで、今回も各ステージでは冷えた⻨茶をスタートとゴール地点に用意。メイン会場ではゴール後にうれしいカキ氷や、じゅうねん(エゴマ)の付けダレが美味しい冷やしうどん、カレー風味の揚げたてコロッケ「きむコロ」などが振る舞われた。さらに参加賞や入賞賞品には田村市の名産品を沢山ご用意いただいた。

第1ステージのスタート地点はメイン会場から自転車で移動し、昨年大会の第2ステージスタート場所となっていた旧レストハウスあぶくま駐車場に集合。朝7時45分からの開会式を経て、第1ウェーブから8時スタートとなった。この第1ウェーブ先頭に集合した QN リーグクラスがペースを引っ張るような形でレースは進行。
この第1ステージでは白須 樹(TEAM YOUCAN)が17分7秒でトップ、現ポイントリーダー佐谷輝成(#1-PRIMERA-)が17分13秒とわずか6秒差で2番手に迫り、3番手に⻑谷川誠(ブラウ・ブリッツェン U15)が17分53秒と続いており、このトップ3が17分台のタイムを叩き出していた。


全体的に早くレースが進行し、少し間が開いた10時から第2ステージが滝根町の菅谷屋内ゲートボール場からスタート。最初のステージに比べ少し気温が上がったなか、一⻫に再び仙台平を目指して駆け上っていった。
このステージでも YOUCAN 白須は堅調にタイムを伸ばしてトップタイムの17分28秒を叩き出し、このクラス総合優勝となった。ポイントリーダーPRIMERA 佐谷は、このステージでは4番時計の18分14秒とタイムを落としてしまうが、第1ステージでのタイムを活かして総合2位となりポイントリーダーの座を守ることに成功。


総合3位には、第2ステージで2番時計となったブラウ⻑谷川に。昨年大会では中学生クラスのトップ10圏外でタイムも23分台であった⻑谷川だが、今回は表彰台獲得となり大きく成⻑した姿を見せた。
何より今回は QNリーグクラスという形で独自クラスを設定いただいたことで、リーグ選手同士でレースを闘えたことは貴重な経験になった。このレース結果でYOUCAN 白須が再びランキング2位に浮上、ブラウ⻑谷川がわずか4ポイント差の3位と入れ替わった。


「普段よりヒルクライム練習を多く取り入れた。走ったことがないコースなので動画などでイメージトレーニングをしていた」と語ってくれた佐谷。Nリーグポイントリーダー授与式では、白須が手強かったことを振り返りながら「(リーグ前戦の)そでがうらレースのときよりは自分で動いたのですが、練習不足もあって力不足でした」と反省の弁。「次に向けて頑張りたいと思います」と自分を鼓舞していた。
次戦のわたらせクリテリウムに向けて「今日のレースで悪いところは見つけられたので、自分の⻑所を生かしながら練習を積んでいきたい」とし、さらに得意なヒルクライムレースとなる第6戦「箱根ヒルクライム」については「前回の箱根ヒルクライムが惨敗だったので、優勝を目指します!」と力強く宣言をしてくれた。


今回のレースでは「ヒルクライムレースでのペース配分が上手くいかなかった」とコメントしながらも「いつもレースに参加する選手達から良い刺激をもらえているので、次のレースも頑張りたい」と上を目指す佐谷の意欲に今後も注目いただきたい。
この中学生達に混ざる形で参戦したのがQリーグの増輪 寧々羽(Team 一匹狼)。「ヒルクライムが得意なので、ちょっと遠いけれどすごく楽しみにしていました!」とスタート前に語っていた増輪は健闘し、第1ステージ25分16秒、第2ステージが24分49秒と別スタートとなった女子クラスと比較しても総合2位相当という素晴らしい走りで、初のポイントリーダーに輝いた。


Qリーグのポイントリーダー授与式であぶくま洞ヒルクライム実行委員会の蒲生 康博氏から、念願のアメジストジャージを授与された増輪。副賞のアスリチューン目録を手に満面の笑みでレースを振り返り「とてもキレイな景色で涼しかったし、楽しかったです!」と、素晴らしい光景のなかで大好きなヒルクライムが走れた喜びを真っ先にコメントしてくれた。
初出場ということもあったが力を発揮出来たようで、Qリーグ次戦となる「しもふさクリテリウム(9月大会)」に向けては「目標は、このアメジストジャージを維持すること!」と答えてくれた。彼女の活躍により、所属するTeam 一匹狼の女子チームランキングトップ防衛にも繋がるので、今後のリーグ女子選手たちの活躍にも目が離せなくなっている。




表彰式が始まる正午を前にして、メイン会場となった星の村天文台「TAKINE 浪漫館」正面にある特設ステージでは特別ステージイベントを実施。地元の田村市・たむら地域活動部ダンス部によるダンスパフォーマンスや、福島県在住のシンガーソングライター・つじむらゆみこ氏による弾き語りライブ、さらに表彰式の後には、この大会ではお馴染みとなった福島美少女図鑑「いつご」のメンバーによるトークとライブが行われ、会場を盛り上げていた。
あぶくま洞ヒルクライム実行委員会・事務局の先崎 温容氏は閉会式で「毎回、多くの方々にご参加いただき、誠にありがとうございます。福島復興ロードレース事業として始まった今大会は、数年前から福島県の補助を得て『台湾応援』も加える形となり、以前は台湾の自転車ロードレースチームを招聘したり、今回は台湾インフルエンサー『シュアン』をゲストでお呼びしました。また、メイン会場では台湾ブースを設けて、台湾の美味しい台湾茶やパイナップルケーキを振る舞いました。次回は開催10回目という節目の大会となりますので、もっと盛大におもてなしできるように頑張ります!来年も是非あぶくま洞ヒルクライムにご参加ください」とコメントされた。

次回のシリーズ第4戦は、栃木県栃木市藤岡町・藤岡渡良瀬運動公園内で9月12日(土)に開催される「わたらせクリテリウム第2戦」。こちらはNリーグ=中学生のみ対象大会となる。中学1年生の「エスポワール B」と2・3 年生の「エスポワール A」2つに分かれ、それぞれのレース順位に即したリーグポイントを獲得できる大きなチャンスともなるだろう。また、あぶくま洞と一転し平坦コースの周回レースとなる。お互いが常に見えるようなレース展開になると思われるが、ここでいま一度、「思いきりの良い走り」について考えてみたいと思う。
日本国内だと、特にジュニアにおいてはレース参戦の機会が少ない。そのため、数少ない機会をいかに活かすか?を良く考えたい。行き当たりばったり的に数打ちゃ当たる的なレースをするのではなく、次のレースで何をするか、どのような勝負に出るか狙いをよく考える。そして、それを思いきりよく次のレースで実行するようにしてみる。「思いきりよく」と、「数打てば当たる」は違う!これを胸に、短期決戦のクリテリウムになるので、逃げで決めるか? スプリントで決めるか? 夏の練習のなかで各自、よく作戦を練り、脚を作って次戦に臨んで欲しい。

レポート概要>
写真撮影:井上 和隆
テキスト:須藤むつみ(QN リーグ事務局)
協力:あぶくま洞ヒルクライム実行委員会、LinkTOHOKU
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