フタバの展示会で、BMCの2027年カラーが実車で披露された。Teammachine SLR 01のピンクとオレンジ、Teammachine R 01のカメレオン系に加え、未塗装のVAR 0も並んだ。リザードスキンズの新しいDSP Ultra、フォースのシングルスピードクロスバイクのMostが揃った。

Teammachine R 01のフレームセットもカラーが充実している
スイスに本拠を置き、ロードからMTBまでを幅広く手がけるBMC。今回の展示会では既に発表されていた2027年カラーがついに国内に到着し、実車のお披露目となった。
今回の新色のなかで特に目を引くのが、Teammachine SLR 01のピンクとオレンジを組み合わせたカラーだ。ヘッドチューブからトップチューブにかけては鮮やかなオレンジで、シートチューブやダウンチューブ後方、BBまわりへ向かってビビッドなピンクへと色が移っていく。塗装面には微細なパール粒子が混ぜられており、光を受けた時の上質さを演出する。

オレンジからピンクにフェードするTeammachine SLR 01

細かいラメ塗装がフレームに深みを出す
グレーとブラックのグラデーションカラーは、ガンメタルを思わせる濃色にシルバーのフレークを散らしたメタリック仕上げが施される。シンプルな塗装ではなく輝く塗装となっており、実車はWEBで確認するよりも上質なペイントを感じ取れる。実車を確認できる機会があれば、ぜひチェックしてもらいたい。
Teammachine R 01のフレームセットも、カラーの幅が広い。会場には、パープルにシャンパンゴールド調のロゴを合わせたものや、緑から紫へと色味が移るカメレオン系が並んだ。ブラックに赤色ロゴを加えたカラーは、トップチューブにアバンギャルドなディティールを加え、メリハリのあるフレームに仕上がっている。

ブラックのモデルは、トップチューブに白と黒の不規則な模様があしらわれる

見る角度によって、緑から紫へと色味が変化するカメレオン系のカラー
ポップなデザインが増えつつあるBMCのラインアップだが、その対極にあるVAR 0も用意している。これは最低限のクリア塗装のみを行ったフレームで、ユーザーがカスタムペイントを楽しむためのもの。もちろん、そのまま組み上げれば、プロのような超軽量仕様となる。Teammachine RとSLR 01どちらにも用意されており、ハイエンドモデルだからこそ自分好みに仕上げても良さそうだ。
BMCといえばチューダープロサイクリングと、日本のヴィクトワール広島が使用していることでもお馴染み。今年のヴィクトワール広島はJBCFのJプロツアーでチーム総合優勝を遂げる活躍を見せており、BMCのバイクを目にする機会もあったはずだ。チームではTeammachine RとTeammachine SLR 01のどちらも使い、それぞれ活躍しているという。

未塗装仕様のVAR 0。カーボンの地色を生かした仕上げに、白いロゴだけを載せる

カーボンレイアップもわかるほどのクリアコート仕上げとされている 
Teammachine SLR 01とTeammachine RにVAR 0が用意されている
また、BMCは5月ごろにTeammachine SLRの第5世代ミドルグレードも発表。今回の展示会には並べられていなかったが、昨年モデルチェンジしたSLR 01のテクノロジーを受け継ぐセカンドグレードとして注目してもらいたい。
現在のフレームセットにはハンドルが付属せず、コックピットは別売となっている。フレームサイズに対して90mm、100mm、110mmといった標準的なステム長が合わないケースが多かったことから、購入者が自分で選べる方式に改めた。ポジションに合わせてステムやハンドル幅を決められるのは、細かく調整したいライダーにとって利点になる。さらに、FSAが用意するトップキャップを用意すれば、ビジョンのMetron 5Dなど他社製のインテグレーテッドハンドルも装着可能。Teammachine R用のトップキャップも登場予定とのことで、これからパーツ選びの幅は広がりそうだ。

DSP Ultraは素材や表皮パターンが進化している

DSP Ultra Handlebar Tapeはカラーが豊富だ 
リザードスキンズのグリップ。シングルクランプ式のGRADIENT(左)とCHARGER EVO(右)
フタバが取り扱うグリップブランドのリザードスキンズも注目の存在。特にモデルチェンジを遂げたDSP Ultra Handlebar Tapeは、前モデルのV2から耐久性が大きく向上している。シクロワイアードではインプレッションを実施しており、その後も引き続きDSP Ultraを使い続けているが、バーテープが破れる不具合などはなし。前作を知っているユーザーであれば、その耐久性の改善に驚くはずだ。
簡易フェンダーでお馴染みのアスセイバーズはフタバが取り扱う。超定番のサドルレールに取り付けるスタンダードモデルはロード向けのレギュラーと、グラベルにぴったりなBIGの2モデルが用意されている。今年の9月のように天候が良くない時は、サドルに装備しておきたい名品だ。

サドルレールに取り付けるアスセイバーズ。ロード向けのレギュラーとグラベル向けのBIGで、グラフィックも豊富に揃う

シートステーに固定するアスセイバーズのWIN WING。ドット柄やグラデーションなど、多彩なデザインが並ぶ
またアスセイバーズの近年のラインアップにはWIN WINGというモデルも用意されている。こちらはシートステーにエラスティックバンドで固定する簡易フェンダーで、サドル下が小型バッグで使えない時などにぴったり。ロード用とMTB用が用意されており、特にMTBでは泥はねなどを気にする方におすすめ。
フタバは新しくReady Go(レディーゴー)というブランドの取り扱いも開始している。これはサイクルコンピューターマウントブランドで、丸型ハンドルに対応するDF 3-WAY MOUNTと、ステム一体型ハンドルに対応するDF Computer Mountをラインアップ。さらにマウントに装着できるベルも用意されており、混み合いやすいハンドル周りの新しい選択肢となる。
ステム一体型ハンドル用のマウントはサイコンの取り付け位置を三箇所から選ぶことができ、ガーミンのEDGE1000系でも対応可能だという。また、手頃な価格に設定されているため、手を伸ばしやすいことも魅力だ。

READY GOのマウントを一体型ハンドルに装着した様子。アームの先にサイコン用の台座が付く

展示されていた電動小型ポンプ。右側は静粛性に優れる

ダイヤルロックを備えたガーミンマウント式のブラケットが参考出品されていた
また展示会には静音性を重視した電動小型ポンプも並べられていた。非常に便利な電動小型ポンプだが、大きめの音が発生するため、集合住宅や早朝に使うと周囲に響き渡ってしまうこともしばしば。静かに設計することで、出先というよりも自宅での空気充填にぴったりなモデルとなっている。
さらにガーミンマウント+ダイヤルロックというユニークなプロダクトも登場。現在は22.2mm径のハンドルのみに対応しているが、今後サイズ展開が広がることに期待したい。フタバはシマノの旧型STI向けのブラケットカバーも用意。型落ちとなってしまい、補修パーツに困っている方には朗報だ。

フォースからシングルスピードのMostが登場

ライトブルーのMostは爽やかさが特徴

機械式ディスクブレーキが搭載される 
シングルスピードという割り切った仕様とされている
フォースからはMostという新しいクロスバイクが登場。これまでフォースは多段変速のクロスバイクを展開してきたが、今作では思い切ってシングルスピードを採用した。元気な男子学生をユーザーとして想定しており、見た目がカッコよく、整備の手間の少なさが特徴だ。
BMCやFSA/ヴィジョン、アスセイバーズなどの輸入代理店としてお馴染みのフタバだが、ニッチで細かなパーツも取り揃えている。Velosiのようなカスタムパーツも展開しているため、気になる方は一度WEBをチェックしてみても良いだろう。

定番カラーのTeammachine Rも用意されている

スイスストップのディスクローター、CATALYST RACE 
Chuスポーツのバーテープも取り扱う

クラシカルな一台も用意されている 
折り畳み式のシニアカーと、電動キックボードも取り扱う
Report:Gakuto Fujiwara

スイスに本拠を置き、ロードからMTBまでを幅広く手がけるBMC。今回の展示会では既に発表されていた2027年カラーがついに国内に到着し、実車のお披露目となった。
今回の新色のなかで特に目を引くのが、Teammachine SLR 01のピンクとオレンジを組み合わせたカラーだ。ヘッドチューブからトップチューブにかけては鮮やかなオレンジで、シートチューブやダウンチューブ後方、BBまわりへ向かってビビッドなピンクへと色が移っていく。塗装面には微細なパール粒子が混ぜられており、光を受けた時の上質さを演出する。


グレーとブラックのグラデーションカラーは、ガンメタルを思わせる濃色にシルバーのフレークを散らしたメタリック仕上げが施される。シンプルな塗装ではなく輝く塗装となっており、実車はWEBで確認するよりも上質なペイントを感じ取れる。実車を確認できる機会があれば、ぜひチェックしてもらいたい。
Teammachine R 01のフレームセットも、カラーの幅が広い。会場には、パープルにシャンパンゴールド調のロゴを合わせたものや、緑から紫へと色味が移るカメレオン系が並んだ。ブラックに赤色ロゴを加えたカラーは、トップチューブにアバンギャルドなディティールを加え、メリハリのあるフレームに仕上がっている。


ポップなデザインが増えつつあるBMCのラインアップだが、その対極にあるVAR 0も用意している。これは最低限のクリア塗装のみを行ったフレームで、ユーザーがカスタムペイントを楽しむためのもの。もちろん、そのまま組み上げれば、プロのような超軽量仕様となる。Teammachine RとSLR 01どちらにも用意されており、ハイエンドモデルだからこそ自分好みに仕上げても良さそうだ。
BMCといえばチューダープロサイクリングと、日本のヴィクトワール広島が使用していることでもお馴染み。今年のヴィクトワール広島はJBCFのJプロツアーでチーム総合優勝を遂げる活躍を見せており、BMCのバイクを目にする機会もあったはずだ。チームではTeammachine RとTeammachine SLR 01のどちらも使い、それぞれ活躍しているという。



また、BMCは5月ごろにTeammachine SLRの第5世代ミドルグレードも発表。今回の展示会には並べられていなかったが、昨年モデルチェンジしたSLR 01のテクノロジーを受け継ぐセカンドグレードとして注目してもらいたい。
現在のフレームセットにはハンドルが付属せず、コックピットは別売となっている。フレームサイズに対して90mm、100mm、110mmといった標準的なステム長が合わないケースが多かったことから、購入者が自分で選べる方式に改めた。ポジションに合わせてステムやハンドル幅を決められるのは、細かく調整したいライダーにとって利点になる。さらに、FSAが用意するトップキャップを用意すれば、ビジョンのMetron 5Dなど他社製のインテグレーテッドハンドルも装着可能。Teammachine R用のトップキャップも登場予定とのことで、これからパーツ選びの幅は広がりそうだ。



フタバが取り扱うグリップブランドのリザードスキンズも注目の存在。特にモデルチェンジを遂げたDSP Ultra Handlebar Tapeは、前モデルのV2から耐久性が大きく向上している。シクロワイアードではインプレッションを実施しており、その後も引き続きDSP Ultraを使い続けているが、バーテープが破れる不具合などはなし。前作を知っているユーザーであれば、その耐久性の改善に驚くはずだ。
簡易フェンダーでお馴染みのアスセイバーズはフタバが取り扱う。超定番のサドルレールに取り付けるスタンダードモデルはロード向けのレギュラーと、グラベルにぴったりなBIGの2モデルが用意されている。今年の9月のように天候が良くない時は、サドルに装備しておきたい名品だ。


またアスセイバーズの近年のラインアップにはWIN WINGというモデルも用意されている。こちらはシートステーにエラスティックバンドで固定する簡易フェンダーで、サドル下が小型バッグで使えない時などにぴったり。ロード用とMTB用が用意されており、特にMTBでは泥はねなどを気にする方におすすめ。
フタバは新しくReady Go(レディーゴー)というブランドの取り扱いも開始している。これはサイクルコンピューターマウントブランドで、丸型ハンドルに対応するDF 3-WAY MOUNTと、ステム一体型ハンドルに対応するDF Computer Mountをラインアップ。さらにマウントに装着できるベルも用意されており、混み合いやすいハンドル周りの新しい選択肢となる。
ステム一体型ハンドル用のマウントはサイコンの取り付け位置を三箇所から選ぶことができ、ガーミンのEDGE1000系でも対応可能だという。また、手頃な価格に設定されているため、手を伸ばしやすいことも魅力だ。



また展示会には静音性を重視した電動小型ポンプも並べられていた。非常に便利な電動小型ポンプだが、大きめの音が発生するため、集合住宅や早朝に使うと周囲に響き渡ってしまうこともしばしば。静かに設計することで、出先というよりも自宅での空気充填にぴったりなモデルとなっている。
さらにガーミンマウント+ダイヤルロックというユニークなプロダクトも登場。現在は22.2mm径のハンドルのみに対応しているが、今後サイズ展開が広がることに期待したい。フタバはシマノの旧型STI向けのブラケットカバーも用意。型落ちとなってしまい、補修パーツに困っている方には朗報だ。




フォースからはMostという新しいクロスバイクが登場。これまでフォースは多段変速のクロスバイクを展開してきたが、今作では思い切ってシングルスピードを採用した。元気な男子学生をユーザーとして想定しており、見た目がカッコよく、整備の手間の少なさが特徴だ。
BMCやFSA/ヴィジョン、アスセイバーズなどの輸入代理店としてお馴染みのフタバだが、ニッチで細かなパーツも取り揃えている。Velosiのようなカスタムパーツも展開しているため、気になる方は一度WEBをチェックしてみても良いだろう。





Report:Gakuto Fujiwara
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