ヴィクトル・ラフェ(フランス、ユニベット・ローズ・ロケッツ)が2027年の所属チームがない状態であることを明かした。過去にジロとツールで区間優勝を飾った同選手は、今年2月から原因不明の体調不良に見舞われており、2026年は1レースも走ることができなかった。

今年加入したユニベット・ローズ・ロケッツで1レースも走ることができなかったヴィクトル・ラフェ(左) photo:Rockets Cycling
「2027年の契約はないし、そもそも探してもいない」とラフェが語ったのは、仏レキップ紙のインタビューだった。しかし即引退を望んでいるわけではなく、「状況が好転するなら、あと1回か2回はレースに出たい」と、レースへの復帰に対する意欲も語った。
ユニベット・ローズ・ロケッツは今年加入したラフェの状況について、今年8月に詳細な状況を説明する本人執筆のコラムを掲載した。それによると、ラフェは今年1月のトレーニング合宿後、ガールフレンドに会うために中国へ行き、フランスへと帰国。そこから原因不明の倦怠感に襲われ、日常生活もままならない状態に陥った。
「最初は時差ぼけや移動の疲れだろうと思っていた。だが1週間経っても疲労感が抜けず、不安になった。チームドクターに血液検査を受けたいと相談し、以前患ったことのある胃の細菌感染を疑い、抗生物質も服用した。しかし抗生物質は効かず、血液検査でも原因は特定できなかった」。そして8月の時点で「スーパーへ食料品の買い出しに行くだけで、帰宅する頃には眠らなければならない状態になる。ごくわずかな運動をしただけでも同じことが起きる」と語り、練習ができない状況を嘆いた。

2023年のさいたまクリテリウムに出場したヴィクトル・ラフェ(フランス) photo:Makoto AYANO
ラフェは2018年にコフィディスでプロ生活をスタートさせた30歳。2021年のジロ・デ・イタリアで逃げ切りを決め、プロ初勝利がグランツールでの区間優勝となった。2023年のツール・ド・フランス第2ステージでは、ラスト1km地点から集団を飛び出し、スプリントする集団を振り切り、コフィディスに当時15年ぶりの区間優勝をもたらした。
その年にはツール・ド・フランスさいたまクリテリウムにも出場したラフェ。2024年にはデカトロンCMA CGMへ移籍したが、2シーズンにわたり膝の怪我などもあり、目立った活躍ができず、今季からユニベット・ローズ・ロケッツへ移籍していた。
text:Sotaro.Arakawa
photo:So Isobe

「2027年の契約はないし、そもそも探してもいない」とラフェが語ったのは、仏レキップ紙のインタビューだった。しかし即引退を望んでいるわけではなく、「状況が好転するなら、あと1回か2回はレースに出たい」と、レースへの復帰に対する意欲も語った。
ユニベット・ローズ・ロケッツは今年加入したラフェの状況について、今年8月に詳細な状況を説明する本人執筆のコラムを掲載した。それによると、ラフェは今年1月のトレーニング合宿後、ガールフレンドに会うために中国へ行き、フランスへと帰国。そこから原因不明の倦怠感に襲われ、日常生活もままならない状態に陥った。
「最初は時差ぼけや移動の疲れだろうと思っていた。だが1週間経っても疲労感が抜けず、不安になった。チームドクターに血液検査を受けたいと相談し、以前患ったことのある胃の細菌感染を疑い、抗生物質も服用した。しかし抗生物質は効かず、血液検査でも原因は特定できなかった」。そして8月の時点で「スーパーへ食料品の買い出しに行くだけで、帰宅する頃には眠らなければならない状態になる。ごくわずかな運動をしただけでも同じことが起きる」と語り、練習ができない状況を嘆いた。

ラフェは2018年にコフィディスでプロ生活をスタートさせた30歳。2021年のジロ・デ・イタリアで逃げ切りを決め、プロ初勝利がグランツールでの区間優勝となった。2023年のツール・ド・フランス第2ステージでは、ラスト1km地点から集団を飛び出し、スプリントする集団を振り切り、コフィディスに当時15年ぶりの区間優勝をもたらした。
その年にはツール・ド・フランスさいたまクリテリウムにも出場したラフェ。2024年にはデカトロンCMA CGMへ移籍したが、2シーズンにわたり膝の怪我などもあり、目立った活躍ができず、今季からユニベット・ローズ・ロケッツへ移籍していた。
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photo:So Isobe
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