自転車ライトのリーディングカンパニー、キャットアイからリリースされた新型リアライト”NANO 60”をピックアップ。どのようなフレームにも似合うシンプルなボックス形状、日中でも視認できる明るさを備えたモデルを紹介しよう。



キャットアイ NANO 60

日中でもライトを点灯し、サイクリストの存在を周囲にアピールし安全性を向上させるデイライト。徐々に定着しつつあるニーズに応えるべく、キャットアイはNANO 60という新型リアライトを発表した。

日中でも後続車両に光を届けるためにキャットアイは、デイタイムハイパーフラッシュ1(使用時間:約15時間)というモードに最大光量60ルーメンを採用。ランダムのような点滅と光の明るさによって遠くにいる後続車の注意を引きつけてくれる。

デイライトとして存在をアピールする力強い光

デイタイムハイパーフラッシュは光量を20ルーメンに落とした2つ目のモード(使用時間:約20時間)も用意された。バッテリー消費を抑えられるため、夜間も走行することを想定した長時間ライドを行う人でもデイライトを使いやすいのは嬉しいところ。

他にもグループライドモード(使用時間:約25時間)という発光パターンも搭載された。光の明滅が穏やかで真後ろのサイクリストを眩惑しないため、仲間と共に走る際もNANO 60を使用し続けることが可能だ。

透過ボディとされているため、側方からもライトの光を確認できる

点灯(ハイ)は20ルーメンで、ランタイムは約3.5時間。点灯(ロー)は3ルーメンで、約20時間も点灯を続けてくれる。プレーンな点滅は6ルーメンの明るさで、ランタイムは約60時間だ。これらの発光パターンはモードメモリ機能により、消灯時のモードから再び点灯可能だ。

配光も最も強い光が一直線に伸びつつ、周囲に光が広がるように作られており、後から接近する車両からも気が付きやすいはずだ。また、透過ボディとなっており、真横にも光が届けられる。

キャットアイ NANO 60

またNANO 60にはローバッテリーインジケーターが備えられており、電池残量がチェック可能。さらに電池残量が少なくなると自動的に省電力点滅モードに切り替わる「バッテリーオートセーブ機能」も備えられており、急な電池切れを防ぎ、最後まで被視認性を確保できるように配慮されている。

取り付けには付属のラバーバンドを使用。特殊形状のマウントを使用しており、一般的なシートポストから外径約130mmのエアロタイプシートポストまで幅広く対応する。別売のオプションを購入すれば、シートステーやサドルレールに装備可能だ。

マウントは残したままライトを外すことができる

エアロシートポストにも対応するマウント

充電にはUSB Type-C端子を採用しているが、ケーブルは付属しないため注意が必要だ。防水性能はIPX4。価格は3,520円(税込)。このモデルは当面の間、実店舗限定での販売となる。



キャットアイ NANO 60
サイズ:30 x 32 x 30mm
重量:20.5g(本体)
光源:レッドLED 1個
電源:Li-ion Polymer 3.7v 320mAh(標準充電時間:約3時間)
使用時間:
ハイ:約3.5時間 / 20ルーメン
ロー:約20時間 / 3ルーメン
点滅:約60時間 / 6ルーメン
グループライド:約25時間 / 10ルーメン
デイタイムハイパーフラッシュ1:約15時間 / 60ルーメン
デイタイムハイパーフラッシュ2:約20時間 / 20ルーメン
取付バンド径:SP-14-RA ( 約ø21.5〜32.0mm ) / 外径 約130mmのエアロシートポストにも取付け可能
防水性能:IPX4
価格:3,520円(税込)

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