世界最大の総合自転車ブランドとして知られるジャイアントとLivが、タイムトライアル/トライアスロン用のエアロヘルメット”RIVET MIPS”をモデルチェンジ。徹底的なシュミュレーションと選手からのフィードバックを得て、エアロと通気性、細かな調整ができるよう進化した。

ジャイアント Rivet Mips (c)ジャイアント
1秒を争うタイムトライアルやトライアスロンは、最先端のエアロダイナミクス研究が著しく反映される競技。フレームやホイールはもちろんウェアやギア類まで徹底的に研究し尽くされ、中でも急速に進化を遂げるエアロヘルメットは今最もホットなトピックと言えるだろう。
ジャイアントがモデルチェンジを行った”Rivet Mips”は、そんなTTヘルメット界に一石を投じる意欲作。手を高くし、頭部との隙間を減らす現代のタイムトライアルポジションとの親和性を高める大型フォルムが特徴で、CFD(数値流体力学)や風洞実験、プロ選手からの意見収集、実戦テストを行ったという。

エアロを追求したシェルデザインに仕上げられている (c)ジャイアント
ヘルメットの基本フォルムは近年トレンドの脱着式バイザーと一体となり、かつ耳まで覆うもの。ヘルメット中央の頭頂部から後部にかけてフラット形状も設けられ、これらの工夫によって風洞実験では先代Rivetよりも6.4ワットものパワーアドバンテージを備えていることが実証されたという。
Rivet Mipsではエアロだけではなく着け心地を向上させるために、額部分にベンチレーションホールを2つ空け、シェル内側には深いエアロチャネルを設けることで、熱が滞留せずに外からの風に押し出されるように設計されている。この配置は空気抵抗を最小限に抑えたデザインでもあり、先述したエアロ向上にも貢献しているという。

バイザーやブロウブロック、エアロフィンが脱着可能 (c)ジャイアント

エアロフィン取り付け時 (c)ジャイアント 
エアロフィンは外すことも可能だ (c)ジャイアント
装備されるバイザーはUVカット機能や曇り止め加工、風の巻き込みを防ぐ設計が施されている。もちろん明瞭な視界も提供し、ライドに集中することが可能だ。バイザーを外した状態でも使えるようにブロウブロックも用意されていることが特徴の一つ。加えてヘルメット後方のシェル内側に取り外し可能なエアロフィンも装備されており、シチュエーションやライダーの好みに合わせて使い方をカスタムできる。
フィッティングシステムは三段階調整が可能なリアバックルが設けられ、軽量でしなやかなストラップを採用することで快適なフィット感を実現。フィドロック製のマグネットバックルによってトライアスロンでのトランジションがスムーズになるのも嬉しいポイントだ。

トランジションをスムースにするマグネットバックルを備える (c)ジャイアント
安全性にも妥協なく開発が行われた。転倒時に脳へのダメージを低減するMips Air Nodeテクノロジーを採用することで、万が一のアクシデントに見舞われても体への負担を減らしてくれるはず。バージニア工科大学からは5つ星評価を受けているといい、CEとJCFの認証も取得済み。
Rivet Mipsはジャイアントと、女性用ブランドのLivから販売される。ジャイアントからはS(51-55cm)、M(55-59cm)、 L(59-63cm)の3種類が用意され、カラーはマットブラック、マットホワイトの2種類。重量はMサイズ・バイザー付きで505g、バイザーなしで443g。Liv Rivet MipsはS(51-55cm)、M(55-59cm)の2種類で、カラーはマットホワイトのみ。いずれも価格は47,300円(税込)。

Rivet Mipsは既に男女トッププロチームによって実践投入済み。TTやトライアスロンで大きな武器になってくれそうだ (c)ジャイアント
ジャイアント Rivet Mips
サイズ:S(51-55cm)、M(55-59cm)、 L(59-63cm)
重量:505g(Mサイズ/バイザー付)、 443g(Mサイズ/バイザー無し)
カラー:マットブラック、マットホワイト
価格:47,300円(税込)
Liv Rivet Mips
サイズ:S(51-55cm)、M(55-59cm)
重量:505g(Mサイズ/バイザー付)、443g(Mサイズ/バイザー無し)
カラー:マットホワイト
価格:47,300円(税込)

1秒を争うタイムトライアルやトライアスロンは、最先端のエアロダイナミクス研究が著しく反映される競技。フレームやホイールはもちろんウェアやギア類まで徹底的に研究し尽くされ、中でも急速に進化を遂げるエアロヘルメットは今最もホットなトピックと言えるだろう。
ジャイアントがモデルチェンジを行った”Rivet Mips”は、そんなTTヘルメット界に一石を投じる意欲作。手を高くし、頭部との隙間を減らす現代のタイムトライアルポジションとの親和性を高める大型フォルムが特徴で、CFD(数値流体力学)や風洞実験、プロ選手からの意見収集、実戦テストを行ったという。

ヘルメットの基本フォルムは近年トレンドの脱着式バイザーと一体となり、かつ耳まで覆うもの。ヘルメット中央の頭頂部から後部にかけてフラット形状も設けられ、これらの工夫によって風洞実験では先代Rivetよりも6.4ワットものパワーアドバンテージを備えていることが実証されたという。
Rivet Mipsではエアロだけではなく着け心地を向上させるために、額部分にベンチレーションホールを2つ空け、シェル内側には深いエアロチャネルを設けることで、熱が滞留せずに外からの風に押し出されるように設計されている。この配置は空気抵抗を最小限に抑えたデザインでもあり、先述したエアロ向上にも貢献しているという。



装備されるバイザーはUVカット機能や曇り止め加工、風の巻き込みを防ぐ設計が施されている。もちろん明瞭な視界も提供し、ライドに集中することが可能だ。バイザーを外した状態でも使えるようにブロウブロックも用意されていることが特徴の一つ。加えてヘルメット後方のシェル内側に取り外し可能なエアロフィンも装備されており、シチュエーションやライダーの好みに合わせて使い方をカスタムできる。
フィッティングシステムは三段階調整が可能なリアバックルが設けられ、軽量でしなやかなストラップを採用することで快適なフィット感を実現。フィドロック製のマグネットバックルによってトライアスロンでのトランジションがスムーズになるのも嬉しいポイントだ。

安全性にも妥協なく開発が行われた。転倒時に脳へのダメージを低減するMips Air Nodeテクノロジーを採用することで、万が一のアクシデントに見舞われても体への負担を減らしてくれるはず。バージニア工科大学からは5つ星評価を受けているといい、CEとJCFの認証も取得済み。
Rivet Mipsはジャイアントと、女性用ブランドのLivから販売される。ジャイアントからはS(51-55cm)、M(55-59cm)、 L(59-63cm)の3種類が用意され、カラーはマットブラック、マットホワイトの2種類。重量はMサイズ・バイザー付きで505g、バイザーなしで443g。Liv Rivet MipsはS(51-55cm)、M(55-59cm)の2種類で、カラーはマットホワイトのみ。いずれも価格は47,300円(税込)。

ジャイアント Rivet Mips
サイズ:S(51-55cm)、M(55-59cm)、 L(59-63cm)
重量:505g(Mサイズ/バイザー付)、 443g(Mサイズ/バイザー無し)
カラー:マットブラック、マットホワイト
価格:47,300円(税込)
Liv Rivet Mips
サイズ:S(51-55cm)、M(55-59cm)
重量:505g(Mサイズ/バイザー付)、443g(Mサイズ/バイザー無し)
カラー:マットホワイト
価格:47,300円(税込)
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