レッドブル・ボーラ・ハンスグローエが、ツール・ド・フランスに向けて、フランス国旗をモチーフにしたスペシャルキットを発表した。フランスの文化と情熱に敬意を込めたトリコロールカラーのジャージと、新デザインのチームバイクがお目見えした。



リールの街に飾られたレッドブル・ボーラ・ハンスグローエの特別ジャージ (c)Red Bull – BORA – hansgrohe

白地に青と赤のストライプをグラデーションで落とし込んだ、レトロフィーチャーなレッドブル・ボーラ・ハンスグローエのツール・ド・フランス特別チームキット。今年の第4ステージのフィニッシュ地点、ルーアンの街から僅か数kmの地点で、チームは遡ること15年前の2010年にチーム初のステージ勝利を達成。それ以来続くフランスとの縁を、今大会では鮮やかにユニフォームへと落とし込んだ。

トロコロールのストライプはレースのスピードとスピリットを表現し、グラデーションで石畳が広がる北部からアルプスの峠道、そしてパリの凱旋門に至るまで、フランスを象徴する景観を表現しているという。

スペシャルキットに身を包んだツール出場メンバー (c)Red Bull – BORA – hansgrohe

チームバイク(S-Works Tarmac SL8)もスペシャルグラフィックに (c)Red Bull – BORA – hansgrohe

今回のデザインはジャージだけにとどまらず、選手たちが駆るスペシャライズドのS-Works Tarmac SL8も同じテーマで彩られた。深いブルーを基調に、レッドブルらしい“ステッカースタイル”のグラフィックを配したバイクは、世界限定500台のみが市販される特別仕様だ。

レッドブル・ボーラ・ハンスグローエのツール出場メンバーは既報の通り。昨年大会と今年のジロ・デ・イタリア途中棄権の悔しさを晴らすべく、高地合宿でコンディションを調整済み。アレクサンドル・ウラソフ(ロシア)やフロリアン・リポヴィッツ(ドイツ)が山岳アシストを務める。エーススプリンターは2023年最終ステージを制したヨルディ・メーウス(ベルギー)だ。

text:So Isobe

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