「まさに作戦通りになった」と初勝利を喜んだがのは、21歳のマシュー・ブレナン。ファンアールトのし仕掛けに「どうするべきか迷った」と振り返ったポガチャルなど、選手たちのコメントからブエルタ2日目を振り返る。
ステージ優勝 マシュー・ブレナン(イギリス、ヴィスマ・リースアバイク)

スプリントから勝利を手に入れたマシュー・ブレナン(イギリス、ヴィスマ・リースアバイク) photo:CorVos
この勝利は本当に嬉しい。チームは1日を通して素晴らしい仕事をしてくれたし、どれだけ感謝してもしきれない。
今日の作戦はワウト(ファンアールト)がマイヨロホを獲得することだった。終盤にアタックする良いチャンスがあり、ワウト自身もかなり自信を持っていた。だからもしアタックが吸収された場合には、僕がスプリントするために後ろで控えているという作戦だった。まさにその通りになった。
自分に勝負する役割が回ってきた時は、一瞬どうすればいいのか分からなくなった。でもクリストフ(ラポルト)が混乱した状況でも僕を導いてくれたんだ。自分にとって初めてのグランツールをこんな形でスタートすることができて、本当に嬉しいよ。
ステージ2位 パウ・ミケル(スペイン、バーレーン・ヴィクトリアス)
正直、この2位には満足している。でもステージ優勝を狙っていたので、完全に満足しているわけではない。とはいえ、最初のチャンスを最大限に活かすことはできた。今日はブレナンだけが僕より強かった。だからこれからも挑戦を続けていく。
チームは本当に素晴らしい仕事をしてくれたし、10点満点なら10点だ。終盤に向けて完璧なポジションまで連れていってくれたし、自分の脚の感触にも満足している。チームとしても非常に良い仕事ができたと思う。まだこの先にはたくさんのチャンスがある。その一つひとつを掴みにいかなければならない。
ステージ3位&マイヨロホ タデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEチームエミレーツXRG)

区間3位に入り、マイヨロホをキープしたタデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEチームエミレーツXRG) photo:A.S.O.
ワウト(ファンアールト)がアタックする前に話し合っていたわけではない。仕掛けてくること自体は予想していたけれど、反応が少し遅れてしまった。彼は一気に差を広げたので、登りを越え、平坦区間に入ってからも僕は追い続けなければならなかった。
最終的に追いつくことができたし、そのまま2人でフィニッシュまで逃げ切る可能性を残すなら、僕も力を使わなければならなかった。でも後ろにマシュー・ブレナンが控えていることが分かっていたので、どうするべきか迷ったんだ。ワウトがそのまま踏み続けてくれることを期待して、僕は彼の後ろについていた。
その時点ですでに脚にはかなり乳酸が溜まっていたし、3位に入れたことに満足している。今日はただ、ステージ優勝だけを狙い、全力で走っていた。
総合2位ワウト・ファンアールト(ベルギー、ヴィスマ・リースアバイク)
あそこで仕掛けるのは作戦通りだった。だけどマシューがいるからタデイは前を牽いてくれなかった。僕自身は勝てなかったがマシューが勝ってくれて嬉しい。彼は若いが、その強さからすれば当然の結果だ。
逃げに乗ったイーサン・ヘイター(イギリス、スーダル・クイックステップ)

中間スプリントをトップ通過し、最後まで単独で逃げ続けたイーサン・ヘイター(イギリス、スーダル・クイックステップ) photo:CorVos
逃げに乗っていた選手にとって、あのフィナーレはかなり厳しかった。捉えられる前にもかなり力を使った。でも、走っていて楽しかったよ。何もせずに終わるつもりはなかったし、少しは抵抗しようと思っていた。ただ、あれだけ厳しいフィニッシュでは、もうあまり脚が残っていなかった。位置取りにしても、あれ以上前へ上がるだけの脚がなかった。残念だけど、挑戦できたのは良かった。
マイヨロホを着られたら本当に素晴らしかった。グランツールではこういうチャンスはそう何度も巡ってこない。自力でスプリントしてトップ3に入るのはかなり難しいと思っていたから、失うものは何もないと思っていたんだ。
マイヨモンターニャ クーン・ボウマン(オランダ、ジェイコ・アルウラー)

逃げに乗り、狙い通りマイヨモンターニャを着用したクーン・ボウマン(オランダ、ジェイコ・アルウラー) photo:CorVos
長く厳しい1日だった。先週ブエルタ出場の連絡を受けた時から、マイヨモンターニャのことが頭にあった。このステージに目をつけ、山岳賞ポイントがどこで争われるのかも確認していたから、準備はできていた。
タデイ(ポガチャル)が出場している以上、山岳賞争いは厳しくなる。それでも狙っていく。まずは脚が伴わないといけないけれど、いまのところ感触は良い。できる限り長くこの争いに残りたい。ただ、それは明日のステージ次第でもあるね。
text:Sotaro.Arakawa
photo:CorVos, A.S.O.
ステージ優勝 マシュー・ブレナン(イギリス、ヴィスマ・リースアバイク)

この勝利は本当に嬉しい。チームは1日を通して素晴らしい仕事をしてくれたし、どれだけ感謝してもしきれない。
今日の作戦はワウト(ファンアールト)がマイヨロホを獲得することだった。終盤にアタックする良いチャンスがあり、ワウト自身もかなり自信を持っていた。だからもしアタックが吸収された場合には、僕がスプリントするために後ろで控えているという作戦だった。まさにその通りになった。
自分に勝負する役割が回ってきた時は、一瞬どうすればいいのか分からなくなった。でもクリストフ(ラポルト)が混乱した状況でも僕を導いてくれたんだ。自分にとって初めてのグランツールをこんな形でスタートすることができて、本当に嬉しいよ。
ステージ2位 パウ・ミケル(スペイン、バーレーン・ヴィクトリアス)
正直、この2位には満足している。でもステージ優勝を狙っていたので、完全に満足しているわけではない。とはいえ、最初のチャンスを最大限に活かすことはできた。今日はブレナンだけが僕より強かった。だからこれからも挑戦を続けていく。
チームは本当に素晴らしい仕事をしてくれたし、10点満点なら10点だ。終盤に向けて完璧なポジションまで連れていってくれたし、自分の脚の感触にも満足している。チームとしても非常に良い仕事ができたと思う。まだこの先にはたくさんのチャンスがある。その一つひとつを掴みにいかなければならない。
ステージ3位&マイヨロホ タデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEチームエミレーツXRG)

ワウト(ファンアールト)がアタックする前に話し合っていたわけではない。仕掛けてくること自体は予想していたけれど、反応が少し遅れてしまった。彼は一気に差を広げたので、登りを越え、平坦区間に入ってからも僕は追い続けなければならなかった。
最終的に追いつくことができたし、そのまま2人でフィニッシュまで逃げ切る可能性を残すなら、僕も力を使わなければならなかった。でも後ろにマシュー・ブレナンが控えていることが分かっていたので、どうするべきか迷ったんだ。ワウトがそのまま踏み続けてくれることを期待して、僕は彼の後ろについていた。
その時点ですでに脚にはかなり乳酸が溜まっていたし、3位に入れたことに満足している。今日はただ、ステージ優勝だけを狙い、全力で走っていた。
総合2位ワウト・ファンアールト(ベルギー、ヴィスマ・リースアバイク)
あそこで仕掛けるのは作戦通りだった。だけどマシューがいるからタデイは前を牽いてくれなかった。僕自身は勝てなかったがマシューが勝ってくれて嬉しい。彼は若いが、その強さからすれば当然の結果だ。
逃げに乗ったイーサン・ヘイター(イギリス、スーダル・クイックステップ)

逃げに乗っていた選手にとって、あのフィナーレはかなり厳しかった。捉えられる前にもかなり力を使った。でも、走っていて楽しかったよ。何もせずに終わるつもりはなかったし、少しは抵抗しようと思っていた。ただ、あれだけ厳しいフィニッシュでは、もうあまり脚が残っていなかった。位置取りにしても、あれ以上前へ上がるだけの脚がなかった。残念だけど、挑戦できたのは良かった。
マイヨロホを着られたら本当に素晴らしかった。グランツールではこういうチャンスはそう何度も巡ってこない。自力でスプリントしてトップ3に入るのはかなり難しいと思っていたから、失うものは何もないと思っていたんだ。
マイヨモンターニャ クーン・ボウマン(オランダ、ジェイコ・アルウラー)

長く厳しい1日だった。先週ブエルタ出場の連絡を受けた時から、マイヨモンターニャのことが頭にあった。このステージに目をつけ、山岳賞ポイントがどこで争われるのかも確認していたから、準備はできていた。
タデイ(ポガチャル)が出場している以上、山岳賞争いは厳しくなる。それでも狙っていく。まずは脚が伴わないといけないけれど、いまのところ感触は良い。できる限り長くこの争いに残りたい。ただ、それは明日のステージ次第でもあるね。
text:Sotaro.Arakawa
photo:CorVos, A.S.O.
Amazon.co.jp