カナダ企業を共同スポンサーに据えたアスタナ・プレミアテックがオンラインのチームプレゼンテーションを開催。アレクサンドル・ウラソフ(ロシア)がジロ総合エースを、ヤコブ・フルサン(デンマーク)がアルデンヌクラシックや東京オリンピックでの勝利を目指すことが発表された。
スペインのベニドルム周辺でトレーニングを重ねるアスタナ・プレミアテック (c)Astana–Premier Tech/GettySport
「プレミアテックを共同スポンサーに迎え入れることをとても嬉しく感じています。チームの歴史上、カザフスタン以外の企業がタイトルスポンサーとなることは初めてであり、非常に特別で、光栄なことです。プロチームとして更にステップアップすると同時に、選手たちが好成績を出すためのビジネスモデルを更に押し上げてくれるはずです」と、カザフスタン=カナダ体制をアピールするのは、アスタナ・プレミアテックマネージングディレクターのヤナ・シール氏。今年チームは2人のカナダ人選手を所属させ、監督陣にもカナダの元プロ選手でありスティーブ・バウアーを加えるなど、現場部隊においてもカナダ色を濃くしている。
アレクサンドル・ウラソフ(ロシア、アスタナ・プレミアテック) (c)Astana–Premier Tech/GettySport
アレクセイ・ルツェンコ(カザフスタン、アスタナ・プレミアテック) (c)Astana–Premier Tech/GettySport
ヤコブ・フルサン(デンマーク、アスタナ・プレミアテック) (c)Astana–Premier Tech/GettySport現在プロチームの定番合宿地として知られるスペインのベニドルムでキャンプを行うアスタナ・プレミアテック。昨年ツール・ド・フランスで区間優勝を挙げたアレクセイ・ルツェンコ(カザフスタン)やアレクサンドル・ウラソフ(ロシア)、ヤコブ・フルサン(デンマーク)といった主軸選手を筆頭に、NTTプロサイクリングから移籍した元U23世界王者のサムエーレ・バティステッラ(イタリア)など若手を加え、選手総勢31名体制で2021シーズンを戦うこととなる。
ジロ・デ・イタリアで総合エースを務めるのは、初出場した昨年大会でリタイアに終わった24歳のアレクサンドル・ウラソフ(ロシア)。ティレーノ〜アドリアティコを総合5位(ヤングライダー賞1位)、初のグランツールエースを担ったブエルタ・ア・エスパーニャを総合11位(ヤングライダー賞3位)で終えた前ロシアチャンピオンは総合5位以上を目標に据えるという。
カザフ=カナダチームのカザフ王者であるルツェンコはフランドルクラシックを経てツール・ド・フランスと東京オリンピックを、ヤコブ・フルサン(デンマーク)はアルデンヌクラシックと、東京オリンピックをメインターゲットに据える。ヨン・イサギレが目標に掲げるのはホームレースであるバスク1周レースだ。
「厳しいシーズンだったものの、グランツールで3回、モニュメントで1回、合計15回の勝利を収めるなど、結果には満足できる」と語るのはアレクサンドル・ヴィノクロフGM。「新しく加わる8名全員はかなり若いものの、我々は若い才能を信じており、チームキャンプで良いスタートを切った後、慎重にUCIワールドツアーカレンダーに投入していく。私たちの目標は、再びグランドツアーに勝つことです。おそらく、今年すでにジロ・デ・イタリアでこの目標を実現できる可能性も感じている」と、ウラソフのパフォーマンスに期待を込めている。
スペインのベニドルム周辺でトレーニングを重ねるアスタナ・プレミアテック (c)Astana–Premier Tech/GettySport「プレミアテックを共同スポンサーに迎え入れることをとても嬉しく感じています。チームの歴史上、カザフスタン以外の企業がタイトルスポンサーとなることは初めてであり、非常に特別で、光栄なことです。プロチームとして更にステップアップすると同時に、選手たちが好成績を出すためのビジネスモデルを更に押し上げてくれるはずです」と、カザフスタン=カナダ体制をアピールするのは、アスタナ・プレミアテックマネージングディレクターのヤナ・シール氏。今年チームは2人のカナダ人選手を所属させ、監督陣にもカナダの元プロ選手でありスティーブ・バウアーを加えるなど、現場部隊においてもカナダ色を濃くしている。
アレクサンドル・ウラソフ(ロシア、アスタナ・プレミアテック) (c)Astana–Premier Tech/GettySport
アレクセイ・ルツェンコ(カザフスタン、アスタナ・プレミアテック) (c)Astana–Premier Tech/GettySport
ヤコブ・フルサン(デンマーク、アスタナ・プレミアテック) (c)Astana–Premier Tech/GettySport現在プロチームの定番合宿地として知られるスペインのベニドルムでキャンプを行うアスタナ・プレミアテック。昨年ツール・ド・フランスで区間優勝を挙げたアレクセイ・ルツェンコ(カザフスタン)やアレクサンドル・ウラソフ(ロシア)、ヤコブ・フルサン(デンマーク)といった主軸選手を筆頭に、NTTプロサイクリングから移籍した元U23世界王者のサムエーレ・バティステッラ(イタリア)など若手を加え、選手総勢31名体制で2021シーズンを戦うこととなる。ジロ・デ・イタリアで総合エースを務めるのは、初出場した昨年大会でリタイアに終わった24歳のアレクサンドル・ウラソフ(ロシア)。ティレーノ〜アドリアティコを総合5位(ヤングライダー賞1位)、初のグランツールエースを担ったブエルタ・ア・エスパーニャを総合11位(ヤングライダー賞3位)で終えた前ロシアチャンピオンは総合5位以上を目標に据えるという。
カザフ=カナダチームのカザフ王者であるルツェンコはフランドルクラシックを経てツール・ド・フランスと東京オリンピックを、ヤコブ・フルサン(デンマーク)はアルデンヌクラシックと、東京オリンピックをメインターゲットに据える。ヨン・イサギレが目標に掲げるのはホームレースであるバスク1周レースだ。
「厳しいシーズンだったものの、グランツールで3回、モニュメントで1回、合計15回の勝利を収めるなど、結果には満足できる」と語るのはアレクサンドル・ヴィノクロフGM。「新しく加わる8名全員はかなり若いものの、我々は若い才能を信じており、チームキャンプで良いスタートを切った後、慎重にUCIワールドツアーカレンダーに投入していく。私たちの目標は、再びグランドツアーに勝つことです。おそらく、今年すでにジロ・デ・イタリアでこの目標を実現できる可能性も感じている」と、ウラソフのパフォーマンスに期待を込めている。
アスタナ・プレミアテック2021ロースター
| アレクサンデル・アランブル(スペイン) |
| サムエーレ・バティステッラ(イタリア) |
| マヌエーレ・ボアーロ (イタリア) |
| グレブ・ブルセンスキー(カザフスタン) |
| ロドリゴ・コントレラス(コロンビア) |
| ステファン・デボッド(南アフリカ) |
| エフゲニー・フェドロフ(カザフスタン) |
| ファビオ・フェリーネ(イタリア) |
| オマール・フライレ(スペイン) |
| ヤコブ・フルサン(デンマーク) |
| エフゲニー・ギディッチ(カザフスタン) |
| ヨナス・グレゴー(デンマーク) |
| ドミトリー・グルズジェフ(カザフスタン) |
| ユーゴ・ウル(カナダ) |
| ゴルカ・イサギレ(スペイン) |
| ヨン・イサギレ(スペイン) |
| メルハウィ・クドゥス(エリトリア) |
| アレクセイ・ルツェンコ(カザフスタン) |
| ダヴィデ・マルティネッリ(イタリア) |
| ユリー・ナタロフ(カザフスタン) |
| ベン・ペリー(カナダ) |
| アンドレア・ピッコロ(イタリア) |
| ワジム・プロンスキー(カザフスタン) |
| オスカル・ロドリゲス(スペイン) |
| ハビエル・ロモ(スペイン) |
| ルイスレオン・サンチェス(スペイン) |
| マッテオ・ソブレロ(イタリア) |
| ニキータ・スタルノフ(カザフスタン) |
| アロルド・テハダ(コロンビア) |
| アレクサンドル・ウラソフ(ロシア) |
| アルチョム・ザハロフ(カザフスタン) |
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