レース終盤の落車から集団復帰すると、精鋭集団からアタックしたヨナス・ヴィンゲゴー(デンマーク、ヴィスマ・リースアバイク)が独走勝利。今年ブエルタ・ア・エスパーニャを制したヴィンゲゴーが、第11回ツール・ド・フランスさいたまクリテリウムで初優勝を飾った。

落車を乗り越え独走を決めたヨナス・ヴィンゲゴー(デンマーク、ヴィスマ・リースアバイク) photo:Yuichiro Hosoda
雨の心配が杞憂に終わった2025年のツール・ド・フランスさいたまクリテリウム。逃げ集団が形成されてはプロトンに吸収される、慌ただしいレース展開に。終盤、残り15.5km地点でヨナス・ヴィンゲゴー(デンマーク、ヴィスマ・リースアバイク)が落車。しかし、チームメイトの助けを受けて集団復帰を果たすと、レースはヴィンゲゴーを含む4名の精鋭集団に絞られた。
そしてヴィンゲゴーはプリモシュ・ログリッチ(スロベニア、レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ)と共に飛び出し、最終周回でアタック。そのまま差を広げて得意の独走態勢を築き、西日の差すフィニッシュラインへと飛び込んだ。
2位にはジョナタン・ミラン(イタリア、リドル・トレック)が入り、3位はカーデン・グローブス(オーストラリア、アルペシン・ドゥクーニンク)で表彰台に上がった。日本人最高位は9位の新城幸也(ソリューションテック・ヴィーニファンティーニ)だった。

雨の心配が杞憂に終わった2025年のツール・ド・フランスさいたまクリテリウム。逃げ集団が形成されてはプロトンに吸収される、慌ただしいレース展開に。終盤、残り15.5km地点でヨナス・ヴィンゲゴー(デンマーク、ヴィスマ・リースアバイク)が落車。しかし、チームメイトの助けを受けて集団復帰を果たすと、レースはヴィンゲゴーを含む4名の精鋭集団に絞られた。
そしてヴィンゲゴーはプリモシュ・ログリッチ(スロベニア、レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ)と共に飛び出し、最終周回でアタック。そのまま差を広げて得意の独走態勢を築き、西日の差すフィニッシュラインへと飛び込んだ。
2位にはジョナタン・ミラン(イタリア、リドル・トレック)が入り、3位はカーデン・グローブス(オーストラリア、アルペシン・ドゥクーニンク)で表彰台に上がった。日本人最高位は9位の新城幸也(ソリューションテック・ヴィーニファンティーニ)だった。
ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム2025結果
| 1位 | ヨナス・ヴィンゲゴー(デンマーク、ヴィスマ・リースアバイク) | 1:26:49 |
| 2位 | ジョナタン・ミラン(イタリア、リドル・トレック) | +0:08 |
| 3位 | カーデン・グローブス(オーストラリア、アルペシン・ドゥクーニンク) | |
| 9位 | 新城幸也(ソリューションテック・ヴィーニファンティーニ) |
text:Sotaro.Arakawa
photo:Yuichiro Hosoda
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