終盤の3級山岳で遅れながらも、集団復帰を果たしたエリーザ・バルサモ(イタリア、リドル・トレック)がスプリント勝利。マリアローザを着用した元世界王者が、母国開催のジロ・デ・イタリア・ウィメンで3日連続勝利を飾った。

ビビオーネからブーヤに向かうジロ・デ・イタリア・ウィメン2026第3ステージ photo:RCS Sport
元世界王者で、母国最大のステージレースを走るエリーザ・バルサモ(イタリア、リドル・トレック)が2日連続勝利を挙げているジロ・デ・イタリア・ウィメン(UCIワールドツアー)。第3ステージも平坦基調のステージで争われたが、終盤に登場する3級山岳モンテナールス(距離1.9km/平均9.1%/最大16%)でスプリンターが残れるかが勝負の分かれ目と見られた。
2023年のパリ〜ルーベ・ファム覇者アリソン・ジャクソン(カナダ、サンミシェル・プレフェランスホーム・オベール93)ら6名が逃げを打つ。対するメイン集団はリドル・トレックがペースを作り、逃げに大きなリードを与えない。4級山岳で逃げはジャクソンら3名に絞られ、選手たちは一度フィニッシュラインの設定されたブーヤを通過した。

アリソン・ジャクソン(カナダ、サンミシェル・プレフェランスホーム・オベール93)ら6名による逃げ集団 photo:RCS Sport
そこではブーヤが故郷であるジロ・デ・イタリア最終ステージの勝者、ジョナタン・ミラン(イタリア、リドル・トレック)が見守るなか、残り40km地点で逃げとプロトンの差は10秒を切る。しかし先頭3名は粘りを見せ、30秒から20秒のリードを保った。その一方で残り30km地点でプロトンで落車が発生したものの、大きな怪我を負う選手はいなかった。
その後逃げを引き戻したプロトンは、SDワークス・プロタイムの牽引で3級山岳に突入。キアラ・コンソンニ(イタリア、キャニオン・スラム・ゾンダクリプト)が早々と遅れるなか、先頭ではデミ・フォレリング(オランダ、FDJユナイテッド・スエズ)やマーレン・ロイサー(スイス、モビスター)、アンナ・ファンデルブレッヘン(オランダ、SDワークス・プロタイム)など総合有力勢がペースを上げ、ライバルたちに攻撃を仕掛ける。

3級山岳でアタックするデミ・フォレリング(オランダ、FDJユナイテッド・スエズ) photo:RCS Sport
集団後方ではマリアローザのエリーザ・バルサモ(イタリア、リドル・トレック)が必死に食らいつくも、遅れていく。そして頂上を越える頃に先頭は10名程度に絞られたものの、協調体制が整わなかったため、バルサモらが合流。フィニッシュまで続く平坦路ではファイファー・ジョルジ(イギリス、ピクニック・ポストNL)らが仕掛けたが、どれも決め手に欠いた。
終盤に先行したシグリッドイッテリュース・ハウグセット(ノルウェー、ウノエックス・モビリティ)が先頭で残り1kmバナーを通過し、これを捉えたプロトンによるスプリントが開幕。緩斜面の登りとなったスプリントは、先頭のリリー・ウィリアムズ(アメリカ、ヒューマンパワードヘルス)をバルサモが軽々と追い抜き、ハットトリックを達成した。

登りスプリントを制し、ハットトリックを達成したエリーザ・バルサモ(イタリア、リドル・トレック) photo:RCS Sport
初日から3日連続勝利を飾ったバルサモ。「このフィニッシュについては試走していたので、準備はできていた。でも(勝てて)少し驚いているし、とても嬉しい。登りは本当にきつかったが、フィニッシュまで距離があると分かっていたので集団に必死に食らいついた。そして集団に追いつけた時点で完璧な展開となった」と、バルサモはレースを振り返った。

元世界王者で、母国最大のステージレースを走るエリーザ・バルサモ(イタリア、リドル・トレック)が2日連続勝利を挙げているジロ・デ・イタリア・ウィメン(UCIワールドツアー)。第3ステージも平坦基調のステージで争われたが、終盤に登場する3級山岳モンテナールス(距離1.9km/平均9.1%/最大16%)でスプリンターが残れるかが勝負の分かれ目と見られた。
2023年のパリ〜ルーベ・ファム覇者アリソン・ジャクソン(カナダ、サンミシェル・プレフェランスホーム・オベール93)ら6名が逃げを打つ。対するメイン集団はリドル・トレックがペースを作り、逃げに大きなリードを与えない。4級山岳で逃げはジャクソンら3名に絞られ、選手たちは一度フィニッシュラインの設定されたブーヤを通過した。

そこではブーヤが故郷であるジロ・デ・イタリア最終ステージの勝者、ジョナタン・ミラン(イタリア、リドル・トレック)が見守るなか、残り40km地点で逃げとプロトンの差は10秒を切る。しかし先頭3名は粘りを見せ、30秒から20秒のリードを保った。その一方で残り30km地点でプロトンで落車が発生したものの、大きな怪我を負う選手はいなかった。
その後逃げを引き戻したプロトンは、SDワークス・プロタイムの牽引で3級山岳に突入。キアラ・コンソンニ(イタリア、キャニオン・スラム・ゾンダクリプト)が早々と遅れるなか、先頭ではデミ・フォレリング(オランダ、FDJユナイテッド・スエズ)やマーレン・ロイサー(スイス、モビスター)、アンナ・ファンデルブレッヘン(オランダ、SDワークス・プロタイム)など総合有力勢がペースを上げ、ライバルたちに攻撃を仕掛ける。

集団後方ではマリアローザのエリーザ・バルサモ(イタリア、リドル・トレック)が必死に食らいつくも、遅れていく。そして頂上を越える頃に先頭は10名程度に絞られたものの、協調体制が整わなかったため、バルサモらが合流。フィニッシュまで続く平坦路ではファイファー・ジョルジ(イギリス、ピクニック・ポストNL)らが仕掛けたが、どれも決め手に欠いた。
終盤に先行したシグリッドイッテリュース・ハウグセット(ノルウェー、ウノエックス・モビリティ)が先頭で残り1kmバナーを通過し、これを捉えたプロトンによるスプリントが開幕。緩斜面の登りとなったスプリントは、先頭のリリー・ウィリアムズ(アメリカ、ヒューマンパワードヘルス)をバルサモが軽々と追い抜き、ハットトリックを達成した。

初日から3日連続勝利を飾ったバルサモ。「このフィニッシュについては試走していたので、準備はできていた。でも(勝てて)少し驚いているし、とても嬉しい。登りは本当にきつかったが、フィニッシュまで距離があると分かっていたので集団に必死に食らいついた。そして集団に追いつけた時点で完璧な展開となった」と、バルサモはレースを振り返った。
ジロ・デ・イタリア・ウィメン2026第3ステージ結果
| 1位 | エリーザ・バルサモ(イタリア、リドル・トレック) | 3:43:43 |
| 2位 | リリー・ウィリアムズ(アメリカ、ヒューマンパワードヘルス) | |
| 3位 | フェムケ・ヘリッツェ(オランダ、SDワークス・プロタイム) | |
| 4位 | エリーザ・ロンゴボルギーニ(イタリア、UAEチームADQ) | |
| 5位 | シルヴィア・ペルシコ(イタリア、UAEチームADQ) | |
| 6位 | ファイファー・ジョルジ(イギリス、ピクニック・ポストNL) | |
| 7位 | マーレン・ロイサー(スイス、モビスター) | |
| 8位 | セリア・ジェリー(フランス、FDJユナイテッド・スエズ) | |
| 9位 | セシリーウトラップ・ルドヴィグ(デンマーク、キャニオン・スラム・ゾンダクリプト) | |
| 10位 | エミリ・モリエ(フランス、サンミシェル・プレフェランスホーム・オベール93) |
個人総合成績(マリアローザ)
| 1位 | エリーザ・バルサモ(イタリア、リドル・トレック) | 10:59:24 |
| 2位 | リリー・ウィリアムズ(アメリカ、ヒューマンパワードヘルス) | +0:24 |
| 3位 | エリーザ・ロンゴボルギーニ(イタリア、UAEチームADQ) | +0:30 |
| 4位 | マルゴー・ヴィジー(フランス、ヴィスマ・リースアバイク) | |
| 5位 | セリア・ジェリー(フランス、FDJユナイテッド・スエズ) | |
| 6位 | アンナ・ファンデルブレッヘン(オランダ、SDワークス・プロタイム) | |
| 7位 | ニアム・フィッシャーブラック(ニュージーランド、リドル・トレック) | |
| 8位 | シルヴィア・ペルシコ(イタリア、UAEチームADQ) | |
| 9位 | デミ・フォレリング(オランダ、FDJユナイテッド・スエズ) | |
| 10位 | ローレン・ディクソン(イギリス、FDJユナイテッド・スエズ) |
その他の特別賞
| ポイント賞 | エリーザ・バルサモ(イタリア、リドル・トレック) |
| 山岳賞 | アンナ・ファンデルブレッヘン(オランダ、SDワークス・プロタイム) |
| ヤングライダー賞 | セリア・ジェリー(フランス、FDJユナイテッド・スエズ) |
| チーム総合成績 | UAEチームADQ |
text:Sotaro.Arakawa
photo: RCS Sport
photo: RCS Sport
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