4日目を迎えたロイズ・ツアー・オブ・ブリテン・ウィメンは、丘陵ステージでロレーナ・ウィーベス(オランダ、SDワークス・プロタイム)が意地を見せた。総合勢のアタックを追走し、気迫の走りで集団スプリントに持ち込み、今大会3勝目を飾った。

スタートから単独逃げを試みたフルール・モース(ベルギー、リドル・トレック) photo:CorVos
ロイズ・ツアー・オブ・ブリテン・ウィメン(UCIワールドツアー)第4ステージはウェールズ中部のスラニドロイスとヘイ・オン・ワイを結ぶ138.3km。序盤に1級山岳が設定され、終盤には2つの2級山岳が登場する、集団を絞り込むには十分な難易度を持つレイアウトだ。
この日はアクチュアルスタートと同時にヤングライダー賞ジャージを着るフルール・モース(ベルギー、リドル・トレック)が飛び出した。1級山岳を越えてもなお20歳のモースは単独走行を続け、メイン集団に対し最大2分40秒のリードを得る。プロトンからはいくつかの追走が試みられたものの、いずれも失敗に終わるなか、残り40km地点でようやくディリクシーヌ・ミエルモン(フランス、ピクニック・ポストNL)とアレッシア・ヴィジリア(イタリア、ウノエックス・モビリティ)の2名が追いついた。
3名となった逃げ集団は、一時縮まっていたタイム差を再び広げる。しかし集団スプリントに持ち込みたいSDワークス・プロタイムなどがスピードを上げると、その差は一気に縮まっていく。そしてモースらの姿を捉えたプロトンでは、2番手を走っていた山岳賞ジャージを着るローレン・ディクソン(イギリス、FDJユナイテッド・スエズ)が落車。登りの低速だったため大きなダメージを負う選手はいなかったものの、これによりモースたちは一時吸収を逃れた。

リアヌ・リッパート(ドイツ、モビスター)のアタックに唯一反応したキンバリー・ルコート(モーリシャス、AGインシュランス・スーダル) photo:CorVos
その後、逃げを飲み込んだプロトンではモビスターがペースを上げ、リアヌ・リッパート(ドイツ、モビスター)がアタック。ウィーベスは反応できず、唯一総合首位のキンバリー・ルコート(モーリシャス、AGインシュランス・スーダル)が食らいつく。しかし追走集団との差を思うように広げられず、ウィーベスら5名が合流した。
さらに先頭集団には後続も合流し、28名による集団スプリントに持ち込まれる。パンチャータイプのリッパートが懸命に踏み込んだものの、世界屈指のトップスピードを有するウィーベスには敵わなかった。

スプリントに持ち込み、区間3勝目を飾ったロレーナ・ウィーベス(オランダ、SDワークス・プロタイム) photo:CorVos
今大会3度目となる勝利を決めたウィーベスは「すでに3勝できているので、私たちにとっては成功したツアー・オブ・ブリテンになっている。もちろんいま狙っているのは総合表彰台。今日は4秒稼げたので、あと6秒を取りにいきたい」とコメントした。ウィーベスは総合3位。区間3位に入ったルコートとの差は29秒だ。

ロイズ・ツアー・オブ・ブリテン・ウィメン(UCIワールドツアー)第4ステージはウェールズ中部のスラニドロイスとヘイ・オン・ワイを結ぶ138.3km。序盤に1級山岳が設定され、終盤には2つの2級山岳が登場する、集団を絞り込むには十分な難易度を持つレイアウトだ。
この日はアクチュアルスタートと同時にヤングライダー賞ジャージを着るフルール・モース(ベルギー、リドル・トレック)が飛び出した。1級山岳を越えてもなお20歳のモースは単独走行を続け、メイン集団に対し最大2分40秒のリードを得る。プロトンからはいくつかの追走が試みられたものの、いずれも失敗に終わるなか、残り40km地点でようやくディリクシーヌ・ミエルモン(フランス、ピクニック・ポストNL)とアレッシア・ヴィジリア(イタリア、ウノエックス・モビリティ)の2名が追いついた。
3名となった逃げ集団は、一時縮まっていたタイム差を再び広げる。しかし集団スプリントに持ち込みたいSDワークス・プロタイムなどがスピードを上げると、その差は一気に縮まっていく。そしてモースらの姿を捉えたプロトンでは、2番手を走っていた山岳賞ジャージを着るローレン・ディクソン(イギリス、FDJユナイテッド・スエズ)が落車。登りの低速だったため大きなダメージを負う選手はいなかったものの、これによりモースたちは一時吸収を逃れた。

その後、逃げを飲み込んだプロトンではモビスターがペースを上げ、リアヌ・リッパート(ドイツ、モビスター)がアタック。ウィーベスは反応できず、唯一総合首位のキンバリー・ルコート(モーリシャス、AGインシュランス・スーダル)が食らいつく。しかし追走集団との差を思うように広げられず、ウィーベスら5名が合流した。
さらに先頭集団には後続も合流し、28名による集団スプリントに持ち込まれる。パンチャータイプのリッパートが懸命に踏み込んだものの、世界屈指のトップスピードを有するウィーベスには敵わなかった。

今大会3度目となる勝利を決めたウィーベスは「すでに3勝できているので、私たちにとっては成功したツアー・オブ・ブリテンになっている。もちろんいま狙っているのは総合表彰台。今日は4秒稼げたので、あと6秒を取りにいきたい」とコメントした。ウィーベスは総合3位。区間3位に入ったルコートとの差は29秒だ。
ツアー・オブ・ブリテン・ウィメン2026第4ステージ結果
| 1位 | ロレーナ・ウィーベス(オランダ、SDワークス・プロタイム) | 3:41:13 |
| 2位 | リアヌ・リッパート(ドイツ、モビスター) | |
| 3位 | キンバリー・ルコート(モーリシャス、AGインシュランス・スーダル) | |
| 4位 | ケイト・コートニー(アメリカ、FDJユナイテッド・スエズ) | |
| 5位 | ファイファー・ジョルジ(イギリス、ピクニック・ポストNL) | |
| 6位 | カーリーン・スウィンケルス(オランダ、UAEチーム・リマド) | |
| 7位 | フェムケ・デフリース(オランダ、ヴィスマ・リースアバイク) | |
| 8位 | ミリー・コーゼンス(イギリス、フェニックス・プレミアテック) | |
| 9位 | フルール・モース(ベルギー、リドル・トレック) | |
| 10位 | ジョシー・タルボット(オーストラリア、リブ・アルウラー・ジェイコ) |
個人総合成績
| 1位 | キンバリー・ルコート(モーリシャス、AGインシュランス・スーダル) | 13:59:35 |
| 2位 | リアヌ・リッパート(ドイツ、モビスター) | +0:24 |
| 3位 | ロレーナ・ウィーベス(オランダ、SDワークス・プロタイム) | +0:29 |
| 4位 | キャロライン・アンデション(スウェーデン、リブ・アルウラー・ジェイコ) | +0:39 |
| 5位 | フェムケ・デフリース(オランダ、ヴィスマ・リースアバイク) | +0:44 |
| 6位 | カーリーン・スウィンケルス(オランダ、UAEチーム・リマド) | +0:46 |
| 7位 | ミーシャ・ブレーデウォルツ(オランダ、SDワークス・プロタイム) | |
| 8位 | セシリーウトラップ・ルドヴィグ(デンマーク、キャニオン・スラム・ゾンダクリプト) | |
| 9位 | ジョシー・ネルソン(イギリス、ピクニック・ポストNL) | +0:56 |
| 10位 | リーアンヌ・マルクス(オランダ、リドル・トレック) | +1:06 |
その他の特別賞
| ポイント賞 | ロレーナ・ウィーベス(オランダ、SDワークス・プロタイム) |
| 山岳賞 | ローレン・ディクソン(イギリス、FDJユナイテッド・スエズ) |
| ヤングライダー賞 | フルール・モース(ベルギー、リドル・トレック) |
| チーム総合成績 | リドル・トレック |
text:Sotaro.Arakawa
photo:CorVos
photo:CorVos
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