秋のイタリアセミクラシックの幕開けとなる「GPインダストリア&アルティジャナート」を制したのはトーマス・ピドコック(イギリス、ピナレロ・Q36.5プロサイクリング)。MTB世界選手権を制してから1週間後、ロード復帰戦で勝利した。

独走でフィニッシュするトーマス・ピドコック(イギリス、ピナレロ・Q36.5プロサイクリング) (c)Pinarello Q36.5 Pro Cycling Team
9月6日(日)にイタリア・トスカーナ地方で秋のイタリアワンデーレース連戦の開幕を告げる「GPインダストリア&アルティジャナート(UCI1.Pro)」が開催。シーズン最後の大一番である世界選手権やイル・ロンバルディアに向けた前哨戦であり、ブエルタ出場を見送ったクラシックハンターたちがトスカーナに集結した。
フィレンツェの西約50kmに位置する小さな街ラルチャーノを発着するコースは中盤からカテゴリー山岳「フォルネロ(登坂距離0.9km/平均勾配10.3%)」と「サン・バロント(登坂距離8.2km/平均勾配3.5%)」の2連続登坂を4回こなし、最後は「ムンゲリーノ(登坂距離6.2km/平均勾配5.9%)」の頂上から駆け降りてフィニッシュを目指す。
登坂力が問われる距離196.5km/獲得標高2,485mのコースで、この日最も強かったのはトーマス・ピドコック(イギリス、ピナレロ・Q36.5プロサイクリング)だった。1週間前にMTB世界王者に輝いたばかりのピドコックは、チームメイトのクィンティン・ヘルマンス(ベルギー)と共に絞り込まれた精鋭グループの中に入り、ラスト13km、最後のムンゲリーノ峠の頂上付近でアタック。クリスティアン・スカローニ(イタリア、XDSアスタナ)らが加わった後続グループも必死に追いかけたものの、世界屈指のダウンヒラーであるピドコックは悠々とリードを維持してフィニッシュラインに飛び込んだ。

GPインダストリア&アルティジャナート2026表彰台 (c)Pinarello Q36.5 Pro Cycling Team
ツール・ド・フランスを総合9位、MTB世界選手権優勝、そしてその1週間後のロード復帰戦でセミクラシック優勝と、そのマルチタレントっぷりに拍車をかけたピドコック。「ロードバイクの感覚を取り戻すためにここに来たけれど、思ったほど悪くなかったように思う。本当に暑かったし、最後の登りが勝負の鍵になるだろうと思っていた。MTB世界選手権の後はいつもロードの感覚を取り戻すのに少し時間がかかるんだ。ロードレースはMTBとは全く違う種類の運動量だからね。今日の自分のコンディションには本当に満足しているよ」とコメント。古くはフェリーチェ・ジモンディ、ここ最近ではダミアーノ・クネゴやヴィンチェンツォ・ニバリ、イサーク・デルトロが名を連ねる優勝者リストにその名前を刻んでいる。

9月6日(日)にイタリア・トスカーナ地方で秋のイタリアワンデーレース連戦の開幕を告げる「GPインダストリア&アルティジャナート(UCI1.Pro)」が開催。シーズン最後の大一番である世界選手権やイル・ロンバルディアに向けた前哨戦であり、ブエルタ出場を見送ったクラシックハンターたちがトスカーナに集結した。
フィレンツェの西約50kmに位置する小さな街ラルチャーノを発着するコースは中盤からカテゴリー山岳「フォルネロ(登坂距離0.9km/平均勾配10.3%)」と「サン・バロント(登坂距離8.2km/平均勾配3.5%)」の2連続登坂を4回こなし、最後は「ムンゲリーノ(登坂距離6.2km/平均勾配5.9%)」の頂上から駆け降りてフィニッシュを目指す。
登坂力が問われる距離196.5km/獲得標高2,485mのコースで、この日最も強かったのはトーマス・ピドコック(イギリス、ピナレロ・Q36.5プロサイクリング)だった。1週間前にMTB世界王者に輝いたばかりのピドコックは、チームメイトのクィンティン・ヘルマンス(ベルギー)と共に絞り込まれた精鋭グループの中に入り、ラスト13km、最後のムンゲリーノ峠の頂上付近でアタック。クリスティアン・スカローニ(イタリア、XDSアスタナ)らが加わった後続グループも必死に追いかけたものの、世界屈指のダウンヒラーであるピドコックは悠々とリードを維持してフィニッシュラインに飛び込んだ。

ツール・ド・フランスを総合9位、MTB世界選手権優勝、そしてその1週間後のロード復帰戦でセミクラシック優勝と、そのマルチタレントっぷりに拍車をかけたピドコック。「ロードバイクの感覚を取り戻すためにここに来たけれど、思ったほど悪くなかったように思う。本当に暑かったし、最後の登りが勝負の鍵になるだろうと思っていた。MTB世界選手権の後はいつもロードの感覚を取り戻すのに少し時間がかかるんだ。ロードレースはMTBとは全く違う種類の運動量だからね。今日の自分のコンディションには本当に満足しているよ」とコメント。古くはフェリーチェ・ジモンディ、ここ最近ではダミアーノ・クネゴやヴィンチェンツォ・ニバリ、イサーク・デルトロが名を連ねる優勝者リストにその名前を刻んでいる。
GPインダストリア&アルティジャナート2026結果
| 1位 | トーマス・ピドコック(イギリス、ピナレロ・Q36.5プロサイクリング) | 4:33:08 |
| 2位 | クリスティアン・スカローニ(イタリア、XDSアスタナ) | +0:12 |
| 3位 | アントン・チャーム(デンマーク、ウノエックス・モビリティ) | |
| 4位 | ロジャー・アドリア(スペイン、モビスター) | |
| 5位 | アレッサンドロ・ファンチェル(イタリア、MBHバンク・CSB・テレコムフォート) | |
| 6位 | アントニオ・ティベリ(イタリア、バーレーン・ヴィクトリアス) | |
| 7位 | トマ・ガシニャール(フランス、トタルエネルジー) | |
| 8位 | マティス・ロンデル(フランス、チューダープロサイクリング) | +0:18 |
| 9位 | ベン・オコーナー(オーストラリア、ジェイコ・アルウラー) | +0:28 |
| 10位 | ロマン・グレゴワール(フランス、グルパマFDJ) | +0:40 |
text:So Isobe
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