ロット・アンテルマルシェがギヨーム・マルタンギヨネ(フランス、グルパマFDJユナイテッド)の獲得を発表した。昨年ロットと合併したアンテルマルシェは、同選手が2019年まで所属したワンティの流れをくむチームであり、事実上の古巣復帰となる。契約は1年間。



ロット・アンテルマルシェへの移籍が発表されたギヨーム・マルタンギヨネ(フランス、グルパマFDJユナイテッド) photo:A.S.O.

「ベルギーチームに戻ることが第一希望だった。ワンティ・グループゴベールで過ごした4年間には、いい思い出しかない。CEOのジャンフランソワ・ブルラとは当時からの知り合いで、その後もずっと連絡を取り合ってきた。新しいチームを探さなければならないと分かったとき、すぐに彼に電話したんだ。もちろん2019年から多くのことが変わったけれど、まったく知らない環境に飛び込むわけではない。戻ってこられて、とても嬉しい」と、マルタンはロット・アンテルマルシェのプレスリリースで語った。

マルタンは2016年にワンティ・グループゴベールでプロデビューした33歳。同チームは後にアンテルマルシェ・ワンティとなり、今年ロットと合併。マルタン自身は2019年限りでチームを離れ、コフィディスに加入。2025年からはグルパマFDJユナイテッドと2年契約を結んでいた。

2020年のブエルタ・ア・エスパーニャで山岳賞を獲得したギヨーム・マルタン(フランス、当時コフィディス) (c)CorVos

本人が「この2年間は、あまり目立たなかったかもしれない」と語るように、2025年はクラス1のレースで2勝を飾りながらも、総合エースとして出場したツール・ド・フランスでは総合16位。今年のツールでは早い段階でステージ優勝狙いに切り替えたものの、勝利を掴むことはできなかった。

「それでも、グランツールで総合トップ10を争う力がまだ自分にはあると信じている」と自信を語るマルタン。「先日のブエルタ・ア・エスパーニャで総合11位に入ったことで、その思いはさらに強くなった。ワールドツアーは今も自分が戦うべき舞台であり、そこでまだ成し遂げたいことがある」と、総合エースとして結果を残す意欲を示した。

アルノー・ドゥリー(ベルギー)やレナルト・ファンイートヴェルト(ベルギー)、ゲオルク・ツィマーマン(ドイツ)など主力選手の離脱が発表されているロット。一方で、マルタンの他にフアン・モラノ(コロンビア、UAEチームエミレーツXRG)やスタン・デウルフ(ベルギー、デカトロンCMA CGM)を獲得するなど、来季に向けた補強を進めている。

text:Sotaro.Arakawa
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