マレーシアを舞台にする8日間のツール・ド・ランカウイが開幕。初日のスプリントでマッテオ・マルチェッリ(イタリア、XDSアスタナ)が勝利し、織田聖(愛三工業レーシングチーム)が7位に食い込んだ。

8日間のツール・ド・ランカウイが開幕。ヨーロッパの有力チームが多く参戦中だ photo: Tour de Langkawi
UCIワールドチームやプロチームも多く出場するアジア最大級のステージレース、「ペトロナス・ツール・ド・ランカウイ(UCI2.Pro)」が開幕。9月27日(日)から10月4日(日)までの合計8日間、休息日を挟むことなくマレー半島の南沿岸部を駆け抜ける。
名物山岳「ゲンティン・ハイラインド」や「キャメロン・ハイランド」など、難関山岳をたっぷりと含むコースの合計は1264.8kmで、30回の記念大会となる2026年はUCIワールドチームのXDSアスタナとピクニック・ポストNLに加え、チューダープロサイクリング、ユニベット・ローズ・ロケッツ、トタルエネルジー、カハルラル・セグロスRGA、ブルゴス・ブルペレット・BH、エキポ・ケルンファルマ、バルディアーニ・CSF・7サベール、モダンアドベンチャープロサイクリングと6のUCIプロチームが参戦し、高い競技レベルが期待されている。

愛三工業レーシングチームが今年もランカウイ参戦を果たした photo:Keita YAMAUCHI / Aisan Racing Team 
全日本王者の留目夕陽(愛三工業レーシングチーム) photo:Keita YAMAUCHI / Aisan Racing Team
ブルゴス・ブルペレット・BHからはアンドラで調整を重ねてきた小山智也がランカウイ初参戦しているほか、アジア大会を終えたばかりの全日本王者、留目夕陽を抱える愛三工業レーシングチームが参戦。留目、織田聖、宇田川塁、南和人、松井丈治、そして神谷啓人が小森亮平・中根英登監督のもと上位入賞や、ステージ成績では5位以内に与えられるUCIポイントの獲得を狙っている。
初日はクアラルンプール近郊にあるセランゴール州の州都シャーアラムから、ペラ州のカンパーまで南下する193.0kmのフラットコース。スタートが切られて20〜30kmほどアタック合戦が続いたのち5人のエスケープが決まったものの、スプリントに意気込むXDSアスタナがコントロールするメイン集団はタイム差1分〜1分半ほどでタイトコンロール。この日は193kmを4時間強で駆け抜ける、平均スピード46.905km/hというスピーディーな展開となった。
椰子の木が並ぶプランテーションを横目に駆け抜け、残り40kmを切ってから予定通り逃げグループを吸収。残り6km地点では中央分離帯に接触した落車が発生して神谷啓人が巻き込まれたものの、幸いすぐに復帰。勇敢に単騎飛び出しを決めたゼブ・キフィン(イギリス、トレンガヌサイクリング)を残り1.5km地点で捉え、XDSアスタナが鉄壁のリードアウトトレインを組んで(リードアウト選手がコースアウト→前転するほどの勢いで)最終2連コーナーを駆け抜けた。

残り150mからマッテオ・マルチェッリ(イタリア、XDSアスタナ)のスプリントがスタート photo: Tour de Langkawi

ハンドルを投げ込むマッテオ・マルチェッリ(イタリア、XDSアスタナ)とライリー・ピックレル(カナダ、モダンアドベンチャープロサイクリング)。背後に織田聖(愛三工業レーシングチーム)の姿が見える photo: Tour de Langkawi

ランカウイ通算7勝目をマークしたマッテオ・マルチェッリ(イタリア、XDSアスタナ) photo: Tour de Langkawi

7位に食い込んだ織田聖(愛三工業レーシングチーム) photo:Keita YAMAUCHI / Aisan Racing Team 190cmの体格を誇るグレブ・シリツァ(ロシア、XDSアスタナ)がラスト150mまでスプリントし、その背後から小柄なマッテオ・マルチェッリ(イタリア、XDSアスタナ)が発進。並びかけるライリー・ピックレル(カナダ、モダンアドベンチャープロサイクリング)や、フェルナンド・ガビリア(コロンビア、カハルラル・セグロスRGA)を抑えたマルチェッリが開幕勝利とリーダージャージを掴んだ。
2024年にJCLチーム右京に所属していたマルチェッリにとってはランカウイでのステージ優勝は合計7回目で、今月上旬のツアー・オブ・タイフーレイクでのステージ3勝+総合優勝に続く好調ぶりを発揮している。
また、トップスプリンターの背後で激しいスプリントを繰り広げた織田聖が7位+アジア人最高位に食い込んだ。「チームとしてUCIポイント獲得に重きを置いているので、2つ順位を挙げればポイント圏内に入ること、トップも自分から見える位置だったので悔しいですが、ベストな走りはできたかなと思います。明日は山頂フィニッシュなので全日本チャンピオンの留目が大活躍してくれるでしょう(要約)」とチームSNSの動画でコメントしている。

UCIワールドチームやプロチームも多く出場するアジア最大級のステージレース、「ペトロナス・ツール・ド・ランカウイ(UCI2.Pro)」が開幕。9月27日(日)から10月4日(日)までの合計8日間、休息日を挟むことなくマレー半島の南沿岸部を駆け抜ける。
名物山岳「ゲンティン・ハイラインド」や「キャメロン・ハイランド」など、難関山岳をたっぷりと含むコースの合計は1264.8kmで、30回の記念大会となる2026年はUCIワールドチームのXDSアスタナとピクニック・ポストNLに加え、チューダープロサイクリング、ユニベット・ローズ・ロケッツ、トタルエネルジー、カハルラル・セグロスRGA、ブルゴス・ブルペレット・BH、エキポ・ケルンファルマ、バルディアーニ・CSF・7サベール、モダンアドベンチャープロサイクリングと6のUCIプロチームが参戦し、高い競技レベルが期待されている。


ブルゴス・ブルペレット・BHからはアンドラで調整を重ねてきた小山智也がランカウイ初参戦しているほか、アジア大会を終えたばかりの全日本王者、留目夕陽を抱える愛三工業レーシングチームが参戦。留目、織田聖、宇田川塁、南和人、松井丈治、そして神谷啓人が小森亮平・中根英登監督のもと上位入賞や、ステージ成績では5位以内に与えられるUCIポイントの獲得を狙っている。
初日はクアラルンプール近郊にあるセランゴール州の州都シャーアラムから、ペラ州のカンパーまで南下する193.0kmのフラットコース。スタートが切られて20〜30kmほどアタック合戦が続いたのち5人のエスケープが決まったものの、スプリントに意気込むXDSアスタナがコントロールするメイン集団はタイム差1分〜1分半ほどでタイトコンロール。この日は193kmを4時間強で駆け抜ける、平均スピード46.905km/hというスピーディーな展開となった。
椰子の木が並ぶプランテーションを横目に駆け抜け、残り40kmを切ってから予定通り逃げグループを吸収。残り6km地点では中央分離帯に接触した落車が発生して神谷啓人が巻き込まれたものの、幸いすぐに復帰。勇敢に単騎飛び出しを決めたゼブ・キフィン(イギリス、トレンガヌサイクリング)を残り1.5km地点で捉え、XDSアスタナが鉄壁のリードアウトトレインを組んで(リードアウト選手がコースアウト→前転するほどの勢いで)最終2連コーナーを駆け抜けた。




2024年にJCLチーム右京に所属していたマルチェッリにとってはランカウイでのステージ優勝は合計7回目で、今月上旬のツアー・オブ・タイフーレイクでのステージ3勝+総合優勝に続く好調ぶりを発揮している。
また、トップスプリンターの背後で激しいスプリントを繰り広げた織田聖が7位+アジア人最高位に食い込んだ。「チームとしてUCIポイント獲得に重きを置いているので、2つ順位を挙げればポイント圏内に入ること、トップも自分から見える位置だったので悔しいですが、ベストな走りはできたかなと思います。明日は山頂フィニッシュなので全日本チャンピオンの留目が大活躍してくれるでしょう(要約)」とチームSNSの動画でコメントしている。
ツール・ド・ランカウイ2026第1ステージ結果
| 1位 | マッテオ・マルチェッリ(イタリア、XDSアスタナ) | 4:06:53 |
| 2位 | ライリー・ピックレル(カナダ、モダンアドベンチャープロサイクリング) | |
| 3位 | フェルナンド・ガビリア(コロンビア、カハルラル・セグロスRGA) | |
| 4位 | ロナン・オジェ(フランス、ユニベット・ローズ・ロケッツ) | |
| 5位 | イケル・ビジャール(スペイン、カハルラル・セグロスRGA) | |
| 7位 | 織田聖(愛三工業レーシングチーム) |
個人総合成績
| 1位 | マッテオ・マルチェッリ(イタリア、XDSアスタナ) | 4:06:43 |
| 2位 | ハビエル・イバネス(スペイン、カハルラル・セグロスRGA) | +0:03 |
| 3位 | ライリー・ピックレル(カナダ、モダンアドベンチャープロサイクリング) | +0:04 |
| 4位 | フェルナンド・ガビリア(コロンビア、カハルラル・セグロスRGA) | +0:06 |
| 5位 | アンドレイ・ステファノフ(ロシア、ホイールトップ・ローター・チェンドゥ) |
その他の特別賞
| 山岳賞 | ペトル・リクノフ(ロシア、ホイールトップ・ローター・チェンドゥ) |
| ポイント賞 | マッテオ・マルチェッリ(イタリア、XDSアスタナ) |
| チーム総合成績 | カハルラル・セグロスRGA |
text:So Isobe
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