コストパフォーマンスに優れたデジタルサイクルガジェットを展開しているスマートデバイスブランドのMagene(マージーン)から、新たにペダル型パワーメーターが登場。多くのバイクに使いまわしやすい形式かつ、高い計測制度と信頼性を担保しながら9万円を切る価格を実現した。



マージーン P715 ペダル型パワーメーター (c)グロータック

スマートデバイスブランドとして、ハードウェアとソフトウェアの両面から様々なアイテムの開発を行うマージーン。その中でも得意とするパワーメーターに、新たなアイテムが登場した。

P715はマージーン初となるペダル型パワーメーター。多数のバイクに使いまわしやすいことから、複数のバイクを持つサイクリストにとって魅力的な形式であるペダル型パワーメーターに、ついにマージーンも参入した。

マージーン P715 ペダル型パワーメーター (c)グロータック
フル充電はわずか3時間で完了。120時間のランタイムを実現する (c)グロータック



ジャイロスコープを搭載することで、リアルタイムで角速度を計測し、各角度での瞬間的なパワーを正確に算出。±1%の高精度なパワー計測を可能としている。左右それぞれの出力を計測することで、パワーフェーズやペダリングスムーズネス、左右バランスなど7つの指標をサイクリストに提供する、多機能なパワーメーターとなっている。

バッテリーは充電方式となっており、電池交換は不要。3時間で満充電可能で、最大120時間駆動するロングライフなバッテリーが搭載されている。端子は専用のマグネット方式となっており、非常に簡単に充電できる。

ジャイロスコープ内蔵によりリアルタイムで角速度を計測し、各角度での瞬間的なパワーを正確に算出 (c)グロータック
±1%の高精度パワー測定を実現 (c)グロータック



対応クリートの異なる2モデルが用意されており、KEOクリートモデルは157g、SPD-SLクリートモデルは159gと軽量な仕上がりに。Qファクターも55mmと、パワーメーター搭載ペダルながら狭い設計で違和感のないペダリングを可能とした。

BluetoothとANT+の両方に対応し、1台のBluetoothデバイスと、無制限のANT+デバイスに同時接続可能。IPX7規格の防水性能を誇り、雨の日でも安心してライド可能だ。

LOOK KEOクリートモデルは157g (c)グロータック
シマノSPD-SL対応モデルは159g (c)グロータック



多機能かつ扱いやすいP715ペダル型パワーメーター。価格はどちらのクリート対応モデルも89,650円(税込)となる。



マージーン P715 ペダル型パワーメーター
計測方法:ペダル型
対応クリート:
KEO:P715 K
SPD-SL:P715 S
重量:
P715 S:318g±5g
P715 K:314g±5g
パワー計測精度:±1%
稼働時間:120時間(満充電時)
通信規格:ANT+, Bluetooth
保護等級:IPX7
計測データ:パワー、ケイデンス、左右バランス、トルク効率、ペダルスムーズネス、パワーフェーズ、ライディングポジション
パワーレンジ:0 ~ 2500W
ケイデンスレンジ:20 ~ 240rpm
スタックハイト:
P715 S:13mm
P715 K:11mm
Qファクター:55mm
動作温度:-20℃~50℃
価格:89,650円(税込)
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