伊豆ベロドロームで開催されている全日本選手権トラック2日目は、スプリント、スクラッチ、女子オムニアム、男子マディソンで決勝が行われた。スプリント予選の200mFTTでは、男子エリートの太田海也、女子エリートの佐藤水菜(共にTEAM RAKUTEN K DREAMS)が大会新記録をマーク。スクラッチは橋本英也(JPCA)が優勝し、マディソンは兒島直樹と松田祥位のJIKが逆転優勝。女子オムニアムでは内野艶和が優勝した。

国内初の板張り250mバンクを備える伊豆ベロドローム photo:Satoru Kato
スクラッチ(男子エリート、男子ジュニア)

スクラッチの世界チャンピオン窪木一茂がアルカンシェルで走る photo:Satoru Kato

スクラッチ 終盤単独先行する橋本英也(JPCA) photo:Satoru Kato
2組の予選を勝ち上がった19名が出走した男子エリートは、終盤に単独で抜け出した橋本英也(JPCA)が集団をラップして優勝。この種目の世界チャンピオン窪木一茂(愛三工業レーシングチーム)はアルカンシェルを着て出走したが、橋本の先行に対応できず7位に終わった。

スクラッチ 優勝した橋本英也(JPCA)が観客とハイタッチ photo:Satoru Kato

スクラッチ 男子エリート表彰式 photo:Satoru Kato

スクラッチ 男子ジュニア優勝倉谷侠俐(名古屋たちばな高校) photo:Satoru Kato
男子ジュニアは2組の予選を勝ち上がった15名が出走。終盤、脇野凌功(岡山工業高校)が単独先行するも、最終周回のホームストレートで後続に追いつかれ、倉谷侠俐(名古屋たちばな高校)が優勝した。

スクラッチ 男子ジュニア表彰式 photo:Satoru Kato
オムニアム(女子エリート)

オムニアム エリミネイションは垣田真穂と水谷彩奈の勝負へ photo:Satoru Kato

オムニアム女子 ポイントレース終盤、仕掛ける垣田真穂に内野艶和(TEAM RAKUTEN K DREAMS)が追従 photo:Satoru Kato
6名が出走した女子エリートのオムニアムは、スクラッチとエリミネイションを垣田真穂、テンポレースを内野艶和(共にTEAM RAKUTEN K DREAMS)が1位となり、3種目を終えての首位は116ポイントの垣田、110ポイントの内野が2位につけた。最終種目のポイントレースでは、7回あるポイント周回のうち6回を内野が1位通過し、レース中盤に垣田を逆転して首位に立ち、終盤までに逆転不可能なポイント差をつける。最後はポイントが倍になるフィニッシュで1位を獲ってダメ押し。内野が逆転優勝を決めた。

オムニアム ポイントレースで逆転優勝を決めた内野艶和(TEAM RAKUTEN K DREAMS) photo:Satoru Kato 
オムニアム 女子エリート表彰式 photo:Satoru Kato
マディソン(男子エリート)

マディソン ポイント周回を前に上位勢が一斉に交代 photo:Satoru Kato

マディソン 男子エリート優勝 JIK(兒島直樹、松田祥位) photo:Satoru Kato

マディソン 男子エリート2位 HPCJC(窪木一茂、橋本英也) photo:Satoru Kato 
マディソン 男子エリート3位 チームブリヂストン(山本哲央、梅澤幹太) photo:Satoru Kato
8チームが出場した男子エリートのマディソンは、序盤から窪木一茂と橋本英也のHPCJCが1位通過を繰り返してリードを広げ、兒島直樹と松田祥位のJIK、河野翔輝と矢萩悠也のチームブリヂストン_レッドが続く。後半に入るとJIKチームが集団から抜け出して単独先行し、ポイントを加算。終盤にはラップポイントを加えてHPCJCを逆転する。さらにポイントが倍になるフィニッシュも1位となり、65ポイントを獲得して優勝を決めた。なお、フィニッシュはJIKとチームブリヂストン(山本哲央、梅澤幹太)が同着となり、2チームが10ポイントを獲得するという珍しい結果となった。

マディソン 男子エリート表彰式 photo:Satoru Kato
スプリント

スプリント・男子エリート決勝 太田海也(TEAM RAKUTEN K DREAMS)が中野慎詞(TEAM RAKUTEN K DREAMS)をまくりにかかる photo:Satoru Kato

スプリント・男子エリート表彰式 photo:Satoru Kato
男子エリートは予選の200mフライングタイムトライアルで太田海也(TEAM RAKUTEN K DREAMS)が9秒498の大会新記録をマーク。決勝まで勝ち上がって予選2位の中野慎詞(TEAM RAKUTEN K DREAMS)と対戦し、2本連取で優勝を決めた。

スプリント・女子エリート決勝 佐藤 水菜(TEAM RAKUTEN K DREAMS)が優勝 photo:Satoru Kato

スプリント・女子エリート表彰式 photo:Satoru Kato
女子エリートの予選では、佐藤水菜(TEAM RAKUTEN K DREAMS)が10秒449を出して自身が昨年の全日本選手権で出した大会記録を更新。決勝では仲澤春香(TEAM RAKUTEN K DREAMS)を下して優勝した。

スプリント・男子ジュニア決勝 小山 幹太(日本大学)が優勝 photo:Satoru Kato

スプリント・女子ジュニア決勝 井関文月(香川県立高松工芸高校)が優勝 photo:Satoru Kato

スプリント・男子ジュニア表彰式 photo:Satoru Kato 
スプリント・女子ジュニア表彰式 photo:Satoru Kato
男子ジュニア決勝は小山幹太(日本大学)と山本 武蔵(南大隅高校)が対戦。3回戦までもつれた勝負を小山が制した。女子ジュニア決勝も3回戦まで持ち込まれ、井関文月(香川県立高松工芸高校)が鍋島実愛(宮崎農業高校)を下して優勝した。

スクラッチ(男子エリート、男子ジュニア)


2組の予選を勝ち上がった19名が出走した男子エリートは、終盤に単独で抜け出した橋本英也(JPCA)が集団をラップして優勝。この種目の世界チャンピオン窪木一茂(愛三工業レーシングチーム)はアルカンシェルを着て出走したが、橋本の先行に対応できず7位に終わった。



男子ジュニアは2組の予選を勝ち上がった15名が出走。終盤、脇野凌功(岡山工業高校)が単独先行するも、最終周回のホームストレートで後続に追いつかれ、倉谷侠俐(名古屋たちばな高校)が優勝した。

オムニアム(女子エリート)


6名が出走した女子エリートのオムニアムは、スクラッチとエリミネイションを垣田真穂、テンポレースを内野艶和(共にTEAM RAKUTEN K DREAMS)が1位となり、3種目を終えての首位は116ポイントの垣田、110ポイントの内野が2位につけた。最終種目のポイントレースでは、7回あるポイント周回のうち6回を内野が1位通過し、レース中盤に垣田を逆転して首位に立ち、終盤までに逆転不可能なポイント差をつける。最後はポイントが倍になるフィニッシュで1位を獲ってダメ押し。内野が逆転優勝を決めた。


マディソン(男子エリート)




8チームが出場した男子エリートのマディソンは、序盤から窪木一茂と橋本英也のHPCJCが1位通過を繰り返してリードを広げ、兒島直樹と松田祥位のJIK、河野翔輝と矢萩悠也のチームブリヂストン_レッドが続く。後半に入るとJIKチームが集団から抜け出して単独先行し、ポイントを加算。終盤にはラップポイントを加えてHPCJCを逆転する。さらにポイントが倍になるフィニッシュも1位となり、65ポイントを獲得して優勝を決めた。なお、フィニッシュはJIKとチームブリヂストン(山本哲央、梅澤幹太)が同着となり、2チームが10ポイントを獲得するという珍しい結果となった。

スプリント


男子エリートは予選の200mフライングタイムトライアルで太田海也(TEAM RAKUTEN K DREAMS)が9秒498の大会新記録をマーク。決勝まで勝ち上がって予選2位の中野慎詞(TEAM RAKUTEN K DREAMS)と対戦し、2本連取で優勝を決めた。


女子エリートの予選では、佐藤水菜(TEAM RAKUTEN K DREAMS)が10秒449を出して自身が昨年の全日本選手権で出した大会記録を更新。決勝では仲澤春香(TEAM RAKUTEN K DREAMS)を下して優勝した。




男子ジュニア決勝は小山幹太(日本大学)と山本 武蔵(南大隅高校)が対戦。3回戦までもつれた勝負を小山が制した。女子ジュニア決勝も3回戦まで持ち込まれ、井関文月(香川県立高松工芸高校)が鍋島実愛(宮崎農業高校)を下して優勝した。
スクラッチ 結果
男子エリート | 男子ジュニア | |
1位 | 橋本 英也(JPCA)10分57秒02 | 倉谷 侠俐(名古屋たちばな高校)8分53秒074 |
2位 | 岡本 勝哉(チームブリヂストンサイクリング) | 大後戸颯(青別府翔青高校) |
3位 | 河野 翔輝(チームブリヂストンサイクリング) | 脇野 凌功(岡山工業高校) |
オムニアム・女子エリート結果
Sc | Te | El | Pt | 計 | ||
---|---|---|---|---|---|---|
1位 | 内野艶和(TEAM RAKUTEN K DREAMS) | 34 | 40 | 35 | 43 | 153 |
2位 | 垣田真穂(TEAM RAKUTEN K DREAMS) | 40 | 36 | 40 | 20 | 136 |
3位 | 池田瑞紀(TEAM RAKUTEN K DREAMS) | 36 | 38 | 32 | 23 | 129 |
4位 | 水谷彩奈(TEAM RAKUTEN K DREAMS) | 38 | 34 | 38 | 12 | 122 |
マディソン 男子エリート結果
1位 | JIK(兒島直樹、松田祥位) | 65p |
2位 | HPCJC(窪木一茂、橋本英也) | 44p |
3位 | チームブリヂストン(山本哲央、梅澤幹太) | 28p |
4位 | チームブリヂストン_レッド(河野翔輝、矢萩悠也) | 24p |
5位 | Radical Aero Club (佐藤健、古谷田貴斗) | 6p |
スプリント 結果
男子エリート | 女子エリート | |
1位 | 太田 海也(TEAM RAKUTEN K DREAMS) | 佐藤 水菜(TEAM RAKUTEN K DREAMS) |
2位 | 中野 慎詞(TEAM RAKUTEN K DREAMS) | 仲澤 春香(TEAM RAKUTEN K DREAMS) |
3位 | 中石 湊(TEAM RAKUTEN K DREAMS) | 酒井 亜樹(TEAM RAKUTEN K DREAMS) |
4位 | 三神 遼矢(JPCA) | 小原 乃亜(JIK) |
男子ジュニア | 女子ジュニア | |
1位 | 小山 幹太(日本大学) | 井関 文月(香川県立高松工芸高校) |
2位 | 山本 武蔵(南大隅高校) | 鍋島 実愛(宮崎農業高校) |
3位 | 日高虎太郎(松山学院高校) | 玉井 葵妃(松山学院高校) |
4位 | 馬場 藍希(八王子桑志高校) | 江戸 優(出雲工業高校) |
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