伊豆ベロドロームで開催されている全日本選手権トラック3日目は、4種目とパラサイクリング1種目で決勝が行われた。内野艶和はスクラッチとマディソンで優勝し、今大会4冠達成。男子オムニアムは兒島直樹が競り勝って優勝した。ケイリン男子は太田海也、女子は佐藤水菜が優勝。パラサイクリング1kmタイムトライアルでは杉浦佳子が世界記録を上回るタイムで優勝した。

大会3日目は多くの観客が日本一決定戦を見守った photo:Satoru Kato
日曜日の開催となった全日本選手権トラック3日目は、朝一の種目から多くの観客が集まって客席を埋める中、女子スクラッチ、男子オムニアム、男女ケイリン、パラサイクリングの1kmタイムトライアルの決勝が行われた。
女子マディソン、スクラッチ

女子マディソン 常にレースをリードしたTEAM RAKUTENK DREAMS A(内野、垣田) photo:Satoru Kato

女子マディソン2位 TEAM RAKUTENK DREAMS B photo:Satoru Kato
女子マディソンは3チームが出場。内野艶和と垣田真穂のTEAM RAKUTEN K DREAMS Aは、序盤から1位通過を繰り返してポイントを加算し、ラップポイントも加えて2位以下にダブルスコアに近い差をつけて優勝した。

女子エリート/マディソン表彰式 photo:Satoru Kato

女子エリート/スクラッチ 内野艶和(TEAM RAKUTEN K DREAMSが僅差で優勝 photo:Satoru Kato

女子エリート/スクラッチ 表彰式 photo:Satoru Kato
内野はスクラッチにも出場。最終周回直前にアタックした水谷彩奈を追いかけ、フィニッシュライン上僅差で競り勝って優勝を決め、今大会4冠を達成した。

女子ジュニア/スクラッチは4名の出走 photo:Satoru Kato

女子ジュニア/スクラッチ 終盤にアタックした松井 妃那(三木高校)が優勝 photo:Satoru Kato
女子ジュニアのスクラッチは、終盤にアタックした松井妃那(三木高校)が逃げ切って優勝した。

女子ジュニア/スクラッチ 表彰式 photo:Satoru Kato
男子オムニアム

男子オムニアム スクラッチは窪木一茂(愛三工業レーシングチーム)が1位 photo:Satoru Kato 
男子オムニアム エリミネイションは岡本勝哉(ブリヂストン)、兒島直樹(JIK)、窪木一茂(愛三工業レーシングチーム)の争いへ photo:Satoru Kato
24名が出走した男子エリートのオムニアムは、スクラッチを窪木一茂(愛三工業レーシングチーム)が1位、テンポレースでは序盤から逃げてポイントを重ね、ラップを決めた梅澤幹太(チームブリヂストンサイクリング)が1位、エリミネイションでは、この種目のアジアチャンピオン兒島直樹(JIK)が窪木を下して1位となり、兒島と窪木が114ポイントの同点で並ぶ。

男子オムニアム 梅澤幹太(チームブリヂストンサイクリング)は3回のラップを成功させる photo:Satoru Kato

男子オムニアム ポイントレース 兒島直樹(JIK)も2回のラップを成功させる photo:Satoru Kato

男子オムニアム ポイントレース最終周回、アタックする窪木一茂(愛三工業レーシングチーム)に橋本英也、兒島直樹が続く photo:Satoru Kato
最終種目のポイントレースはラップの応酬となった。梅澤は序盤から3回のラップを成功させて一気に3位に浮上し、トップの兒島に迫る。しかし兒島も2回のラップを成功させ、終盤には1位通過でポイントを上積みして首位を譲らない。橋本英也(JPCA)はオムニアムの合間にケイリンを2レース走ったにも関わらず2回のラップに成功。終盤にもポイントを加算して梅澤を抑え、2位を維持する。
一方、1回のラップ以外にポイントを取れなかった窪木は2位から後退。ポイントが倍になるフィニッシュで1位を獲るも、再浮上は叶わず。窪木に続いて2位でフィニッシュした兒島が計176ポイントで優勝を決めた。

男子オムニアム ポイントレースで首位を守った兒島直樹(JIK)が優勝 photo:Satoru Kato 
男子オムニアム 窪木一茂を橋本英也が労う photo:Satoru Kato

男子オムニアム 表彰式 photo:Satoru Kato
ケイリン

男子エリート/ケイリン決勝 photo:Satoru Kato

男子エリート/ケイリン フィニッシュは太田海也と中野慎詞(TEAM RAKUTEN K DREAMS)のハンドルの投げ合い photo:Satoru Kato
男子エリートでは、1/2決勝でアルカンシェルを着る山﨑賢人(TEAM RAKUTEN K DREAMS)が走路妨害による降格を受けて7位-12位決定戦に回る番狂せ。決勝は太田海也と中野慎詞(共にTEAM RAKUTEN K DREAMS)がフィニッシュライン上でハンドルを投げ合う僅差の勝負となり、太田が優勝した。

男子エリート/ケイリン表彰式 photo:Satoru Kato

女子エリート/ケイリン決勝 photo:Satoru Kato

女子エリート/ケイリン決勝 佐藤水菜(TEAM RAKUTEN K DREAMS)が大差をつけて優勝 photo:Satoru Kato
女子エリートはアルカンシェルを着る佐藤水菜(TEAM RAKUTEN K DREAMS)が優勝。世界チャンピオンになって更に磨きのかかった強さを全日本でも見せた。

女子エリート/ケイリン表彰式 photo:Satoru Kato

男子ジュニア/ケイリン決勝 山崎帝輝(松山学院高校)が優勝 photo:Satoru Kato 
女子ジュニア/ケイリン決勝 井関文月(香川県立高松工芸高校)が大差をつけて優勝 photo:Satoru Kato

男子ジュニア/ケイリン表彰式 photo:Satoru Kato 
女子ジュニア/ケイリン表彰式 photo:Satoru Kato
男子ジュニアは山崎帝輝(松山学院高校)、女子ジュニアは井関文月(香川県立高松工芸高校)が優勝した。
パラサイクリング1kmタイムトライアル

パラサイクリング1kmTT WC3 杉浦佳子(総合メディカル/TEAM EMMACycling)は世界記録を上回るタイムで優勝 photo:Satoru Kato
パラサイクリング1kmタイムトライアルは、男女合わせて6つのカテゴリーで行われた。女子のWC3で出走した杉浦佳子(総合メディカル/TEAM EMMA Cycling)は、1分16秒475をマーク。今年から女子のタイムトライアルは従来の500mから1kmに変更されたが、杉浦の記録は8月24日時点での世界記録を上回るタイムとなった。

パラサイクリング1kmTT WC1優勝 西田 杏 photo:Satoru Kato 
パラサイクリング1kmTT WC2優勝 中道穂香(テレビ愛媛) photo:Satoru Kato

パラサイクリング1kmTT MC3優勝 藤田征樹(藤建設株式会社) photo:Satoru Kato 
パラサイクリング1kmTT MC5優勝 亀田琉斗(日本大学) photo:Satoru Kato

パラサイクリング1kmTT MB優勝 山路喬哉(Sky株式会社)吉田唯斗 photo:Satoru Kato

日曜日の開催となった全日本選手権トラック3日目は、朝一の種目から多くの観客が集まって客席を埋める中、女子スクラッチ、男子オムニアム、男女ケイリン、パラサイクリングの1kmタイムトライアルの決勝が行われた。
女子マディソン、スクラッチ


女子マディソンは3チームが出場。内野艶和と垣田真穂のTEAM RAKUTEN K DREAMS Aは、序盤から1位通過を繰り返してポイントを加算し、ラップポイントも加えて2位以下にダブルスコアに近い差をつけて優勝した。



内野はスクラッチにも出場。最終周回直前にアタックした水谷彩奈を追いかけ、フィニッシュライン上僅差で競り勝って優勝を決め、今大会4冠を達成した。


女子ジュニアのスクラッチは、終盤にアタックした松井妃那(三木高校)が逃げ切って優勝した。

男子オムニアム


24名が出走した男子エリートのオムニアムは、スクラッチを窪木一茂(愛三工業レーシングチーム)が1位、テンポレースでは序盤から逃げてポイントを重ね、ラップを決めた梅澤幹太(チームブリヂストンサイクリング)が1位、エリミネイションでは、この種目のアジアチャンピオン兒島直樹(JIK)が窪木を下して1位となり、兒島と窪木が114ポイントの同点で並ぶ。



最終種目のポイントレースはラップの応酬となった。梅澤は序盤から3回のラップを成功させて一気に3位に浮上し、トップの兒島に迫る。しかし兒島も2回のラップを成功させ、終盤には1位通過でポイントを上積みして首位を譲らない。橋本英也(JPCA)はオムニアムの合間にケイリンを2レース走ったにも関わらず2回のラップに成功。終盤にもポイントを加算して梅澤を抑え、2位を維持する。
一方、1回のラップ以外にポイントを取れなかった窪木は2位から後退。ポイントが倍になるフィニッシュで1位を獲るも、再浮上は叶わず。窪木に続いて2位でフィニッシュした兒島が計176ポイントで優勝を決めた。



ケイリン


男子エリートでは、1/2決勝でアルカンシェルを着る山﨑賢人(TEAM RAKUTEN K DREAMS)が走路妨害による降格を受けて7位-12位決定戦に回る番狂せ。決勝は太田海也と中野慎詞(共にTEAM RAKUTEN K DREAMS)がフィニッシュライン上でハンドルを投げ合う僅差の勝負となり、太田が優勝した。



女子エリートはアルカンシェルを着る佐藤水菜(TEAM RAKUTEN K DREAMS)が優勝。世界チャンピオンになって更に磨きのかかった強さを全日本でも見せた。





男子ジュニアは山崎帝輝(松山学院高校)、女子ジュニアは井関文月(香川県立高松工芸高校)が優勝した。
パラサイクリング1kmタイムトライアル

パラサイクリング1kmタイムトライアルは、男女合わせて6つのカテゴリーで行われた。女子のWC3で出走した杉浦佳子(総合メディカル/TEAM EMMA Cycling)は、1分16秒475をマーク。今年から女子のタイムトライアルは従来の500mから1kmに変更されたが、杉浦の記録は8月24日時点での世界記録を上回るタイムとなった。





女子マディソン 結果
1位 | TEAM RAKUTEN K DREAMS A(内野艶和、垣田真穂) | 59p |
2位 | TEAM RAKUTEN K DREAMS B(池田瑞紀、水谷彩奈) | 33p |
3位 | 八戸学院大学(近田ちひろ、丸子南徠) | DNF |
女子スクラッチ 結果
女子エリート | 女子ジュニア | |
1位 | 内野 艶和(TEAM RAKUTEN K DREAMS) | 松井 妃那(三木高校) |
2位 | 水谷 彩奈(TEAM RAKUTEN K DREAMS) | 三谷 優空(松山学院高校) |
3位 | 垣田 真穂(TEAM RAKUTEN K DREAMS) | 筒井 楓8山梨県立笛吹高校) |
男子オムニアム 結果
Sc | Te | El | Po | 計 | ||
---|---|---|---|---|---|---|
1位 | 兒島直樹(JIK) | 36 | 38 | 40 | 62 | 176 |
2位 | 橋本英也(JPCA) | 34 | 34 | 26 | 66 | 160 |
3位 | 梅澤幹太(チームブリヂストンサイクリング) | 24 | 40 | 20 | 70 | 154 |
4位 | 矢萩悠也(チームブリヂストンサイクリング) | 18 | 26 | 32 | 76 | 152 |
5位 | 窪木一茂(愛三工業レーシングチーム) | 40 | 36 | 38 | 30 | 144 |
6位 | 寺田吉騎(バーレーン・ヴィクトリアス・デベロップメントチーム) | 22 | 30 | 30 | 42 | 124 |
ケイリン 結果
男子エリート | 女子エリート | |
1位 | 太田 海也(TEAM RAKUTEN K DREAMS) | 佐藤 水菜(TEAM RAKUTEN K DREAMS) |
2位 | 中野 慎詞(TEAM RAKUTEN K DREAMS) | 仲澤 春香(TEAM RAKUTEN K DREAMS) |
3位 | 尾野 翔一(JPCA) | 小原 乃亜(JIK) |
男子ジュニア | 女子ジュニア | |
1位 | 山崎 帝輝(松山学院高校) | 井関 文月(香川県立高松工芸高校) |
2位 | 山本 武蔵(南大隅高校) | 鍋島 実愛(宮崎農業高校) |
3位 | 志田 海翔(岐阜第一高校) | 山口 成美(京都精華学園高校) |
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