前日に総合争いから脱落し、母国で意地の逃げ切り勝利を飾ったアユソは「大好きなレースで勝てた」と喜びを語った。一方、マイヨロホを守ったトレーエンは「チームメイトを誇りに思う」と仲間に感謝を語るなど、選手たちの言葉からブエルタ7日目を振り返る。
ステージ優勝 フアン・アユソ(スペイン、UAEチームエミレーツXRG)

自身初となるブエルタ区間優勝を果たしたフアン・アユソ(スペイン、UAEチームエミレーツXRG) photo:CorVos
ジロでグランツール初の区間優勝を挙げ、こうしてブエルタでも勝つことができた。大好きなレースの1つ(であるブエルタ)で、このような形で勝てたことは一生忘れないだろう。本当に誇りに思う勝利だよ。
また、チームとして3日連続で勝てたことも素晴らしい。皆が平等に勝利を分かち合うチームタイムトライアルでの勝利、そして昨日はジェイ(ヴァイン)が妻と子の前で勝った。その2つの特別な勝利に続くことができた。チームにスプリンターがいないので明日の勝利は難しいだろうが、この勢いを継続させていきたい。
ステージ2位 マルコ・フリーゴ(イタリア、イスラエル・プレミアテック)

13名による逃げグループが形成された photo:A.S.O.
またグランツールでのステージ2位だ。選手キャリアで最も過酷なスタートだったが、自分の脚でも逃げに乗ることができた。逃げ集団が形成された後は、本当に良いメンバーが揃い、協調できた。
最後の登りが厳しいことは分かっていたので、なるべく考えないようにしていた。アユソのアタックには反応できたが、すぐに脚は限界を迎えた。逃げの中で彼が最も強いクライマーであることは分かっており、ガルシアが合流してくれた後は、彼が良いリズムを刻んでくれた。そのおかげで少し脚を休めることができ、そして残り3kmを全力で踏み込んだ。
これでグランツールのステージ表彰台は3度目だ。毎回、自分よりも強い選手がいる。
逃げに乗り、アユソをアシストしたマイヨモンターニャ(山岳賞)のジェイ・ヴァイン(オーストラリア、UAEチームエミレーツXRG)

山岳ポイントを順調に加算していくジェイ・ヴァイン(オーストラリア、UAEチームエミレーツXRG) photo:A.S.O.
本当に厳しい1日だった。チームからは逃げからステージ優勝を狙うように指示を受け、また、最後の2つの山岳でサテライトライダー(前待ち)になるよう言われた。だが実際は本当にハードなレースとなり、明日はもう少し楽な1日となることを願っている。
昨日は一日中逃げに入り、今日は最初の1級山岳でフアン(アユソ)に追いつき、動きを作るべく力を使った。彼は最初の1級山岳をほぼ単独で走りきった。
正直、勝てる脚の感覚はなかった。それに僕ら2名がそれぞれ勝利を狙い、最終山岳の麓で総合勢に捕まるよりは、フアンの勝利を確実にする方を選んだ。だから自分の役割は麓まで4分のリードを確保することだった。それから先はすべてフアン次第だった。
マイヨロホ トースタイン・トレーエン(ノルウェー、バーレーン・ヴィクトリアス)

プロトン前方で脚を回すトースタイン・トレーエン(ノルウェー、バーレーン・ヴィクトリアス) photo:A.S.O.
マイヨロホが力を与えてくれたのか、あるいは自分自身からのプレッシャーなのか、今日は調子が良かった。またチームメイトがレースを通して集団先頭で牽引してくれたので、マイヨロホを失うわけにはいかなかった。本当に素晴らしいチームメイトたちだよ。
ジャック(ヘイグ)が「リーダージャージを着るチームメイトのために集団を引く経験なんてそうはない」と皆を勇気づけてくれた。ジャック自身も足首の怪我で万全ではない状態のなか、他のチームメイトたちと共にまるでモーターバイクのような牽引を見せてくれた。
総合2位 ヨナス・ヴィンゲゴー(デンマーク、ヴィスマ・リースアバイク)

ピレネーでの山岳2日目に臨むヴィンゲゴー photo:A.S.O.
最終山岳は厳しく、今日はチームとして動かず、力を温存することに決めた。もちろん勝利を狙うことも可能だっただろうが、第2週と第3週には十分なチャンスがあるからね。今日も素晴らしい走りを見せてくれたチームに大きな称賛を送りたい。
総合3位 ジョアン・アルメイダ(ポルトガル、UAEチームエミレーツXRG)
フアン(アユソ)は本当に素晴らしい選手で、ものすごく強い。だから今日の勝者にふさわしい。ここまでは浮き沈みのある険しい道のりだったが、勝者に値すす。彼の勝利を祝福したい。
終盤の展開をより厳しくできるチャンスがあると思い、マルク(ソレル)に少し牽引してくれと頼んだ。だが正直、登りがもう少し厳しいものだと思っていた。結果はでなかったが全力は尽くした。もしかすると集団から誰かが抜け出す余地はあったかもしれないが、協力し合うような雰囲気にはならなかった。
ここまでは毎日良い感触を得られている。次の厳しいステージが楽しみだ。
text:Sotaro.Arakawa
photo:CorVos, A.S.O.
ステージ優勝 フアン・アユソ(スペイン、UAEチームエミレーツXRG)

ジロでグランツール初の区間優勝を挙げ、こうしてブエルタでも勝つことができた。大好きなレースの1つ(であるブエルタ)で、このような形で勝てたことは一生忘れないだろう。本当に誇りに思う勝利だよ。
また、チームとして3日連続で勝てたことも素晴らしい。皆が平等に勝利を分かち合うチームタイムトライアルでの勝利、そして昨日はジェイ(ヴァイン)が妻と子の前で勝った。その2つの特別な勝利に続くことができた。チームにスプリンターがいないので明日の勝利は難しいだろうが、この勢いを継続させていきたい。
ステージ2位 マルコ・フリーゴ(イタリア、イスラエル・プレミアテック)

またグランツールでのステージ2位だ。選手キャリアで最も過酷なスタートだったが、自分の脚でも逃げに乗ることができた。逃げ集団が形成された後は、本当に良いメンバーが揃い、協調できた。
最後の登りが厳しいことは分かっていたので、なるべく考えないようにしていた。アユソのアタックには反応できたが、すぐに脚は限界を迎えた。逃げの中で彼が最も強いクライマーであることは分かっており、ガルシアが合流してくれた後は、彼が良いリズムを刻んでくれた。そのおかげで少し脚を休めることができ、そして残り3kmを全力で踏み込んだ。
これでグランツールのステージ表彰台は3度目だ。毎回、自分よりも強い選手がいる。
逃げに乗り、アユソをアシストしたマイヨモンターニャ(山岳賞)のジェイ・ヴァイン(オーストラリア、UAEチームエミレーツXRG)

本当に厳しい1日だった。チームからは逃げからステージ優勝を狙うように指示を受け、また、最後の2つの山岳でサテライトライダー(前待ち)になるよう言われた。だが実際は本当にハードなレースとなり、明日はもう少し楽な1日となることを願っている。
昨日は一日中逃げに入り、今日は最初の1級山岳でフアン(アユソ)に追いつき、動きを作るべく力を使った。彼は最初の1級山岳をほぼ単独で走りきった。
正直、勝てる脚の感覚はなかった。それに僕ら2名がそれぞれ勝利を狙い、最終山岳の麓で総合勢に捕まるよりは、フアンの勝利を確実にする方を選んだ。だから自分の役割は麓まで4分のリードを確保することだった。それから先はすべてフアン次第だった。
マイヨロホ トースタイン・トレーエン(ノルウェー、バーレーン・ヴィクトリアス)

マイヨロホが力を与えてくれたのか、あるいは自分自身からのプレッシャーなのか、今日は調子が良かった。またチームメイトがレースを通して集団先頭で牽引してくれたので、マイヨロホを失うわけにはいかなかった。本当に素晴らしいチームメイトたちだよ。
ジャック(ヘイグ)が「リーダージャージを着るチームメイトのために集団を引く経験なんてそうはない」と皆を勇気づけてくれた。ジャック自身も足首の怪我で万全ではない状態のなか、他のチームメイトたちと共にまるでモーターバイクのような牽引を見せてくれた。
総合2位 ヨナス・ヴィンゲゴー(デンマーク、ヴィスマ・リースアバイク)

最終山岳は厳しく、今日はチームとして動かず、力を温存することに決めた。もちろん勝利を狙うことも可能だっただろうが、第2週と第3週には十分なチャンスがあるからね。今日も素晴らしい走りを見せてくれたチームに大きな称賛を送りたい。
総合3位 ジョアン・アルメイダ(ポルトガル、UAEチームエミレーツXRG)
フアン(アユソ)は本当に素晴らしい選手で、ものすごく強い。だから今日の勝者にふさわしい。ここまでは浮き沈みのある険しい道のりだったが、勝者に値すす。彼の勝利を祝福したい。
終盤の展開をより厳しくできるチャンスがあると思い、マルク(ソレル)に少し牽引してくれと頼んだ。だが正直、登りがもう少し厳しいものだと思っていた。結果はでなかったが全力は尽くした。もしかすると集団から誰かが抜け出す余地はあったかもしれないが、協力し合うような雰囲気にはならなかった。
ここまでは毎日良い感触を得られている。次の厳しいステージが楽しみだ。
text:Sotaro.Arakawa
photo:CorVos, A.S.O.
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