日本人にフィットしやすいヘルメットでお馴染みのカブトから新作グローブのPRG-9/10がリリースされた。ダイレクトな握り心地で好評だった名作が素材から一新されてリニューアルを果たした。



カブト PRG-9(ブラック、ホワイト) (c)カブト

カブトのPRG-7/8はダイレクト感を好むレーサーのために、素手感覚でハンドルを握れる仕立てで好評を得た逸品だ。PRG-7/8は2019年に登場して以来長らくラインアップされ続けたが、ついにモデルチェンジを遂げ「PRG-9/10」となる。(9がフルフィンガー、10がハーフフィンガー)

新作では、レースの厳しい環境下でも優れたパフォーマンスを必要とするライダーのためのグローブというコンセプトはそのままに、素材から一新することで更なる性能を手に入れた。

グリップ力のあるマイクロファイバーを採用している (c)カブト
シリコンプリントによってグリップ力を高めている (c)カブト


指にはクイックリリースリングが備えられている (c)カブト
スマホ操作も可能だ (c)カブト



手のひらには日本の繊維メーカーが開発したナノファイバー素材を採用。微細な凹凸が摩擦力を生み出す構造により、汗や雨で濡れた状態でも高いグリップ力が維持されるという。さらに生地の上にシリコンパッドをプリントすることで、グリップ性能をより高めている。

手の甲側には接触冷感・UVカット機能を持つ2WAYストレッチ素材を採用した。暑い季節でも快適に過ごすための配慮は、安全面からグローブを着用したいライダーにとってありがたい設計と言えよう。特にロングフィンガーは夏のマウンテンバイクライドに最適だ。

カブト PRG-10(ブラック、ホワイト) (c)カブト

親指部分には大型のスウェットパッドを配置し、走行中の汗を拭えるよう、実用的に作られている。手首部分はスリップオンデザインとしてフィット感やエアロ性能にも配慮。手の甲にはリフレクターも備えられ、夜間の被視認性も確保した。

指部分はロングフィンガーの"PRG-9"とハーフフィンガーの"PRG-10"それぞれに適した設計が行われている。PRG-9はグローブを着用したままスマートフォンの操作が可能な導電性素材を指先に採用。PRG-10にはクイックリリースリングを装備する。素早くグローブを外すことができる機構で、休憩時やメカトラブル時にグローブを裏返すことなく外せ、次に着用する際にひと手間掛からずに済む工夫がされている。

いずれもカラーはブラック、ホワイトの2色展開で、サイズはXSからXLまでの5サイズを用意。価格はPRG-9が8,140円(税込)、PRG-10が7,480円(税込)。

カブト PRG-9/10 (c)カブト



カブト PRG-9
カラー:ブラック、ホワイト
サイズ:XS、S、M、L、XL
価格:8,140円(税込)

カブト PRG-10
カラー:ブラック、ホワイト
サイズ:XS、S、M、L、XL
価格:7,480円(税込)

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