今年ツール・ド・フランス・ファムで区間優勝を飾り、ロード世界選手権で3位に入ったマビ・ガルシア(スペイン、リブ・アルウラー・ジェイコ)がUAEチームADQに復帰する。あわせて来年限りでの引退が明らかにされた。

古巣復帰と現役引退を発表したマビ・ガルシア(スペイン) photo:CorVos
1984年生まれのガルシアは、ランニングとバイクで争うデュアスロンから2015年にロードへ転向。アレ・BTC・リュブリャナに所属し、2022年に母体の移行により創設されたUAEチームADQの初期メンバーだった。翌年にリブ・レーシングへ移籍し、2024年からリブ・アルウラー・ジェイコに加入。そしてこの度、古巣への復帰を果たす。
32歳だった2016年にスペイン選手権ロードレースを初制覇すると、遅咲きのクライマーとして頭角を現し、ロード王者に過去5度(タイムトライアルは4度)輝き、スペインを代表する選手となった。
41歳で迎えた2025年シーズンは3月のストラーデ・ビアンケで5位に入り、6月のスペイン選手権ロードではマッチスプリントで敗れて惜しくも2位と優勝を逃しながら、好調のままツール・ド・フランス・ファムへ臨んだ。大会2日目の丘陵ステージでプロトンを抜け出したガルシアは逃げ集団を捉えると、10.8kmの独走でフィニッシュ。大会史上最年長のステージ勝者となる区間優勝を飾った。

ツール・ファムで自身初の区間優勝を飾ったマビ・ガルシア(スペイン、リブ・アルウラー・ジェイコ) photo:A.S.O.
その勢いのままルワンダ開催のロード世界選手権に臨み、アップダウンが連続する得意のレイアウトで3位に入り銅メダルを獲得した。
4年ぶりのUAE復帰にあたり「これが最良の選択だと思う。多くの選手やスタッフは顔なじみなので安心感がある。これまでとは少し違う役割を果たしながらチームに貢献したい。エリーザ(ロンゴボルギーニ)がエースを務めるなか、彼女を支えると同時に若手選手たちの力になりたい。引退後も何らかの形で関わる可能性がある」と語った。最後に「現役最後のシーズンになるけれど、新たな情熱を持って臨みたい」と意気込みを示した。
text:Sotaro.Arakawa
photo:CorVos

1984年生まれのガルシアは、ランニングとバイクで争うデュアスロンから2015年にロードへ転向。アレ・BTC・リュブリャナに所属し、2022年に母体の移行により創設されたUAEチームADQの初期メンバーだった。翌年にリブ・レーシングへ移籍し、2024年からリブ・アルウラー・ジェイコに加入。そしてこの度、古巣への復帰を果たす。
32歳だった2016年にスペイン選手権ロードレースを初制覇すると、遅咲きのクライマーとして頭角を現し、ロード王者に過去5度(タイムトライアルは4度)輝き、スペインを代表する選手となった。
41歳で迎えた2025年シーズンは3月のストラーデ・ビアンケで5位に入り、6月のスペイン選手権ロードではマッチスプリントで敗れて惜しくも2位と優勝を逃しながら、好調のままツール・ド・フランス・ファムへ臨んだ。大会2日目の丘陵ステージでプロトンを抜け出したガルシアは逃げ集団を捉えると、10.8kmの独走でフィニッシュ。大会史上最年長のステージ勝者となる区間優勝を飾った。

その勢いのままルワンダ開催のロード世界選手権に臨み、アップダウンが連続する得意のレイアウトで3位に入り銅メダルを獲得した。
4年ぶりのUAE復帰にあたり「これが最良の選択だと思う。多くの選手やスタッフは顔なじみなので安心感がある。これまでとは少し違う役割を果たしながらチームに貢献したい。エリーザ(ロンゴボルギーニ)がエースを務めるなか、彼女を支えると同時に若手選手たちの力になりたい。引退後も何らかの形で関わる可能性がある」と語った。最後に「現役最後のシーズンになるけれど、新たな情熱を持って臨みたい」と意気込みを示した。
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