2026年2月開催の「杉浦佳子杯・第1回インクルーシブ自転車レース成田下総」に関連したZwiftライドイベントを11月13日(木)に開催する。さらに、講演会「パラリンピックから見えたインクルーシブの未来」は12月27日(土)に実施する。以下、プレスリリースより紹介しよう。



杉浦佳子杯に関連したZwiftライドイベントを11月13日に開催

2026年2月21日に開催される「杉浦佳子杯・第1回インクルーシブ自転車レース成田下総」 (c)NPO法人J-BRAIN

NPO法人サイクリスト国際交流協会(NPO 法人 J-BRAIN/代表:須藤むつみ)は、2026年2月21日(土)開催「杉浦佳子杯・第1回インクルーシブ自転車レース成田下総」に先立ち、以下の関連イベントを実施いたします。

■第1弾:Zwiftライドイベント 「Keiko Sugiura Inclusive Group Ride on JAPAN」
• 開催日:2025年11月13日(木)

■第2弾:講演会 「パラリンピックから見えたインクルーシブの未来」
• 開催日:2025年12月27日(土)

■本イベントの背景
NPO法人サイクリスト国際交流協会は、2008年9月の設立以来、「自転車を通じた国際交流と健康づくり」を目的に活動しています。女子リーグ「クイーン・リーグ(Qリーグ)」や中学生リーグ「ニュー・エイジ・リーグ(Nリーグ)」を支援し、自転車競技の普及と地域への還元を進めています。

今回のインクルーシブレースは、障がいの有無、性別、年齢、国籍を問わず、同じコースで競える新しい試みです。これらのプレイベントを通して、レース開催地・成田市から「共に走る楽しさ」を広めてまいります。

【リンク】
•NPO法人サイクリスト国際交流協会:http://www.jbrain.or.jp/
•Qリーグ・Nリーグ公式サイト:http://www.jbrain.or.jp/q-n-league/index.html
•インクルーシブ自転車レース公式サイト:近日公開予定

Zwiftライドイベント:Keiko Sugiura Inclusive Group Ride on JAPAN

Zwiftライドイベント 「Keiko Sugiura Inclusive Group Ride on JAPAN」 (c)NPO法人J-BRAIN

Zwift ライドイベント:Keiko Sugiura Inclusive Group Ride on JAPAN(2.2-2.5wkg)

2025年11月13日(木)日本時間20時スタート(60分のグループライドとなります)
リーダー:杉浦佳子(総合メディカル/TEAM EMMA Cycling)
スイーパー:須藤むつみ(Ready Go JAPAN 女子シクロクロスチーム)
イベント URL https://www.zwift.com/ja/events/view/5142020
※Zwiftアカウントをお持ちの方は、上記URLから事前に参加表明をお願いします。

ライドの説明:
Welcome to Keiko Sugiura Inclusive Group Ride on JAPAN

このグループライドは、東京2020、そしてパリ2024のパラリンピックにおいて自転車ロードレース金メダルを獲得した杉浦佳子選手の活躍を称え、来年2026年2月21日に開催する「杉浦佳子杯インクルーシブ自転車レース成田下総」のキックオフ記念ライドです。

バーチャルトレーニングシステム「Zwift」でも、今回のライドをキッカケにインクルーシブ・ライドイベントを定期的に開催しますので、皆さん楽しく走りましょう!

今回のコースは、マクリ島のネオ京「Castle Crit」です。ライドリーダーは杉浦佳子選手!特別にメッセージが無い限りは基本、リーダーと一緒の集団でペースをキープしてください。ウォーミングアップ後に2.2から2.5w/kgでグループライドします。最後の1周回はスプリントにチャレンジ!ダブルドラフトで、レイトジョインOKです。杉浦佳子と楽しく走りましょう!エンジョイ!!

杉浦佳子氏:講演会「パラリンピックから見えたインクルーシブの未来」

杉浦佳子氏の講演会「パラリンピックから見えたインクルーシブの未来」 (c)NPO法人J-BRAIN

杉浦佳子選手がパラリンピック金メダルを目指し実現した経験を通じて、障碍者と健常者が、お互いの理解や交流のために今、何をすべきかを、国際都市・成田市から発信します。

入場料:無料
定員:200名(席は先着順) 事前申込みを優先、当日参加可能
※事前申込みは、こちらの Google フォームから受付します https://forms.gle/Y8KaAV9Ce12ixTFZA

開催要項>
開催日:2025(令和7)年12月27日(土)
開場:午後1時30分 開演:午後2時30分
※講演は60分を予定。講演後にパラリンピック金メダルを実際にご覧いただき、記念撮影やサイン会をおこなう予定です。
会場:もりんぴあこうづ(公津の杜コミュニティーセンター)MORI×MORI ホール・多目的ホール
https://morinpiakozu.jp/
最寄り駅は成田駅の1つ手前にある「公津の杜」駅です。
主催:NPO法人サイクリスト国際交流協会(J-BRAIN)
共催:QNリーグ実行委員会
後援:成田市、成田市教育委員会

パラリンピック金メダリストの杉浦佳子 (c)NPO法人J-BRAIN
■登壇者:杉浦佳子(すぎうらけいこ):略歴
昭和45(1970)年12月26日・静岡県掛川市出身
競技名:パラサイクリングWC3クラス(機能障害)
種目名:ロード(タイムトライアル、ロードレース)、
トラック(3000mIP、1kmTT)
所属:総合メディカル/TEAM EMMA Cycling
1995年:北里大学薬学部卒業後、薬剤師免許取得
2013年:スポーツファーマシスト資格取得
2016年:45歳のときに出場したロードレース大会でレース中に転倒、クモ膜下出血等により高次脳機能障害が残るが厳しいリハビリに臨む
2017年:パラサイクリング世界選手権(WC3 タイムトライアル)
にて金メダルを獲得。その後も同大会にて 4 年連続でメダルを獲得する
2021年:パラサイクリング・ロード・ワールドカップ (WC3 タイムトライアル)にて銅メダル獲得

東京2020パラリンピックWC1-3ロードタイムトライアル、同ロードレースで金メダル獲得。更に、パリ2024パラリンピックWC1-3ロードレースで金メダルを獲得。日本選手のパラリンピックでの金メダル獲得の最年⻑記録も更新した。

2025年:全日本選手権自転車競技大会−トラック・パラサイクリング1kmタイムトライアルWC3優勝とともに、このクラスでの世界新記録を樹立した。

杉浦佳子杯・第1回インクルーシブ自転車レース成田下総 (c)NPO法人J-BRAIN