アジア大会BMXレーシングが名古屋競輪場BMXコースで行われ、男子決勝で中井飛馬が1位、木内彪凱が2位で日本が1-2フィニッシュを決め、金銀メダルを獲得した。女子決勝は畠山紗英が終盤逆転して優勝し、金メダルを獲得した。

名古屋競輪場併設のBMXレースコース photo:Satoru Kato
アジア大会開催期間の後半に入った9月28日、BMXレーシングの男女予選と決勝が行われた。
BMXレーシングは、最大8名が一斉スタートし、大小ギャップやバンクコーナーのあるコースを走って先頭でフィニッシュした選手が勝者となるレース。自転車競技ではあるが、ペダリングスキルもさることながらジャンプや体重移動で加速させるテクニックが重要となる種目だ。1レースは1分足らずの短時間で決着し、スタート直後の混戦やギャップ越えのテクニックなどスピーディーな展開が見どころだ。

連続するギャップで力量差が現れる photo:Satoru Kato
会場は名古屋市中心部に近い名古屋競輪場BMXコース。当日は朝から断続的に雨が降り続いていたものの、舗装コースと水たまりを排除するスタッフのおかげで白熱したレースが繰り広げられた。

男子予選 スタートで一気に前に出る中井飛馬 photo:Satoru Kato

男子予選 競り合う木内彪凱 photo:Satoru Kato
男子は6名ずつ2組に分けての予選レースを3本走り、順位の数字をポイントとして3レースの合計ポイント上位4名ずつ計8名が決勝に進出する。
日本からは中井飛馬と木内彪凱(ひょうが)の2名が出場。予選1組で走った中井は大会前の記者会見での宣言通り、予選3レース全てを1位で走りきって決勝進出を決め、予選2組の木内も1位フィニッシュ2回で決勝に進出する。

男子決勝 中井飛馬が一気に引き離す photo:Satoru Kato

男子決勝 日本の2人が抜け出してフィニッシュへ photo:Satoru Kato
8名でスタートした決勝は、序盤の混戦から1コーナーを抜けた先のギャップセクションで中井が一気に前に出て2位以下を引き離し、コース中盤でほぼ独走状態に。「前の中井選手と横の選手がアウト側にふくらんだのを見てインサイドを行こうと思いついた」という木内が1コーナーの混戦を抜け出して中井に続く。その後は日本のワン・ツー体制となり、そのままフィニッシュ。金・銀メダル獲得を決めた。

男子決勝で1-2フィニッシュを決めた中井飛馬(右)と木内彪凱 photo:Satoru Kato 
BMXレーシング男子 表彰式 photo:Satoru Kato
中井飛馬「朝から緊張しすぎてどうしようかと思っていた」
「ホーム開催で優勝出来て本当に嬉しいです。大会前の記者会見で大きなことを言いすぎてしまい、朝から緊張しすぎてどうしようかと思っていました。結果として全て1位で終えられたので、今は緊張感から解放されてホッとしていますし、今後も良い走りを重ねていきたいと思います。
今までアメリカとフランスを拠点に活動していましたが、アジア大会に合わせてこのコースが出来ると聞き、名古屋を拠点にしようと移り住みました。ここを拠点にロサンゼルス五輪でのメダルを目標に頑張っていきたいです」

女子予選 2位以下を大きく引き離して走る畠山紗英 photo:Satoru Kato 
女子決勝4位 西村寧々花 photo:Satoru Kato
女子は11名が2組に分かれ、男子同様に3本の予選レースを勝ち上がった8名による決勝が行われた。
日本からは畠山紗英と西村寧々花が出場。予選1組で走った畠山は男子の中井同様に予選レース3本全てを1位で決勝進出。2組で走った西村は中国とインドネシア2名の牙城を崩せなかったものの4位で決勝進出を決める。

女子決勝 トップでフィニッシュに駆け込む畠山紗英 photo:Satoru Kato
決勝はスタート直後に飛び出したリャオ・ワンユイ(中国)がリード。しかし畠山が終盤にリャオを逆転して先頭でフィニッシュし、初の金メダルを獲得した。西村はその後方集団で走り、4位でフィニッシュした。

女子決勝 優勝を喜ぶ畠山紗英 photo:Satoru Kato
畠山紗英「3回目のアジア大会でやっと金メダル」

BMXレーシング女子 表彰式 photo:Satoru Kato
「決勝のスタートでちょっと失敗してしまい前に出られてしまいましたが、どこで抜くかを考えて第3ストレートに入った時に「ここだ!」と思い、その前のバンクでアウト側にいたので勢いをつけて抜き返しました。以前のアジア大会では決勝での転倒や怪我などでメダルを取れず、3回目でやっと金メダルを取れて嬉しいです」

アジア大会開催期間の後半に入った9月28日、BMXレーシングの男女予選と決勝が行われた。
BMXレーシングは、最大8名が一斉スタートし、大小ギャップやバンクコーナーのあるコースを走って先頭でフィニッシュした選手が勝者となるレース。自転車競技ではあるが、ペダリングスキルもさることながらジャンプや体重移動で加速させるテクニックが重要となる種目だ。1レースは1分足らずの短時間で決着し、スタート直後の混戦やギャップ越えのテクニックなどスピーディーな展開が見どころだ。

会場は名古屋市中心部に近い名古屋競輪場BMXコース。当日は朝から断続的に雨が降り続いていたものの、舗装コースと水たまりを排除するスタッフのおかげで白熱したレースが繰り広げられた。
男子 中井飛馬と木内彪凱が1-2フィニッシュ


男子は6名ずつ2組に分けての予選レースを3本走り、順位の数字をポイントとして3レースの合計ポイント上位4名ずつ計8名が決勝に進出する。
日本からは中井飛馬と木内彪凱(ひょうが)の2名が出場。予選1組で走った中井は大会前の記者会見での宣言通り、予選3レース全てを1位で走りきって決勝進出を決め、予選2組の木内も1位フィニッシュ2回で決勝に進出する。


8名でスタートした決勝は、序盤の混戦から1コーナーを抜けた先のギャップセクションで中井が一気に前に出て2位以下を引き離し、コース中盤でほぼ独走状態に。「前の中井選手と横の選手がアウト側にふくらんだのを見てインサイドを行こうと思いついた」という木内が1コーナーの混戦を抜け出して中井に続く。その後は日本のワン・ツー体制となり、そのままフィニッシュ。金・銀メダル獲得を決めた。


中井飛馬「朝から緊張しすぎてどうしようかと思っていた」
「ホーム開催で優勝出来て本当に嬉しいです。大会前の記者会見で大きなことを言いすぎてしまい、朝から緊張しすぎてどうしようかと思っていました。結果として全て1位で終えられたので、今は緊張感から解放されてホッとしていますし、今後も良い走りを重ねていきたいと思います。
今までアメリカとフランスを拠点に活動していましたが、アジア大会に合わせてこのコースが出来ると聞き、名古屋を拠点にしようと移り住みました。ここを拠点にロサンゼルス五輪でのメダルを目標に頑張っていきたいです」
女子 畠山紗英が逆転の金メダル 西村寧々花は4位


女子は11名が2組に分かれ、男子同様に3本の予選レースを勝ち上がった8名による決勝が行われた。
日本からは畠山紗英と西村寧々花が出場。予選1組で走った畠山は男子の中井同様に予選レース3本全てを1位で決勝進出。2組で走った西村は中国とインドネシア2名の牙城を崩せなかったものの4位で決勝進出を決める。

決勝はスタート直後に飛び出したリャオ・ワンユイ(中国)がリード。しかし畠山が終盤にリャオを逆転して先頭でフィニッシュし、初の金メダルを獲得した。西村はその後方集団で走り、4位でフィニッシュした。

畠山紗英「3回目のアジア大会でやっと金メダル」

「決勝のスタートでちょっと失敗してしまい前に出られてしまいましたが、どこで抜くかを考えて第3ストレートに入った時に「ここだ!」と思い、その前のバンクでアウト側にいたので勢いをつけて抜き返しました。以前のアジア大会では決勝での転倒や怪我などでメダルを取れず、3回目でやっと金メダルを取れて嬉しいです」
アジア大会2026 BMXレーシング 結果
| 男子 | ||
| 1位 | 中井飛馬(日本) | 30秒103 |
| 2位 | 木内彪凱(日本) | +0秒480 |
| 3位 | リン・ハオチャオ(中国) | +2秒844 |
| 女子 | ||
| 1位 | 畠山紗英(日本) | 33秒401 |
| 2位 | リャオ・ワンユイ(中国) | +1秒099 |
| 3位 | セチョブディ・ジャスミン・アザハラ(インドネシア) | +1秒531 |
| 4位 | 西村寧々花(日本) | +1秒642 |
text&photo:Satoru Kato
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