ロンドン生まれの折りたたみ自転車ブランド、Brompton(ブロンプトン)が創立50周年を記念した特別イベントを東京で開催。ウィル・アダムスCEOが来日し、トークショーや東京ライドを通じてファンと交流した。

ブロンプトンCEO ウィル・バトラー=アダムス氏
9月3日(水)、東京・神宮前のブランドストア「Brompton Tokyo」にて開催されたブロンプトン創立50周年イベント「UNFOLD BROMPTON 50」。CEO ウィル・バトラー=アダムス(Will Butler-Adams)氏が来日し、ブランドの50年の歩みや目的、未来のビジョンを語るトークショーを実施した。

ブロンプトンCEO ウィル・バトラー=アダムス氏トークショー
その後、アダムス氏自らが先導する東京都内での約3.5kmのスペシャルライドには、メディアやゲストに加え、応募によるブロンプトンオーナーなど総勢40名が参加し、ブロンプトンならではのモビリティを実体験。夕刻からはブランドパートナーやファンが一堂に会し、50周年を祝うアニバーサリーパーティーが開催された。

ブロンプトン50周年記念イベント。ブロンプトンCEO ウィル・バトラー=アダムス氏と
アダムスCEOによるトークセッションでは「Brompton 50年の歩みとこれから」をテーマに、ブランドが掲げるスローガン「We create urban freedom for happier lives」を軸に、これまでのブロンプトンの歩みと未来のビジョンが語られた。
動画でみるトークショー
アダムスCEOは「ブロンプトンは単なる移動手段ではなく、人々が都市をより自由に楽しみ、身体的にも精神的にもより健康になるための選択です。そしてそれが持続可能な未来を実現するためのムーブメントでもあるのです」と強調。「我々は単に折りたたみ自転車を売るだけの会社ではなく、都市生活を豊かにするソリューションを提供することを使命に、人が中心の都市生活を提唱してきました」と述べ、ロンドン、パリ、上海など、大都市で自転車利用がもたらしたポジティブな影響や成功例を紹介。そして「50周年を迎えた今、日本でも人が中心となる都市づくりへの挑戦を続ける」と、ブランドの使命を熱く語った。
さらに「ブロンプトンにとって最大のサステナビリティは“永く使い続けられること”であり、30年後も修理やサービスを提供し続けるためにブランドを存続させなければならない」と、ロンドンで今も職人が手作業で生み出す、伝統と品質を守りつつ進化を続けるブロンプトンの責任、そして50年の歩みを未来へつなげる決意を表明した。
50周年記念モデル「Brompton 1975 Edition」グラベルの「G Line」を発表

50周年記念モデル「Brompton 1975 Edition」 photo:Makoto AYANO
イベントでは特別仕様の50周年記念モデル「Brompton 1975 Edition」と、グラベルモデル「G Line」 が披露された。

50周年をモチーフとしたデザインが入る photo:Makoto AYANO 
50周年をデザインしたFバッグ photo:Makoto AYANO
アダムスCEOと走る東京ライド

東京ライドに向かうブロンプトンCEO ウィル・バトラー=アダムス氏 photo:Makoto AYANO
イベント後半の東京ライドでは原宿から神宮外苑のルートをブロンプトン新モデルで実際に乗ることができるなど、参加者はこれらの新製品のデザインや機能をいち早く体感。CEOと交流しながら走る機会となった。

神宮外苑を走るブロンプトンCEO ウィル・バトラー=アダムス氏 photo:Makoto AYANO

50周年記念イベントに集まったブロンプトンのファンたち photo:Makoto AYANO
ウィリアム・バトラー=アダムス(William Butler-Adams)プロフィール
ブロンプトン最高経営責任者。2002年、28歳のときに社員約40名規模の同社に入社し、2006年に取締役、2008年にマネージングディレクター(現CEO)に就任しました。彼のリーダーシップのもと、Bromptonは世界的なブランドへと成長し、顧客数は100万人を超え、売上高も200万ポンドから1億ポンド規模へと拡大しました。
ウィルは、機械工学の学位をニューカッスル大学で取得した技術士(CEng)であり、日産やデュポンでの勤務経験を持ちます。英国機械学会フェロー、City and Guilds 協会フェローであり、インペリアル・カレッジ・ロンドンから名誉博士号を授与されています。

ファンと交流するブロンプトンCEO ウィル・バトラー=アダムス氏 photo:Makoto AYANO
教育への関心も深く、Inspiring the Future 慈善団体の設立理事を務めたほか、Investors in Peopleの理事、英国政府の教育・技能委員会の委員も歴任しました。さらに、インペリアル・カレッジの客員講師として工学・イノベーション・起業論を教え、ビジネスに関する著書を出版し、世界各国で講演を行っています。
2015年には、産業への貢献が評価されエリザベス女王から大英帝国勲章を授与されました。
私生活では、妻と3人のティーンエイジャーの娘を持ち、アマゾン川流域探検や標高7,000m級の登山遠征を率いた経験もあります。またパイロットでもあり、自宅で野菜を育て、蜂蜜を生産するなど、多彩な一面を持っています。(ブロンプトンより)
text&photo:Makoto AYANO

9月3日(水)、東京・神宮前のブランドストア「Brompton Tokyo」にて開催されたブロンプトン創立50周年イベント「UNFOLD BROMPTON 50」。CEO ウィル・バトラー=アダムス(Will Butler-Adams)氏が来日し、ブランドの50年の歩みや目的、未来のビジョンを語るトークショーを実施した。

その後、アダムス氏自らが先導する東京都内での約3.5kmのスペシャルライドには、メディアやゲストに加え、応募によるブロンプトンオーナーなど総勢40名が参加し、ブロンプトンならではのモビリティを実体験。夕刻からはブランドパートナーやファンが一堂に会し、50周年を祝うアニバーサリーパーティーが開催された。

アダムスCEOによるトークセッションでは「Brompton 50年の歩みとこれから」をテーマに、ブランドが掲げるスローガン「We create urban freedom for happier lives」を軸に、これまでのブロンプトンの歩みと未来のビジョンが語られた。
動画でみるトークショー
アダムスCEOは「ブロンプトンは単なる移動手段ではなく、人々が都市をより自由に楽しみ、身体的にも精神的にもより健康になるための選択です。そしてそれが持続可能な未来を実現するためのムーブメントでもあるのです」と強調。「我々は単に折りたたみ自転車を売るだけの会社ではなく、都市生活を豊かにするソリューションを提供することを使命に、人が中心の都市生活を提唱してきました」と述べ、ロンドン、パリ、上海など、大都市で自転車利用がもたらしたポジティブな影響や成功例を紹介。そして「50周年を迎えた今、日本でも人が中心となる都市づくりへの挑戦を続ける」と、ブランドの使命を熱く語った。
さらに「ブロンプトンにとって最大のサステナビリティは“永く使い続けられること”であり、30年後も修理やサービスを提供し続けるためにブランドを存続させなければならない」と、ロンドンで今も職人が手作業で生み出す、伝統と品質を守りつつ進化を続けるブロンプトンの責任、そして50年の歩みを未来へつなげる決意を表明した。
50周年記念モデル「Brompton 1975 Edition」グラベルの「G Line」を発表

イベントでは特別仕様の50周年記念モデル「Brompton 1975 Edition」と、グラベルモデル「G Line」 が披露された。


アダムスCEOと走る東京ライド

イベント後半の東京ライドでは原宿から神宮外苑のルートをブロンプトン新モデルで実際に乗ることができるなど、参加者はこれらの新製品のデザインや機能をいち早く体感。CEOと交流しながら走る機会となった。


ウィリアム・バトラー=アダムス(William Butler-Adams)プロフィール
ブロンプトン最高経営責任者。2002年、28歳のときに社員約40名規模の同社に入社し、2006年に取締役、2008年にマネージングディレクター(現CEO)に就任しました。彼のリーダーシップのもと、Bromptonは世界的なブランドへと成長し、顧客数は100万人を超え、売上高も200万ポンドから1億ポンド規模へと拡大しました。
ウィルは、機械工学の学位をニューカッスル大学で取得した技術士(CEng)であり、日産やデュポンでの勤務経験を持ちます。英国機械学会フェロー、City and Guilds 協会フェローであり、インペリアル・カレッジ・ロンドンから名誉博士号を授与されています。

教育への関心も深く、Inspiring the Future 慈善団体の設立理事を務めたほか、Investors in Peopleの理事、英国政府の教育・技能委員会の委員も歴任しました。さらに、インペリアル・カレッジの客員講師として工学・イノベーション・起業論を教え、ビジネスに関する著書を出版し、世界各国で講演を行っています。
2015年には、産業への貢献が評価されエリザベス女王から大英帝国勲章を授与されました。
私生活では、妻と3人のティーンエイジャーの娘を持ち、アマゾン川流域探検や標高7,000m級の登山遠征を率いた経験もあります。またパイロットでもあり、自宅で野菜を育て、蜂蜜を生産するなど、多彩な一面を持っています。(ブロンプトンより)
text&photo:Makoto AYANO
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