「調子が良かったので仕掛けた」と語ったのは、10.3km独走でブエルタ第1週を締めくくったヨナス・ヴィンゲゴー。「結果に満足」と言う区間2位ピドコックやアルメイダなど、ブエルタ第9ステージを終えた選手たちのコメントを紹介する。
ステージ優勝&総合2位 ヨナス・ヴィンゲゴー(デンマーク、ヴィスマ・リースアバイク)

今大会2勝目でブエルタ1週目を締めくくったヨナス・ヴィンゲゴー(デンマーク、ヴィスマ・リースアバイク) photo:CorVos
今日は調子がとても良かった。それは最終山岳に入っても変わらなかったので、チームにスピードアップするよう伝えた。彼らは本当に素晴らしい走りを見せてくれた。その走りを勝利に繋げることができて嬉しいし、彼らなくしてこの勝利はなかった。
元々攻めに出るプランではなかったが、調子が良かったので仕掛けた。アタックした瞬間、フィニッシュまでかなり距離があることに驚いたが、後続と差が開いたから全力で踏み続けた。
ステージ2位&総合4位 トーマス・ピドコック(イギリス、Q36.5プロサイクリング)

24秒遅れでフィニッシュしたトーマス・ピドコック(イギリス、Q36.5プロサイクリング) photo:CorVos
今日は調子が本当に良かったものの、ヨナス(ヴィンゲゴー)のアタックについていくことはいつも難しい。それに彼には多くのチームメイトが残っていた。アルメイダの後ろにつくのが完璧な戦略だと思い、一緒に(ヴィンゲゴーに)追いつけるかもしれないと思った。アルメイダには敬意を表したい。なぜなら僕は全く前を引くことができなかったからね。
彼に怒鳴られたけど、勾配が最も緩い区間で彼はまるでトラクターのように力強い走りを見せた。ラスト1kmで仕掛けられ、最後に彼を追い抜くことが精一杯だった。
この結果には正直、満足している。ステージ優勝は狙ったが、相手がヨナスだからね。総合争いという視点でも良い結果だと思う。自分自身、能力を完全には把握できていない部分があり、時に慎重になりすぎてしまう。だけど今回の走りは自信になった。チームは100%自分にコミットしてくれ、本当に感謝している。
ステージ3位&総合3位 ジョアン・アルメイダ(ポルトガル、UAEチームエミレーツXRG)
ヴィンゲゴーに不意をつかれた。正直、あのタイミング(でのアタック)は予想していなかった。良い位置にいたのだが、結局、最後まで差を詰めきれなかった。仕方がないね。周りの選手たちも限界に見えたので、(協力して)動くことができなかった。
ヴィンゲゴーが抜け出した区間はそれほど勾配がキツくなかった。だから背後につけば脚を温存できたと思うので、自分も一緒に最後まで行けたのではないかとも思う。だけどそれも仮定の話だ。
ステージ15位&総合11位 エガン・ベルナル(コロンビア、イネオス・グレナディアーズ)
今日はとても厳しいステージで、序盤から速い展開で進んだ。最後の登りもハイペースで走るのに適したコースで、ヨナスが仕掛けたときに自分も追おうとしたが脚がなく、自分のリズムで登るほうが良いと判断した。後ろで追走グループができたものの、ペースを一定に保てなかった。
ステージ17位&マイヨロホ トースタイン・トレーエン(ノルウェー、バーレーン・ヴィクトリアス)

辛くもマイヨロホを守ったトースタイン・トレーエン(ノルウェー、バーレーン・ヴィクトリアス) photo:A.S.O.
今日はうまくやれたと思う。チームは逃げとの差をしっかりコントロールしてくれ、最後の登りでも良い位置まで運んでくれる素晴らしい働きをしてくれた。ヴィスマは登りの麓からほぼ全開で走っており、食らいつくので精一杯だった。ラスト1kmでは前との差を詰めるのにヴィスマの助けも少し借りながら、最終的に総合勢のメイン集団でフィニッシュできた。
ベストの調子でなかった日にしては、よくまとめられたと思う。来週はもっと調子の良い日となることを願っている。いまはただ、夕食のハンバーガーを楽しみでしょうがない。
5名逃げに乗ったケヴィン・ヴェルマーク(アメリカ、ピクニック・ポストNL)

激しい序盤戦の末、形成された5名による逃げグループ photo:A.S.O.
もちろん目標はステージ優勝だった。逃げの成立まで60kmもかかり、最終的に良いメンバーが揃った。しかしリドル・トレックが逃げ切りを許してくれず、十分なタイム差を得られなかった。僕らもステージ優勝は無理だろうなと悟っていた。明日は身体を休め、2週目以降のステージでの勝利を目指すよ。逃げ切りを潰されたリドルのチッコーネが勝たなくって良かったよ(笑)。
text:Sotaro.Arakawa
photo:CorVos, A.S.O.
ステージ優勝&総合2位 ヨナス・ヴィンゲゴー(デンマーク、ヴィスマ・リースアバイク)

今日は調子がとても良かった。それは最終山岳に入っても変わらなかったので、チームにスピードアップするよう伝えた。彼らは本当に素晴らしい走りを見せてくれた。その走りを勝利に繋げることができて嬉しいし、彼らなくしてこの勝利はなかった。
元々攻めに出るプランではなかったが、調子が良かったので仕掛けた。アタックした瞬間、フィニッシュまでかなり距離があることに驚いたが、後続と差が開いたから全力で踏み続けた。
ステージ2位&総合4位 トーマス・ピドコック(イギリス、Q36.5プロサイクリング)

今日は調子が本当に良かったものの、ヨナス(ヴィンゲゴー)のアタックについていくことはいつも難しい。それに彼には多くのチームメイトが残っていた。アルメイダの後ろにつくのが完璧な戦略だと思い、一緒に(ヴィンゲゴーに)追いつけるかもしれないと思った。アルメイダには敬意を表したい。なぜなら僕は全く前を引くことができなかったからね。
彼に怒鳴られたけど、勾配が最も緩い区間で彼はまるでトラクターのように力強い走りを見せた。ラスト1kmで仕掛けられ、最後に彼を追い抜くことが精一杯だった。
この結果には正直、満足している。ステージ優勝は狙ったが、相手がヨナスだからね。総合争いという視点でも良い結果だと思う。自分自身、能力を完全には把握できていない部分があり、時に慎重になりすぎてしまう。だけど今回の走りは自信になった。チームは100%自分にコミットしてくれ、本当に感謝している。
ステージ3位&総合3位 ジョアン・アルメイダ(ポルトガル、UAEチームエミレーツXRG)
ヴィンゲゴーに不意をつかれた。正直、あのタイミング(でのアタック)は予想していなかった。良い位置にいたのだが、結局、最後まで差を詰めきれなかった。仕方がないね。周りの選手たちも限界に見えたので、(協力して)動くことができなかった。
ヴィンゲゴーが抜け出した区間はそれほど勾配がキツくなかった。だから背後につけば脚を温存できたと思うので、自分も一緒に最後まで行けたのではないかとも思う。だけどそれも仮定の話だ。
ステージ15位&総合11位 エガン・ベルナル(コロンビア、イネオス・グレナディアーズ)
今日はとても厳しいステージで、序盤から速い展開で進んだ。最後の登りもハイペースで走るのに適したコースで、ヨナスが仕掛けたときに自分も追おうとしたが脚がなく、自分のリズムで登るほうが良いと判断した。後ろで追走グループができたものの、ペースを一定に保てなかった。
ステージ17位&マイヨロホ トースタイン・トレーエン(ノルウェー、バーレーン・ヴィクトリアス)

今日はうまくやれたと思う。チームは逃げとの差をしっかりコントロールしてくれ、最後の登りでも良い位置まで運んでくれる素晴らしい働きをしてくれた。ヴィスマは登りの麓からほぼ全開で走っており、食らいつくので精一杯だった。ラスト1kmでは前との差を詰めるのにヴィスマの助けも少し借りながら、最終的に総合勢のメイン集団でフィニッシュできた。
ベストの調子でなかった日にしては、よくまとめられたと思う。来週はもっと調子の良い日となることを願っている。いまはただ、夕食のハンバーガーを楽しみでしょうがない。
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もちろん目標はステージ優勝だった。逃げの成立まで60kmもかかり、最終的に良いメンバーが揃った。しかしリドル・トレックが逃げ切りを許してくれず、十分なタイム差を得られなかった。僕らもステージ優勝は無理だろうなと悟っていた。明日は身体を休め、2週目以降のステージでの勝利を目指すよ。逃げ切りを潰されたリドルのチッコーネが勝たなくって良かったよ(笑)。
text:Sotaro.Arakawa
photo:CorVos, A.S.O.
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