国内レースの最高峰、Jプロツアーで走る各チームのバイクを連載形式で紹介。第4弾はスパークルおおいたと、今年設立された群馬マンモスレーシング、そして創設15年目を迎えたVC FUKUOKAの3チームを紹介します。
スパークルおおいた/ウィンスペース SLC5

住吉宏太(スパークルおおいた)のウィンスペース SLC5 photo:Michinari TAKAGI
Vol.4のトップを飾るのは、2020年に設立し、今シーズンで結成6年目を迎えたスパークルおおいた。スプリンターの黒枝士揮や弟の咲哉らが所属する、クリテリウムなどを得意とする地域密着型チームだ。
撮影したバイクは住吉宏太が使用しているウィンスペースの軽量オールラウンダーバイク SLC5。「SLC5は軽量で、昨年使っていたSLC3よりもエアロが増しています。剛性が増しているので、SLC3のいいところを保ちながら、クリテリウムの平坦でもフィーリングが良いですね」とバイクの特徴を話してくれた。

住吉のバイクにはスラム Red eTap AXS E1が取り付けられていた photo:Michinari TAKAGI

チェーンリングを54-41Tに変更 photo:Michinari TAKAGI
コンポーネントは昨シーズンから使用しているスラムを継続している。基本的にFORCE eTAP AXSをベースに組まれているが、住吉のバイクにはRed eTap AXS E1のクランクとレバー、ブレーキキャリパーが搭載されていた。また、パワーメーターはSIGEYIを使用。昨年までは53-39Tのチェーンリングを使用していたが、54-41Tのビッグギアに変更していた。
ホイールはLÚNのHYPERシリーズの「Lún HYPER Light D50」を装着。「D50は昨シーズン使用していたのD33と同じ程度のホイール重量になっているので、上りが厳しいロードレースでもD50で戦えます」とのこと。

165mmのショートクランクを愛用中 photo:Michinari TAKAGI 
ホイールはLún HYPER D50を装着 photo:Michinari TAKAGI

ハッチンソン BLACKBIRD RACEの30Cを今シーズンから使用している photo:Michinari TAKAGI

ガルファーのブレーキローター photo:Michinari TAKAGI 
ハンドルはウィンスペース ZERO SL、バーテープはカブト photo:Michinari TAKAGI
タイヤはiRCからハッチンソンに変更されていた。使用していたのはBLACKBIRD RACEで「タイヤの転がりがとても軽くて、 30Cを今年から試しています。ワイドなおかげで、空気圧も減らせる分、グリップが増して走りやすいです。乗り心地もすごくソフトで乗り心地が良いんです」と気に入っている様子だ。
サドルはプロロゴ、ハンドルはウィンスペース ZERO SLでカブトのバーテープが巻かれていた。ペダルはルック KEO BLADEのセラミックモデルを搭載。その他にはガルファーのブレーキローター、PYCのチェーン、ウィッシュボーンのボトムブラケット、シーズデザインワークスのゼッケンホルダー「とめるちゃん」、ベータチタニウムのボルトなど、カスタムパーツが惜しみなく使われるチームバイクに仕上がっていた。
群馬マンモスレーシング/ウィアウィス WAWS-PRO XP

大室佑(群馬マンモスレーシング)のウィアウィス WAWS-PRO XP photo:Michinari TAKAGI
2026年に設立された新チームの群馬マンモスレーシング。株式会社太陽誘電、ウィアウィス、前橋競輪がメインスポンサーとして、ロードレースやタイムトライアル、ヒルクライムで勝利を挙げている金子宗平が所属していることでも知られている。
チームバイクはウィアウィスのエアロロード WAWS-PRO XP。写真のバイクは中央大学に在籍し、Jプロツアーにも参戦している大室佑のバイクだ。本人曰く「空力が良くて、重量も軽いので、どんなコースでも気持ちよく走ります」とのこと。

クランクはスラム Red photo:Michinari TAKAGI

クランク長はショートクランクが流行る前から165mmを愛用中 photo:Michinari TAKAGI
コンポーネントはシマノ ULTEGRAをメインで使用し、フロントディレイラーとブレーキキャリパーはDURA-ACEとなっていた。クランクはパワーメーター付きのスラム REDが取り付けられていた。クランク長はショートクランクが流行る前から165mmを愛用中。
ホイールはちくわ輪業のフックレス仕様のCHR55。タイヤはコンチネンタルのGRANDPRIX 5000S TRタイヤが装着されていた。ハンドルはウィアウィスの専用カーボンハンドルで、ハンドル幅は380mm、ステム長は110mm、ステム角度は6度。サドルはフィジークの3Dプリントサドル「ARGO ADAPTIVE」を装着。

ホイールはちくわ輪業のフックレス仕様のCHR55 photo:Michinari TAKAGI

コンチネンタルのGRANDPRIX 5000S TR photo:Michinari TAKAGI

フィジークの3Dプリントサドル「ARGO ADAPTIVE」を装着 photo:Michinari TAKAGI 
バーエンドキャップには中央大学のOBさんから頂いたお酒の栓が取り付けられていた photo:Michinari TAKAGI
バーエンドキャップにはお酒の栓が取り付けられており、聞くと「バーエンドキャップは中央大学の先輩で宇野さんというOBさんがいて、頂いたお酒が気に入って、付いていた栓をハンドルに付けています」というエピソードを披露してくれた。ロードレースだけでなく、シクロクロスでも活躍する若手の大室佑にも注目だ。
VC FUKUOKA/ジャイアント PROPEL ADVANCED SL

本多晴飛(VC FUKUOKA)のジャイアント PROPEL ADVANCED SL photo:Michinari TAKAGI
2010年11月にチームが設立され、今シーズンで15年目を迎えたVC FUKUOKAは、フレームをポリゴンからジャイアントにスイッチ。エアロロード「PROPEL」をメインに、オールラウンドバイク「TCR」を使い分けながらレースを戦っている。
写真のバイクは本多晴飛のPROPEL ADVANCED SL。「直進で安定するのですごく走りやすい。ヘッド周りの剛性が高くて良い、スプリントしやすい。あと、色がかっこいいです」と本多はPROPEL ADVANCED SLRを気に入っている様子。

56Tのチェーンリングを愛用 photo:Michinari TAKAGI
コンポーネントはシマノで統一。DURA-ACEとULTEGRAをミックスして使用。サイブレイのカーボンクランクを使用している選手もいるとのこと。クランクについているチェーンリングがやたらと大きく、なんと56Tが取り付けられていた。
「ロードレースやクリテリウムでギアが足りないなと思って、どんどん大きくいったら56Tになっていました。ツール・ド・熊野もこのギア比で走っていて、後ろのスプロケットが34Tあるので問題ないかなと思います」とロードレースの高速化に伴うカスタムについてコメントしてくれた。

共同開発しているイオミックのバーテープを使用 photo:Michinari TAKAGI

セラミックベアリングがインストールされたマヴィック COSMIC SLR 45 photo:Michinari TAKAGI 
タイヤはコンチネンタル GRAND PRIX 5000 S TR photo:Michinari TAKAGI

シーズデザインワークスのゼッケンホルダー「とめるちゃん」とネームステッカーを装着 photo:Michinari TAKAGI
ホイールは「ワイドリムのおかげで、走りの安定感が増しました。コーナーや下りも攻めやすくて気に入っています」というマヴィック COSMIC SLR 45。組付けられていたタイヤはコンチネンタル GRAND PRIX 5000 S TRを組み合わせ、「オールマイティで、マイナスな部分がなくて、総合点が高いタイヤで気に入っています。」とのこと。ハンドルにはチームと共同開発しているイオミックのバーテープが巻かれていた。
今シーズンでJプロツアー過半数の使用率を占めるシーズデザインワークスのゼッケンホルダー「とめるちゃん」を装着。さらに、フレームに貼られているネームステッカーもシーズデザインワークスが手掛けているとのことだった。
photo&text:Michinari TAKAGI
スパークルおおいた/ウィンスペース SLC5

Vol.4のトップを飾るのは、2020年に設立し、今シーズンで結成6年目を迎えたスパークルおおいた。スプリンターの黒枝士揮や弟の咲哉らが所属する、クリテリウムなどを得意とする地域密着型チームだ。
撮影したバイクは住吉宏太が使用しているウィンスペースの軽量オールラウンダーバイク SLC5。「SLC5は軽量で、昨年使っていたSLC3よりもエアロが増しています。剛性が増しているので、SLC3のいいところを保ちながら、クリテリウムの平坦でもフィーリングが良いですね」とバイクの特徴を話してくれた。


コンポーネントは昨シーズンから使用しているスラムを継続している。基本的にFORCE eTAP AXSをベースに組まれているが、住吉のバイクにはRed eTap AXS E1のクランクとレバー、ブレーキキャリパーが搭載されていた。また、パワーメーターはSIGEYIを使用。昨年までは53-39Tのチェーンリングを使用していたが、54-41Tのビッグギアに変更していた。
ホイールはLÚNのHYPERシリーズの「Lún HYPER Light D50」を装着。「D50は昨シーズン使用していたのD33と同じ程度のホイール重量になっているので、上りが厳しいロードレースでもD50で戦えます」とのこと。





タイヤはiRCからハッチンソンに変更されていた。使用していたのはBLACKBIRD RACEで「タイヤの転がりがとても軽くて、 30Cを今年から試しています。ワイドなおかげで、空気圧も減らせる分、グリップが増して走りやすいです。乗り心地もすごくソフトで乗り心地が良いんです」と気に入っている様子だ。
サドルはプロロゴ、ハンドルはウィンスペース ZERO SLでカブトのバーテープが巻かれていた。ペダルはルック KEO BLADEのセラミックモデルを搭載。その他にはガルファーのブレーキローター、PYCのチェーン、ウィッシュボーンのボトムブラケット、シーズデザインワークスのゼッケンホルダー「とめるちゃん」、ベータチタニウムのボルトなど、カスタムパーツが惜しみなく使われるチームバイクに仕上がっていた。
群馬マンモスレーシング/ウィアウィス WAWS-PRO XP

2026年に設立された新チームの群馬マンモスレーシング。株式会社太陽誘電、ウィアウィス、前橋競輪がメインスポンサーとして、ロードレースやタイムトライアル、ヒルクライムで勝利を挙げている金子宗平が所属していることでも知られている。
チームバイクはウィアウィスのエアロロード WAWS-PRO XP。写真のバイクは中央大学に在籍し、Jプロツアーにも参戦している大室佑のバイクだ。本人曰く「空力が良くて、重量も軽いので、どんなコースでも気持ちよく走ります」とのこと。


コンポーネントはシマノ ULTEGRAをメインで使用し、フロントディレイラーとブレーキキャリパーはDURA-ACEとなっていた。クランクはパワーメーター付きのスラム REDが取り付けられていた。クランク長はショートクランクが流行る前から165mmを愛用中。
ホイールはちくわ輪業のフックレス仕様のCHR55。タイヤはコンチネンタルのGRANDPRIX 5000S TRタイヤが装着されていた。ハンドルはウィアウィスの専用カーボンハンドルで、ハンドル幅は380mm、ステム長は110mm、ステム角度は6度。サドルはフィジークの3Dプリントサドル「ARGO ADAPTIVE」を装着。




バーエンドキャップにはお酒の栓が取り付けられており、聞くと「バーエンドキャップは中央大学の先輩で宇野さんというOBさんがいて、頂いたお酒が気に入って、付いていた栓をハンドルに付けています」というエピソードを披露してくれた。ロードレースだけでなく、シクロクロスでも活躍する若手の大室佑にも注目だ。
VC FUKUOKA/ジャイアント PROPEL ADVANCED SL

2010年11月にチームが設立され、今シーズンで15年目を迎えたVC FUKUOKAは、フレームをポリゴンからジャイアントにスイッチ。エアロロード「PROPEL」をメインに、オールラウンドバイク「TCR」を使い分けながらレースを戦っている。
写真のバイクは本多晴飛のPROPEL ADVANCED SL。「直進で安定するのですごく走りやすい。ヘッド周りの剛性が高くて良い、スプリントしやすい。あと、色がかっこいいです」と本多はPROPEL ADVANCED SLRを気に入っている様子。

コンポーネントはシマノで統一。DURA-ACEとULTEGRAをミックスして使用。サイブレイのカーボンクランクを使用している選手もいるとのこと。クランクについているチェーンリングがやたらと大きく、なんと56Tが取り付けられていた。
「ロードレースやクリテリウムでギアが足りないなと思って、どんどん大きくいったら56Tになっていました。ツール・ド・熊野もこのギア比で走っていて、後ろのスプロケットが34Tあるので問題ないかなと思います」とロードレースの高速化に伴うカスタムについてコメントしてくれた。




ホイールは「ワイドリムのおかげで、走りの安定感が増しました。コーナーや下りも攻めやすくて気に入っています」というマヴィック COSMIC SLR 45。組付けられていたタイヤはコンチネンタル GRAND PRIX 5000 S TRを組み合わせ、「オールマイティで、マイナスな部分がなくて、総合点が高いタイヤで気に入っています。」とのこと。ハンドルにはチームと共同開発しているイオミックのバーテープが巻かれていた。
今シーズンでJプロツアー過半数の使用率を占めるシーズデザインワークスのゼッケンホルダー「とめるちゃん」を装着。さらに、フレームに貼られているネームステッカーもシーズデザインワークスが手掛けているとのことだった。
photo&text:Michinari TAKAGI
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