ジャイアントのグラベルバイク、REVOLT ADVANCEDシリーズの2026モデルが発表された。リアセンター長を2段階で調整可能なフリップチップを搭載し、多様なコースやライディングスタイルに一台で対応するマルチなグラベルレーサーを紹介していこう。
ジャイアント REVOLT ADVANCEDシリーズの2026モデルが登場 (c)ジャイアント
昨年、第4世代へと進化を果たしたジャイアントのグラベルレーサー、REVOLT ADVANCED。グラベルレースシーンで頭角を現すコール・バトンとブレンダン・ジョンストンらが駆り、彼らの走りを支えるべく開発された一台だ。
勝利のためのスピード、効率性、快適性、コントロール性能を両立させるべく、ジャイアントはREVOLT ADVANCEDに最新のテクノロジーを詰め込んだ。土台となるフレームマテリアルは、ジャイアントの自社カーボン工場で作られるADVANCED COMPOSITE素材を採用。新開発のプロセスで作り上げることでバランスの優れたフレームを実現したという。
ジャイアント REVOLT ADVANCED PRO 1 (c)ジャイアント
中でも目を引くのが大ボリュームのダウンチューブとトップチューブだ。とくにねじれ剛性に大きな影響を及ぼすダウンチューブは綿密に設計されたスクエアチュービングを採用し、ステアリングやペダリングのパフォーマンスを引き上げることに成功している。そこから繋がるハンガー部はPOWERCOREと名付けられたオーバーサイズ仕様。ドライブ側の剛性を高めつつ、非ドライブ側では安定感を高める設計が施されている。
ハンドルとシートポストにはジャイアントが誇る衝撃吸収技術のD-Fuseテクノロジーを採用し、快適性とコントロール性を高めている。ハンドルバーは通常のCOMPLIANCEハンドルバーよりも10％も柔軟性を向上させており、路面からの衝撃をライダーへと伝えず疲労を効果的に抑制する。
ジャイアント REVOLT ADVANCED 0 (c)ジャイアント
シートポストはD型の断面形状とヤグラ付近を絞る設計によって、最大12mmのしなりを生み出す。シートチューブ自体は真円形状となっており、30.9mm径のノーマルポストにも対応しているため、ドロッパーシートポストのインストールも可能だ。
REVOLT ADVANCEDの大きな特徴の一つがリアセンター長を二段階で調整可能なFLIP CHIPだ。ショートポジションでは最大45mm幅のタイヤクリアランスを備え、シャープな走りを求めるシチュエーションに。ロングポジションではホイールベースが10mm、タイヤクリアランスが最大53mmへと拡大し、よりルーズなコンディションにおいても安定感を求めたい時にベストマッチ。
ハンドル周りのケーブルはフル内装とされると同時に、ダウンチューブには工具やスペアパーツを収納できるストレージを用意。サドルバッグなどを装着せずともツールやスペアパーツ、補給食などを携帯できる。
ジャイアント REVOLT ADVANCED 2 (c)ジャイアント
2026モデルとして用意されるのは、Advancedグレードフレームに最上級のAdvanced SLグレードカーボンフォークを組み合わせた「Revolt Advanced Pro 1」、フレーム、フォーク共にAdvancedグレードとなる「Revolt Advanced 0」と「Revolt Advanced 2」の3モデルとなる。
Revolt Advanced Pro 1はモデルチェンジを経てより扱いやすくなったスラム RIVAL eTap AXSを搭載。ジャイアントのフックレスグラベルカーボンホイールのCXR 2に、タイヤはカデックス GX（40C）がアセンブルされている。2026モデルではサイズ展開を拡大し 430（XS）、450（S）、 470（M）、510（L）の4サイズが用意されることとなった。
Revolt Advanced 0はシマノGRX RX-820をアセンブル。こちらも足回りは、CXR 2に、タイヤはカデックス GX（40C）の組み合わせ。ボトムラインとなるRevolt Advanced 2はシマノ GRX RX-820、620、410を搭載し、ジャイアントP-X2ホイールとジャイアント Crosscut Gripタイヤ（45c）を採用した。詳細スペックは以下の一覧をチェックしてもらいたい。
ジャイアント REVOLT ADVANCED PRO 1
フレーム：Advanced-grade Composite，12x142mm thru-axle,disc, flip chip dropout, down tube storage
F.フォーク：Advanced SL-grade Composite, full-composite OverDrive steerer, 12mm thru-axle, disc
ギアクランク：SRAM Rival D1 DUB
変速パーツ：SRAM Rival AXS E1/D1 24-Speed
ブレーキセット：SRAM Rival AXS E1 160mm
ホイール：GIANT CXR 2 WheelSystem
タイヤ：CADEX GX, 700x40c, tubeless
サイズ：430（XS）、450（S）、470（M）、510（L）mm
カラー：オーシャントワイライト
価格：748,000円（税込）
ジャイアント REVOLT ADVANCED 0
フレーム：Advanced-grade Composite，12x142mm thru-axle,disc, flip chip dropout, down tube storage
F.フォーク：Advanced-grade Composite, full-composite OverDrive steerer, 12mm thru-axle, disc
ギアクランク：SHIMANO GRX RX-820
変速パーツ：SHIMANO GRX RX-820 24-Speed
ブレーキセット：SHIMANO GRX RX-820 160mm
ホイール：GIANT CXR 2 WheelSystem
タイヤ：CADEX GX, 700x40c, tubeless
サイズ：430（XS）、450（S）、470（M）mm
カラー：スノードリフト
価格：550,000円（税込）
ジャイアント REVOLT ADVANCED 2
フレーム：Advanced-grade Composite, 12x142mm thru-axle,disc, flip chip dropout, down tube storage
F.フォーク：Advanced-grade Composite, full-composite OverDrive steerer, 12mm thru-axle, disc
ギアクランク：SHIMANO RX-610-2
変速パーツ：SHIMANO GRX RX-820/610 24-Speed
ブレーキセット：SHIMANO RX-410 160mm
ホイール：GIANT P-X2
タイヤ：GIANT Crosscut Grip, 700x45c, tubeless
サイズ：430（XS）、450（S）、470（M）mm
カラー：カーボンスモーク
価格：396,000円（税込）
昨年、第4世代へと進化を果たしたジャイアントのグラベルレーサー、REVOLT ADVANCED。グラベルレースシーンで頭角を現すコール・バトンとブレンダン・ジョンストンらが駆り、彼らの走りを支えるべく開発された一台だ。
勝利のためのスピード、効率性、快適性、コントロール性能を両立させるべく、ジャイアントはREVOLT ADVANCEDに最新のテクノロジーを詰め込んだ。土台となるフレームマテリアルは、ジャイアントの自社カーボン工場で作られるADVANCED COMPOSITE素材を採用。新開発のプロセスで作り上げることでバランスの優れたフレームを実現したという。
中でも目を引くのが大ボリュームのダウンチューブとトップチューブだ。とくにねじれ剛性に大きな影響を及ぼすダウンチューブは綿密に設計されたスクエアチュービングを採用し、ステアリングやペダリングのパフォーマンスを引き上げることに成功している。そこから繋がるハンガー部はPOWERCOREと名付けられたオーバーサイズ仕様。ドライブ側の剛性を高めつつ、非ドライブ側では安定感を高める設計が施されている。
ハンドルとシートポストにはジャイアントが誇る衝撃吸収技術のD-Fuseテクノロジーを採用し、快適性とコントロール性を高めている。ハンドルバーは通常のCOMPLIANCEハンドルバーよりも10％も柔軟性を向上させており、路面からの衝撃をライダーへと伝えず疲労を効果的に抑制する。
シートポストはD型の断面形状とヤグラ付近を絞る設計によって、最大12mmのしなりを生み出す。シートチューブ自体は真円形状となっており、30.9mm径のノーマルポストにも対応しているため、ドロッパーシートポストのインストールも可能だ。
REVOLT ADVANCEDの大きな特徴の一つがリアセンター長を二段階で調整可能なFLIP CHIPだ。ショートポジションでは最大45mm幅のタイヤクリアランスを備え、シャープな走りを求めるシチュエーションに。ロングポジションではホイールベースが10mm、タイヤクリアランスが最大53mmへと拡大し、よりルーズなコンディションにおいても安定感を求めたい時にベストマッチ。
ハンドル周りのケーブルはフル内装とされると同時に、ダウンチューブには工具やスペアパーツを収納できるストレージを用意。サドルバッグなどを装着せずともツールやスペアパーツ、補給食などを携帯できる。
2026モデルとして用意されるのは、Advancedグレードフレームに最上級のAdvanced SLグレードカーボンフォークを組み合わせた「Revolt Advanced Pro 1」、フレーム、フォーク共にAdvancedグレードとなる「Revolt Advanced 0」と「Revolt Advanced 2」の3モデルとなる。
Revolt Advanced Pro 1はモデルチェンジを経てより扱いやすくなったスラム RIVAL eTap AXSを搭載。ジャイアントのフックレスグラベルカーボンホイールのCXR 2に、タイヤはカデックス GX（40C）がアセンブルされている。2026モデルではサイズ展開を拡大し 430（XS）、450（S）、 470（M）、510（L）の4サイズが用意されることとなった。
Revolt Advanced 0はシマノGRX RX-820をアセンブル。こちらも足回りは、CXR 2に、タイヤはカデックス GX（40C）の組み合わせ。ボトムラインとなるRevolt Advanced 2はシマノ GRX RX-820、620、410を搭載し、ジャイアントP-X2ホイールとジャイアント Crosscut Gripタイヤ（45c）を採用した。詳細スペックは以下の一覧をチェックしてもらいたい。
ジャイアント REVOLT ADVANCED PRO 1
フレーム：Advanced-grade Composite，12x142mm thru-axle,disc, flip chip dropout, down tube storage
F.フォーク：Advanced SL-grade Composite, full-composite OverDrive steerer, 12mm thru-axle, disc
ギアクランク：SRAM Rival D1 DUB
変速パーツ：SRAM Rival AXS E1/D1 24-Speed
ブレーキセット：SRAM Rival AXS E1 160mm
ホイール：GIANT CXR 2 WheelSystem
タイヤ：CADEX GX, 700x40c, tubeless
サイズ：430（XS）、450（S）、470（M）、510（L）mm
カラー：オーシャントワイライト
価格：748,000円（税込）
ジャイアント REVOLT ADVANCED 0
フレーム：Advanced-grade Composite，12x142mm thru-axle,disc, flip chip dropout, down tube storage
F.フォーク：Advanced-grade Composite, full-composite OverDrive steerer, 12mm thru-axle, disc
ギアクランク：SHIMANO GRX RX-820
変速パーツ：SHIMANO GRX RX-820 24-Speed
ブレーキセット：SHIMANO GRX RX-820 160mm
ホイール：GIANT CXR 2 WheelSystem
タイヤ：CADEX GX, 700x40c, tubeless
サイズ：430（XS）、450（S）、470（M）mm
カラー：スノードリフト
価格：550,000円（税込）
ジャイアント REVOLT ADVANCED 2
フレーム：Advanced-grade Composite, 12x142mm thru-axle,disc, flip chip dropout, down tube storage
F.フォーク：Advanced-grade Composite, full-composite OverDrive steerer, 12mm thru-axle, disc
ギアクランク：SHIMANO RX-610-2
変速パーツ：SHIMANO GRX RX-820/610 24-Speed
ブレーキセット：SHIMANO RX-410 160mm
ホイール：GIANT P-X2
タイヤ：GIANT Crosscut Grip, 700x45c, tubeless
サイズ：430（XS）、450（S）、470（M）mm
カラー：カーボンスモーク
価格：396,000円（税込）
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